アミノメイソン ディープモイストシャンプーを3週間使った結論は、「ノンシリコンなのにしっとりが持続する、保湿系シャンプーとして同価格帯でトップクラス」です。
BOTANISTモイストと同じアミノ酸系×ノンシリコン処方ですが、アーモンドミルクブレンド(アーモンド油+アボカド油+ハチミツ)の保湿感は一段濃厚で、洗い上がりの毛先の重みが明確に違いました。ただし細毛・軟毛の方にはその「重さ」がデメリットになります。
成分の根拠・3週間の体感・「合わない」ケース・BOTANISTとの違いを正直に書きます。
アミノメイソン ディープモイストシャンプーとは
アミノメイソンは2015年に誕生したSTELLA SEEDのヘアケアブランドです。「全ての人に美しい髪を」をコンセプトに、アミノ酸系洗浄成分をベースにしたシャンプーをドラッグストア価格で展開しています。
ディープモイストラインは乾燥・パサつき・ダメージを主な悩みとする髪に向けたシリーズで、「ホイップクリームシャンプー」という独自のもっちりした泡立てが特徴です。同ブランドにはスムース・モイスト・カール・スカルプと複数ラインがありますが、ディープモイストはその中でも最も保湿感に特化したポジションにいます。
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洗浄成分:アミノ酸系×ノンシリコン
主洗浄成分はラウロイルメチルアラニンNaを中心としたアミノ酸由来の界面活性剤です。ラウレス硫酸Na(サルフェート)は配合されておらず、マイルドな洗浄力で頭皮への刺激を抑える処方です。
アミノ酸系洗浄成分の詳しい読み方についてはアミノ酸シャンプーおすすめ7選にまとめています。
シリコーン(ジメチコン・アモジメチコン等)も配合されておらず、ノンシリコン処方です。ノンシリコンシャンプーおすすめ6選でも触れていますが、ノンシリコンとアミノ酸系の組み合わせは「マイルドに洗いながら素の髪を整える」方向性で、カラーやパーマを繰り返しているダメージ毛に向いています。
保湿成分:アーモンドミルクブレンド
アミノメイソン ディープモイストの核心成分が「アーモンドミルクブレンド」です。具体的にはアーモンド油・アボカド油・ハチミツの3成分の組み合わせで、それぞれ次の役割を持ちます。
- アーモンド油: オレイン酸を豊富に含む植物オイルで、毛髪表面に薄いオイル膜を形成します。洗い流した後も毛先の乾燥を抑えるバリア的な働きをします
- アボカド油: 脂肪酸組成が人の皮脂に近く、毛髪への馴染みがよいオイルです。柔軟性をプラスして毛先がしなやかに動く感覚を補います
- ハチミツ: 天然の保湿成分で、水分を引き寄せて保持するヒュメクタント的な性質を持ちます。洗い流した後の毛先のしっとり感の持続に関わっています
この3成分の組み合わせが、同じ価格帯のノンシリコンシャンプーと比べたときに洗い上がりの重みが違う理由です。
ダメージ補修:スーパーアミノ酸処方
メーカーが「新スーパーアミノ酸処方」と呼ぶ配合で、アミノ酸の一種であるリジンHCl・グルタミン酸・アルギニンなどが含まれています。これらはカラー・パーマで傷んだ毛髪のキューティクルに吸着して補修を補う成分です。
ただし、1回のシャンプーで劇的に補修が完成するものではありません。毎日の積み重ねで徐々に指通りが改善するタイプの成分です。
その他:ボタニカル成分・不使用成分
合成着色料・パラフィン・合成酸化防止剤は不使用です。ホワイトローズエキス・ツバキ油・シルクプロテインなどのボタニカル成分も配合されており、髪の柔軟性と光沢をサポートします。
3週間使った使用感
テクスチャと泡立て
「ホイップクリームシャンプー」の名の通り、とろみのあるクリーム状のテクスチャです。BOTANISTモイストのサラッとしたとろみと比べると、アミノメイソンはもう一段濃厚なクリーム感があります。
