コスメフロアや韓国コスメのポップアップで、アイシャドウパレットを手に取るたびに「色がたくさんあって、実際に全部使いこなせるのか?」という疑問が浮かぶことがあります。10色以上のカラーが並ぶパレットを買って、結局3色しか使わないまま半年が経つ——そんな経験を持つ方は少なくないと思います。
デパートのガラスケースに並ぶ高級パレットと、ドラッグストアや通販で手軽に買える韓国コスメのプチプラパレット。価格帯が2倍以上違うのに、「発色はどう違うのか」「高いほうが必ず良いのか」という疑問は、実際に両方を手元に置いて使ってみないとなかなか答えが出せません。
私はブルベ夏寄りの肌質で、アイシャドウはここ3年ほど10本以上を使い比べてきました。この記事では、ADDICTION ザ アイシャドウ・SUQQU デザイニング カラー アイズ・rom&nd ベターザン パレット・CLIO プロアイパレットエアの4本を、発色・質感・使いやすさ・持ちの4軸で評価します。「プチプラで十分なのか、デパコスを選ぶ理由は何か」という問いへの、私なりの答えも出していきます。
アイシャドウパレット選びの3軸
パレットを選ぶ前に、まず自分がアイシャドウに何を求めているかを3つの軸で確認しておくと、選び方がぐっとシンプルになります。
軸1: 発色の方向性(マット / シマー / グリッター)
同じ「ブラウン系」のパレットでも、マット・シマー・グリッターの構成比率によって仕上がりの印象は全く変わります。
- マット主体: 陰影が自然に出る。オフィスや昼のナチュラルメイクに向く。ブルベ冬はマットのグレー・スモーキーで目元がシャープに見える
- シマー(パール)主体: 上品なツヤ感で、光を拾って目が大きく見える。夕方以降やデートメイクに向く。繊細なシマーはまぶたへの密着が良いものほど長持ちする
- グリッター(ラメ)入り: ホログラム系の強い輝きで、アクセント使いに有効。乾燥まぶたでは粉飛びしやすいため、ベースの仕込みが鍵になる
今回比べた4本でいえば、ADDICTION はシマー単色、SUQQU は4色でシマー主体のグラデーション、rom&nd はマット+グリッターの混成、CLIO はマット+シマーのバランス型です。
軸2: 色数とカラー設計(使いまわしやすさ)
色が多いほど良いわけではありません。色数と配色設計の「使いまわしやすさ」で考えると判断しやすいです。
- 4色パレット: 色の組み合わせが最初から設計されているため、グラデーションを自分で考えなくていい。1本で完結できる。SUQQU がこれにあたる
- 10色パレット: 多彩な表情が作れるが、色の役割を理解していないと使いきれない。ハイライト・ベース・シェーディング・アクセントの4役が揃っているものを選ぶと良い。rom&nd と CLIO がこれにあたる
- 単色: ADDICTION のように、1色1色を自分でコレクションして組み合わせる使い方。色数の自由度は最大だが、コーディネート力が問われる
軸3: 質感と持ち(まぶたのコンディションで選ぶ)
乾燥しやすいまぶたと皮脂の出やすいまぶたでは、向くパレットが変わります。
- 乾燥まぶた: パウダーが細かくしっとりしているものが向く。粒子の粗いグリッターは粉飛びしやすいので注意
- 皮脂が出やすいまぶた: 下地(アイシャドウベース)を使うことが大前提で、その上でパウダー密着力の高いものを選ぶと崩れが減る。詳しくは アイシャドウベース7選:粉飛び・ヨレを防ぐ選び方 を参考にしてください
- 混合まぶた(T部分が皮脂、まつげ際は乾燥): 最も多い悩みで、私もこのタイプ。ベース薄め+密着パウダーが向く
この3軸を頭に置いた上で、4本の比較に進みます。
4本の比較表
| 商品名 | タイプ | 価格・購入 | 発色(★5) | 使いやすさ | 持ち | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ADDICTION ザ アイシャドウ | 単色(シマー) | ¥4,250Amazonで見る → |