泡立てるとムース状のもっちりした泡になります。きめ細かく密度があって、泡が頭皮に密着する感覚です。この泡の質感はシャンプー体験として気持ちよく、洗っている最中の満足度が高いです。
洗い上がり
すすいだ後の毛先に「しっとり膜」が残る感覚があります。ノンシリコンシャンプーへの切り替え直後にきしみを感じやすい人でも、アミノメイソンはオイル系保湿成分が残るためきしみが出にくいです。
私が3週間使って感じたのは、洗い上がり直後の毛先の重みが「ちょうどよい」か「少し重い」の境界線にあること。カラーダメージで毛先が乾燥しているときは「ちょうどよい」、梅雨〜夏場で湿度が高い日は「少し重い」と感じました。
ドライヤー後の仕上がり
タオルドライ後にドライヤーで乾かすと、毛先がまとまりやすい状態になります。BOTANISTモイストと同じ系統の仕上がりですが、アミノメイソンの方が毛先に重みが乗る感覚があります。指を通したときにサラサラより「なめらかしっとり」という表現が近いです。
パサつきが気になる日の翌朝、鏡の前に立ったときの「広がり方」が減りました。これはアーモンドミルクブレンドのバリア的な効果が寝ている間も続いているためだと思います。
香り
ホワイトローズのフローラルな香りです。甘さのある華やかな香りで、BOTANISTのグリーンアップルやルルルンのナチュラル系と比べると女性らしいフローラルトーン寄りです。
浴室での洗髪中は「かなり甘い香り」と感じます。ドライヤーで乾かすと香りは落ち着いて翌朝にはほぼ残らない。香りが強いと感じる人は最初の使用でびっくりするかもしれませんが、すすぎ後の残り香ではないのでご安心ください。
メリット:3週間使って良かった4つの点
1. ノンシリコンなのに移行期のきしみが出にくい
ノンシリコンへの切り替え時に「きしむ」「ゴワゴワする」と感じやすいのは、シリコーンコーティングが落ちる移行期の反応です。アミノメイソンはアーモンド油・アボカド油の保湿オイルがシリコーンの代わりに毛先をまとめるため、切り替え初日からきしみがほぼありませんでした。
ノンシリコンを試してきしみで断念した経験がある人には特に使いやすいシャンプーです。
2. 乾燥ダメージ毛の毛先が翌朝もまとまる
カラーやパーマで傷んだ毛先は洗うたびに水分を失いやすく、翌朝には広がりやパサつきが戻ります。アミノメイソンを使った翌朝は、毛先のまとまりが「シャンプー後より少し落ちる程度」で留まっていました。アーモンドミルクブレンドのバリア効果が夜通し続いている印象です。
3. もっちり泡の洗い心地が気持ちいい
実用的なメリットではありませんが、「洗うこと自体が楽しい」と感じるテクスチャです。きめ細かいクリーム状の泡が頭皮全体に密着して、洗っている途中に気持ちよさがあります。毎日のシャンプータイムがルーティン化しやすいです。
4. プチプラで継続しやすい価格
この保湿感とテクスチャの品質で、ドラッグストア購入できるプチプラ価格です。デパコスのダメージケアシャンプーと比較すれば明確にコスパが高く、サロン品と比べても遜色ない保湿感を提供しています。毎日使い続けられる価格帯は、シャンプーで重要な要素です。
デメリット:正直に書く3つの欠点
1. 細毛・軟毛にはボリュームダウンしすぎる
アーモンド油・アボカド油の保湿オイルは毛髪に重みをのせます。これは乾燥ダメージ毛には良い方向に働きますが、もともと細くてペタンとしやすい軟毛には「さらにボリュームが落ちる」という逆効果になります。
髪のボリュームが気になる人、猫っ毛で毎朝ペタンとなりやすい人には向いていません。同ラインのスムースや、保湿オイルが少ないタイプのアミノ酸系シャンプーを選ぶ方が合います。
2. 香りが苦手な人には「甘すぎる」
ホワイトローズの香りは主観が分かれます。フローラルが好きな人には問題ありませんが、香りが強いシャンプーを避けている人、無香料派の人、男性と一緒に使いたい人には「甘すぎる」と感じやすいです。