★★★★★ | 中級者〜 | ◎ベース使用時 | 単色でパレットを組みたい人 |
| SUQQU デザイニング カラー アイズ | 4色(シマー主体) | ¥6,333Amazonで見る → |
★★★★★ | 初心者OK | ◎ | デパコス1本で完結したい人 |
| rom&nd ベターザン パレット | 10色(マット+グリッター) | ¥2,900Amazonで見る → |
★★★★☆ | 初心者OK | ○ベース推奨 | プチプラで多彩な色を楽しみたい人 |
| CLIO プロアイパレットエア | 10色(マット+シマー) | ¥2,300Amazonで見る → |
★★★★☆ | 初心者OK | ○ベース推奨 | 韓国コスメで血色感を出したい人 |
発色の評価は、ベース使用・付属チップまたは筆での塗布・室内光での判定を基準にしています。「★★★★☆」と「★★★★★」の差は、ひと塗りで狙った色が出るかどうかと、重ねたときの色の混濁感のなさで判断しています。
ADDICTION ザ アイシャドウ — 単色文化の最高峰、でも使い方次第
3週間使った実体験
ADDICTION ザ アイシャドウは、016P ミッドナイトドライブ(ネイビー寄りの深みブルー系パール)を軸に、104(モーヴグレー)と134(アイスピンク)を組み合わせて3週間使いました。
最初に使ったとき驚いたのは、スキンメルトテクノロジー処方と呼ばれる密着感です。アイシャドウを指で乗せた瞬間に「粉が浮いている感覚」がなく、まぶたに溶け込むように発色します。繊細なパールが均一に広がって、ひと塗りでムラが出ません。これが単色1色で完成する仕上がりの完成度を支えています。
016P ミッドナイトドライブをアイホール全体に入れて、下まぶたに薄く広げるだけで、ブルベ夏の肌に澄んだ青みが映えるメイクが完成しました。まぶたの地色に沈まず、深みのあるネイビーが肌トーンを引き締めてくれる感覚は、他のブランドの同色系と比べてもひとつ上の質感でした。
発色と質感
パールの粒子が他のパレット商品と比べて格段に細かいです。光を乱反射するギラつきがなく、一方向から光が当たったときにのみ静かに輝く。この上品さが ADDICTION の最大の強みだと感じました。
マットカラーは「締め色に使うブラウン系」のラインナップが充実していて、012(カプチーノ)のようなチョコレートブラウンマットは、上まぶたのキワに細く入れると二重の彫りが深く見えます。
持ち
アイシャドウベースを使用すると、8時間後でも大きな崩れがありませんでした。ベースなしの場合、4〜5時間で二重の線に色が溜まりはじめる印象があります。デパコスの中では持ちが良い方ですが、ベースの仕込みが前提という点は頭に置いておく必要があります。
ここが良い
- ひと塗りで発色が均一に決まる
- 繊細なパールが上品で、ブルベ肌を引き立てる
- 1色から試せて、自分のペースでコレクションを増やせる
- スキンメルトテクノロジー処方による密着感が高い
ここが気になる
- 単色1色だけでは目元の印象が薄く、最低2〜3色の組み合わせが必要
- 色が多すぎて、初めて試す方は何から選べばいいか迷いやすい
- デパコス単色の価格帯なので、3〜4色揃えると費用がかさむ
- カスタマイズパレット(空ケース)の追加購入が実質必要になる
詳しいレビューは ADDICTIONザ アイシャドウの詳細レビュー に書いています。
SUQQU デザイニング カラー アイズ — 4色で完成する、デパコスの手本
4週間使った実体験
SUQQU デザイニング カラー アイズ 10「夕茜」を4週間、日常メイクと休日メイクの両方で使いました。テラコッタ・オレンジブラウン系の4色構成で、イエベ秋の肌との相性が格別によかったです。
付属の2種のチップ(大・小)だけで、塗布手順が完成する設計に感心しました。一番広い面積のベースカラー(オフホワイト寄りのベージュ)を指またはチップでアイホール全体に、真ん中のシェーディングカラー(オレンジブラウン)を目の際とアイホールの外1/3に、締め色(深めのテラコッタ)を目の際に沿って細く入れ、最後に輝きカラー(ゴールドシマー)を目頭と涙袋にのせるだけです。グラデーションを自分で設計する必要がなく、この手順だけで完成品になるのが4色パレットの強みです。
ルーセントピグメントの発色
SUQQU が誇るルーセントピグメント配合の発色は、「色が浮かない」という点でほかと違いました。オレンジブラウンを乗せても、まぶたに沈んで重くならず、光を拡散するように見えます。乾燥しやすい私のまぶたでも、粉が浮いた感覚がなく、しっとりとパウダーが密着する感触です。
夕茜のテラコッタは、イエベ秋の肌に置いたときに「肌から溶け出してきた色」のように馴染みます。「こういう感覚をデパコスと言うのか」と実感した瞬間でした。
持ちと崩れ方
8時間後の崩れ方が他と比べて穏やかです。夕方、オフィスの光で確認してもグラデーションが大きく崩れていることは少なく、二重の線にわずかに色が溜まる程度でした。アイシャドウベースと合わせると、10〜11時間後でもほぼ朝の状態が保たれています。
ここが良い
- ルーセントピグメント配合で、重ねても厚みが出ず奥行きが生まれる
- 4色でグラデーションが最初から設計されていて、初めてのデパコスでも使いやすい
- 密着力が高く、持ちが良い
- テラコッタ系4色はイエベ秋の肌に特に馴染みやすい
ここが気になる
- 4色の番手が多く、自分のパーソナルカラーに合う番号を選ぶのに時間がかかる
- 色数が4色なので、ブルベ系の方はまぶたへの馴染みを必ず店頭で確認してから購入するのが安心
- デパコスの中でも価格が高めで、気軽に試しにくい
- 単色でアクセントを足したい場面では、他ブランドの単色との組み合わせが必要になる
SUQQUの詳細レビューは SUQQU デザイニングカラーアイズの詳細レビュー で書いています。
rom&nd ベターザン パレット — プチプラの中で頭一つ抜けた完成度
3週間使った実体験
rom&nd ベターザン パレット 03 ローズバッドガーデンは、マット7色+グリッター3色の10色構成です。ローズブラウン系の配色で、ブルベ夏からイエベ秋まで使いやすい守備範囲の広さが特長です。
10色のうち、私がほぼ毎日使ったのはベースの淡ベージュマット・ローズブラウンマット・グレーブラウンシェーダー・ローズゴールドグリッターの4色でした。「結局10色中4色しか使わなかった」という見方もできますが、逆に「この4色が毎日使える品質で揃っているプチプラパレット」と考えると、コストパフォーマンスとしては非常に高いと感じます。
発色と質感
プチプラと聞くと「発色が薄い」「粉っぽい」というイメージを持ちがちですが、rom&nd のマット系カラーは色の深みがきちんとあります。ローズブラウンのマットを目の際に入れると、締まりのある陰影が出て、ブルベ夏の青みと自然に馴染んでくれました。
グリッターは粒が小さめで、韓国コスメにありがちな「派手にギラつく」系ではなく、上品なラメ感です。涙袋やアイホールの中央に乗せたとき、主張しすぎずに目元に光を足してくれます。ただし乾燥まぶたでは、付属ブラシで乗せても少し粉飛びを感じました。
持ち
マット系は5〜6時間は問題なく持続。グリッターは4時間前後で涙袋の色が薄くなる印象がありました。アイシャドウベースを仕込むと、マット系は8時間弱まで持ちが伸びます。デパコスと比べると崩れるタイミングは少し早いですが、プチプラの中では優秀な部類です。
ここが良い
- プチプラの価格帯で、マット系の発色と品質が高い
- 10色の配色設計が丁寧で、色が濁らずグラデーションが作りやすい
- ローズブラウン系はブルベ・イエベ問わず使いやすい
- 付属ブラシの品質が韓国コスメのパレットの中で比較的良い