浴室では香りが立ちやすく、それが「洗っている最中の香りが強い」という感想につながっています。香りの好みは個人差があります。
3. 夏場や皮脂が多い日は「洗い切れない感」がある
保湿オイルが豊富な分、皮脂が多いときは「すっきり洗えた感覚が薄い」という感想が出やすいです。梅雨〜夏場に汗をかいた日、脂性頭皮の傾向がある日、激しい運動をした日などは一度のシャンプーでは物足りなさを感じることがあります。
これはオイル系保湿成分が豊富なシャンプー全般に言えることで、アミノメイソン固有の欠点ではありません。ただし「しっかり汚れを落としたい」という感覚を重視する場合は、洗浄力が高めのアミノ酸系シャンプーの方が向いています。
向いている人 / 向いていない人
向いている人
- カラーやパーマを繰り返してダメージが蓄積している
- ノンシリコンを試したいが、きしみが出るのが心配
- 乾燥して毛先がパサパサ・広がりやすい
- フローラルな甘めの香りが好き
- プチプラで保湿感の高いシャンプーを継続して使いたい
向いていない人
- 細毛・軟毛でボリュームを出したい
- 夏場・脂性頭皮でさっぱりした洗い上がりを重視
- 香りが苦手、無香料のシャンプーを使いたい
- 家族と1本のシャンプーを共用したい(香りが甘め)
アミノメイソン BOTANIST 違いを7項目で比較
同じアミノ酸系×ノンシリコン処方でドラッグストア価格帯の2ブランドですが、使い比べると方向性の違いが分かります。
| 項目 | アミノメイソン ディープモイスト | BOTANIST モイスト |
|---|---|---|
| 価格・購入 | ¥1,120Amazonで見る → |
¥1,386Amazonで見る → |
| 保湿成分の特徴 | アーモンド油・アボカド油・ハチミツ(アーモンドミルクブレンド) | コメセラミド・マカダミアナッツオイル・シラカバウォーター |
| テクスチャ | とろみのあるクリーム状・もっちり泡 | サラッとしたとろみ・なめらか泡 |
| 洗い上がりの重さ | しっとり重め | しっとり軽め |
| 香り | ホワイトローズ(甘いフローラル) | グリーンアップル(さわやかフルーツフローラル) |
| 細毛への適性 | 不向き(重みが出やすい) | 普通〜やや不向き |
| 得意な悩み | 乾燥・ダメージ・まとまらない | 乾燥・ダメージ・環境への配慮 |
保湿の「濃度」を求めるならアミノメイソン、少し軽めでグリーンな香りが好みならBOTANISTという選び方になります。BOTANISTモイストの詳細はBOTANISTボタニカルシャンプー モイストの口コミレビューもご覧ください。
アミノメイソン シャンプー 口コミの傾向
アミノメイソン ディープモイストは、使っている人の髪質によって感想がきれいに分かれるシャンプーです。私自身が周りに聞いた話や、ドラッグストアで同じシャンプーを選んでいる人と話したときの共通点から、傾向が見えてきました。
満足している人に共通すること: 「ノンシリコンなのにきしまない」「ドライヤー後の毛先がまとまる」「同じ価格帯のシャンプーより保湿感が違う」という体験が多いです。カラーやパーマでダメージが蓄積している髪に使っている人ほど、切り替え後の変化を実感しやすいようです。
不満を感じている人に共通すること: 「べたつく感じがあった」「洗った感じがしない」「香りが強すぎる」「細い髪がペタンとなった」という声です。これは前項で書いたデメリット(細毛・脂性頭皮・香り感度の高い人)と一致しています。
評価が分かれる製品は、向いている人に届いたか否かの差が大きいことが多いです。アミノメイソンはダメージ毛・乾燥毛に向けて設計されているため、そこから外れる髪質には合わないケースが出やすいです。
アミノメイソン シャンプー 使い心地のポイント
使い方でも仕上がりが変わります。3週間使って気づいた、より良い結果を出しやすいポイントです。
泡立てに少し時間をかける