ここが気になる
- グリッター系はアイシャドウベースなしだと粉飛びしやすい
- デパコスと比べると、発色の鮮やかさと密着感に差がある
- 10色中、毎日使う色は限られてくる(4〜5色が稼働率の中心)
- プチプラとはいえ、消費ペースを考えると頻繁な買い替えが前提になる
CLIO プロアイパレットエア — 血色感重視の韓国コスメらしい10色設計
3週間使った実体験
CLIO プロアイパレットエア 02 ローズコネクトは、ローズ・ピンク系を軸にした10色パレットです。「血色感を足したい」という目的に対して、非常にストレートに応えてくれるパレットでした。
色構成はマット〜シマーのグラデーションが意識されていて、淡ピンクベース・ローズシマー・マチュアローズマット・バーガンディ締め色・ゴールドシマーといった役割分担がされています。付属のチップとブラシで、10色の使い方の「地図」が最初から見えやすい設計です。
発色と質感
ピンク系の発色は、プチプラとは思えない血色感がありました。02 ローズコネクトのローズ系マットを目の際に入れると、目元にじんわり赤みが出て、「メイクをした感」が程よく出ます。イエベ春の肌に特に向いていて、コーラルピンクの発色が顔全体を明るく見せてくれます。
シマー系は輝きが強めで、パーティや夜のメイクに向く発色です。昼のオフィスには少し主張が強い場面もあるので、シマーは目頭と涙袋のポイント使いに留める使い方が私には合っていました。
rom&nd と比べると、CLIO の方がシマーの粒子が大きく輝きが強い印象です。好みで分かれますが、「明るく見せたい」ならCLIO、「品のあるツヤが欲しい」ならrom&nd の方が向いていると感じました。
持ち
マット系は6〜7時間の持続。シマー系は4〜5時間で光り方が変わってきます。全体の崩れ方はrom&ndと似た傾向で、アイシャドウベースを使うことで持ちが大きく改善します。
ここが良い
- ピンク・ローズ系の血色感の出方が素直で使いやすい
- 10色の配色がストーリーとして繋がっていて、役割が分かりやすい
- 韓国コスメらしいシマーの輝きが強く、夜メイクやイベントメイクに映える
- CLIOの日本展開品で成分表示が日本語対応、品質管理が安心
ここが気になる
- シマーの輝きがオフィスには少し強い場面がある
- ブルベ夏・ブルベ冬の方には、ローズ系の発色が肌に合いにくい場合がある
- マット系の持続力はデパコスに比べると劣る
- 10色のうち昼メイクで使いやすい色は限られてくる
4本を発色・質感・持ち・使いやすさで正直に比べた総評
4本を横並びで比べると、「価格帯と品質は正比例するのか」という問いへの答えが見えてきます。私が3〜4週間使って出した結論は、「用途と目的によって答えが変わる」です。
発色の品質という点では、ADDICTION と SUQQU はプチプラと明確な差があります。 ひと塗りの均一さ、色が重なっても濁らない透明感、乾燥まぶたに粉が浮かずに密着する感触——これらはデパコスの仕上がりの質として、rom&nd・CLIO と比べて一段上にある印象です。
一方、「毎日使える品質のマット系が揃っているか」という観点だけなら、rom&nd はデパコスに肉薄します。 ローズブラウン系のマットの発色は、正直「プチプラとは思えない」と感じる場面がありました。グリッターと持ちの崩れ方に差が出ますが、それはベースで補える範囲です。
使いやすさでは、SUQQU と CLIO / rom&nd が初めての方に向いています。 グラデーションが最初から設計されているので、「どう使えばいいか分からない」という悩みが生まれにくい構造です。ADDICTION は色の組み合わせを自分で設計する自由度が高い分、使いこなしに経験が必要です。
肌色・パーソナルカラー別の選び方
イエベ春(明るく黄みがかった肌)
おすすめ: CLIO プロアイパレットエア > rom&nd ベターザン パレット