テクスチャが濃いクリーム状のため、すぐに頭皮に乗せると泡立ちが均一になりにくいです。手のひらで少量の水と混ぜてから泡立て、もっちりした泡の状態にしてから髪と頭皮に乗せると洗い心地が変わります。
すすぎは丁寧に
保湿オイルが豊富な分、すすぎが不十分だと毛根付近にオイル感が残りやすいです。頭皮のマッサージをしながらぬるま湯で1〜2分かけてすすぐと、洗い上がりのすっきり感が増します。
コンディショナーは毛先だけに使う
アミノメイソンは洗い上がり自体に保湿感があるため、コンディショナーを頭皮に付けると重くなりすぎることがあります。毛先だけに揉み込んで2〜3分置いてからすすぐと、ちょうどよいしっとり感になります。
アミノメイソン シャンプー べたつく場合の対処法
「べたつく」「重い」と感じた場合は、次の3点を確認してください。
- すすぎが足りていない: 保湿オイルが残っているとべたつきに近い感覚が出ます。すすぎ時間を倍にして変化を確認してください
- コンディショナーのつけすぎ: シャンプー自体の保湿感が高いため、コンディショナーを普段通りの量で根元近くまで使うと重さが倍増します。コンディショナーを半量にして毛先のみに使ってみてください
- 細毛・軟毛との相性: 使い方を変えても重さが解消しない場合は、髪質的に保湿オイルが過剰になっている状態です。同ラインのスムース、または保湿成分がシンプルな別ブランドのアミノ酸系シャンプーを試す方が合います
アミノメイソン シャンプー 香りについて
ホワイトローズの香りは、ローズというよりミルキーフローラルに近いトーンです。いわゆる「ザ・ローズ」という重厚な香りではなく、アーモンドミルクのナチュラルさとローズの甘さが混ざった柔らかい甘さです。
使用中の香り:★★★★(浴室では存在感がある) すすぎ後・乾燥後の残り香:★★(控えめ〜ほぼなし)
「シャンプーの時間に甘い香りで気分を上げたい」という使い方には合っています。反対に「就寝前のリラクゼーション目的で無香または弱香が好み」という使い方には合いにくいです。
よくある質問
Q. アミノメイソンとBOTANISTはどっちがいいですか?
乾燥・ダメージが強い髪ならアミノメイソン ディープモイスト、軽い仕上がりを好みさわやかな香りが好きならBOTANIST モイストです。
保湿成分の「濃度」で言うとアーモンド油・アボカド油・ハチミツのアミノメイソンの方が重みがあります。細毛・軟毛でボリュームを出したい場合はどちらもやや重めなので、同系統の中ではBOTANISTの方がまだ軽い選択肢です。
詳しくはBOTANISTボタニカルシャンプー モイストの口コミレビューも参考にしてみてください。
Q. コンディショナーやトリートメントを別に使った方がいいですか?
アミノメイソン ディープモイストシャンプー単体でも洗い上がりに十分な保湿感があります。ただしカラーやパーマのダメージが強い方は、同ラインのコンディショナーかトリートメントを毛先に使うと仕上がりの安定感が増します。
毎日コンディショナーを使うのが面倒な場合は、週2〜3回のヘアマスクをルーティンに加えるのが現実的な選択肢です。
Q. アミノメイソンは毎日使えますか?
使えます。アミノ酸系洗浄成分はラウレス硫酸Naなどの硫酸塩系より洗浄力がマイルドで、毎日の使用に向いています。ただし脂性頭皮の方や汗をかきやすい夏場は、週に1〜2回は洗浄力が高めのシャンプーと使い分けると頭皮がすっきりします。洗浄頻度についての詳細はシャンプーの適切な頻度も参考にしてください。
Q. アミノメイソン ディープモイストの「合わない」ケースは?
細毛・軟毛の方、夏場に頭皮の皮脂が多い方、甘いフローラルの香りが苦手な方に合いにくいです。特に「細くてペタンとしやすい髪でボリュームが欲しい」というケースは、アーモンド油・アボカド油の保湿オイルが重みを増やしてしまうため、保湿成分が少なめのアミノ酸系シャンプーに切り替えた方がよいです。