コーラルピンク・ローズ・テラコッタ系の発色が肌に馴染みやすいパーソナルカラーです。CLIO の 02 ローズコネクトのピンクが血色感を自然に出してくれます。rom&nd 03 ローズバッドガーデンのローズブラウンも、イエベ春の肌に馴染む配色です。
デパコスではSUQQU の夕茜も、テラコッタ系のため相性が良いです。ただし予算感でプチプラを選ぶなら、CLIO からはじめてデパコスとの違いを比べるのがスムーズです。
イエベ秋(深みのある黄みがかった肌)
おすすめ: SUQQU デザイニング カラー アイズ > rom&nd ベターザン パレット
テラコッタ・カーキ・ゴールドブラウン系が得意なパーソナルカラーです。SUQQU 10「夕茜」のテラコッタ系4色は、イエベ秋の肌に置いたとき「肌から溶け出した色」のように馴染む感触があります。rom&nd 03 のローズブラウンも、イエベ秋の深みのある肌に自然に馴染みます。
ADDICTION ザ アイシャドウを選ぶ場合は、オレンジブラウン・テラコッタ・アースカラー系の番号を選ぶと馴染みやすいです。
ブルベ夏(明るく青みがかった肌)
おすすめ: ADDICTION ザ アイシャドウ > rom&nd ベターザン パレット
ピンク・モーヴ・ラベンダー・グレー・ネイビー系の発色が得意なパーソナルカラーです。ADDICTION 016P ミッドナイトドライブのようなネイビーブルーパールは、ブルベ夏の肌に澄んで映えます。rom&nd 03 ローズバッドガーデンのローズブラウン系も、ブルベ夏の肌に馴染みます。
SUQQU の「夕茜」のようなテラコッタ・オレンジ系は、ブルベ夏の肌には少し黄みが強く出る場合があるので、購入前にBAさんに試してもらうのをすすめます。
ブルベ冬(クールな青みがかった深みのある肌)
おすすめ: ADDICTION ザ アイシャドウ > SUQQU デザイニング カラー アイズ(番号選びが重要)
バーガンディ・スモーキーグレー・ブラック・ネイビー・プラム系の発色が得意なパーソナルカラーです。ADDICTION の単色からスモーキーグレー・プラム系を選ぶと、ブルベ冬の目元が締まった印象になります。
SUQQU はテラコッタ系の夕茜以外にも番号が多いので、カウンターで自分のパーソナルカラーに合う番号を確認してから選ぶのが安心です。
アイシャドウパレットを選ぶときの注意点
発色は下地・皮膚コンディション次第で変わる
同じパレットを使っても、アイシャドウベースの有無・まぶたの乾燥具合・皮脂量によって発色は変わります。「パレット単体の発色を評価する」場合と「ベースありの発色を評価する」場合で印象が大きく変わるので、店頭のテスターで試す際は自分の普段の使用環境(ベースあり/なし)を合わせることをすすめます。
初めて試す製品はパッチテストを
今回紹介した商品はいずれもコスメ(化粧品)であり、医薬品ではありません。特に敏感肌の方や目元が反応しやすい方は、二の腕の内側に少量を24〜48時間置いてパッチテストを行い、赤み・かゆみ・腫れがないことを確認してから目元に使ってください。
目元に赤み・腫れ・かゆみが出た場合は使用を中止し、症状が続く場合は医師・薬剤師にご相談ください。
よくある質問
Q1. デパコスとプチプラのアイシャドウ、何が具体的に違うのですか?
A. 大きな差が出るのは主に3点です。1つ目は「発色の均一さ」で、デパコスはひと塗りで色がムラなく広がります。プチプラは2〜3回塗り重ねないと同じ密度の発色が出ない場合があります。2つ目は「パール・シマーの質感」で、デパコスは粒子が細かく光が上品に拡散します。プチプラはきらめきが大きく派手な印象になりやすい。3つ目は「持ちの安定感」で、デパコスは崩れ方が穏やかで、夕方の目元が朝と大きく変わらない場合が多いです。ただし使い方次第(ベースの有無、塗布量の調整)でプチプラが追いつける部分も多くあります。
Q2. 10色パレットの全色を使いこなす方法はありますか?
A. 10色の役割を「ベース・ミディアム・シェーディング・アクセント・グリッター」の5ゾーンに分けて整理すると使いやすくなります。毎日使う色(ベース+ミディアム+シェーディングの3〜4色)と、特別な日に使う色(グリッター・アクセント)を最初に分けてしまうと、「使わない色」が残りにくくなります。rom&nd や CLIO の10色パレットは、この5ゾーンが意識されて配置されているので、色の役割を見ると使い方が分かりやすいです。
Q3. アイシャドウが夕方にヨレる場合、パレットを買い替えるべきですか?
A. まずアイシャドウベースを試してみてください。ヨレの原因の8割以上は「まぶたの皮脂・乾燥・くすみ」で、パレット本体の問題ではない場合がほとんどです。アイシャドウベース7選:粉飛び・ヨレを防ぐ選び方 でまぶたの悩みごとに合うベースを選んでいます。ベースを使っても改善しない場合は、パウダーの密着力に差があるデパコスへの切り替えを検討するのが次の手です。
Q4. パーソナルカラー未診断でも4本のどれかを選べますか?
A. 選べますが、選び方を変えることをすすめます。「ブラウン系が肌に馴染む」「ピンク系が肌に馴染む」「テラコッタが顔色を良く見せる」など、自分の経験から感じている傾向がある場合は、その方向で選ぶと外れにくいです。迷ったときは rom&nd 03 ローズバッドガーデンが最も守備範囲が広く、ブルベ・イエベの明確な区別なく使いやすい配色です。百貨店のコスメカウンターに行ける機会があれば、テスターで試してから判断するのがより確実です。
Q5. ADDICTION ザ アイシャドウは初めてのデパコスアイシャドウとして向いていますか?
A. 単色という特性上、最初の1本としてはやや難易度が高いです。色の組み合わせを自分で考える必要があるため、アイシャドウの使い方に慣れていない方には、最初からグラデーションが設計されている SUQQU デザイニング カラー アイズや、10色パレットで色の役割が分かりやすい rom&nd から入る方が使いやすいと感じます。ADDICTION は「パレット1〜2本で使い方に慣れた後、自分のパレットを作る段階で試す」という順序がおすすめです。
Q6. 今回の4本以外にアイシャドウパレットを探す場合、どう選べばいいですか?
A. 以下の3点を確認するとスムーズです。1つ目は配色がパーソナルカラーに合っているかどうか(ブルベ系→青み・グレー・パープル系、イエベ系→テラコッタ・オレンジブラウン系)。2つ目はマット・シマー・グリッターのバランスが日常使いに合っているかどうか。3つ目は価格帯と使用頻度のバランスで、毎日使うなら消費ペースを計算してコスパを確認することをすすめます。
まとめ
4本を3〜4週間ずつ使い比べた結論を出すとすれば、こうなります。
デパコスを選ぶ理由がある場合:
- 発色の均一さ・パールの上品さ・持ちの安定感にこだわるなら、ADDICTION か SUQQU は投資する価値がある
- 初めてのデパコスパレットなら、グラデーション設計が完成している SUQQU から入るのが使いやすい
- 単色を自由に組み合わせる楽しさを求めるなら、ADDICTION がその文化の中心にある
プチプラで十分な場合:
- 毎日のベースメイクにアイシャドウをプラスする程度なら、rom&nd のマット系の品質は十分に高い
- ピンク・ローズ系で血色感を出したいなら、CLIO の発色は目的に直結している
- プチプラとデパコスを組み合わせて使う方法(rom&nd で日常使い、ADDICTION でポイント使い)が一番賢い使い方だと私は思っています
アイシャドウの発色は「どのパレットを持つか」だけでなく「どう使うか」で大きく変わります。ベースの仕込み方・塗布量・筆とチップの使い分けについては ADDICTION ザ アイシャドウ vs ルナソル アイカラーレーション 比較 で具体的な比べ方を書いているので、合わせて参考にしてみてください。



