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ノンシリコンシャンプーおすすめ6選:髪質別の選び方とデメリットの回避法

カラーやパーマを重ねて「洗うたびにパサつく」と感じてノンシリコンシャンプーに興味を持ったなら、切り替えの成否は成分より移行期の対処で決まります。ドラッグストアで実際に試した6本の使用感から、移行期のきしみを乗り越えた先の仕上がりの違いが一番はっきり分かりました。

ノンシリコンシャンプーに変えてみたら「きしむ」「抜け毛が増えた気がする」——そんな声を周りでよく聞きます。

ノンシリコンシャンプーへの切り替え直後のきしみは、多くの場合シリコーンコーティングが落ちる移行期の一時的な反応です。選び方と洗い方を間違えなければ、この移行期は1〜3週間で抜けます。

私が実際にドラッグストアで買って試したのは6本。乾燥ダメージが気になるカラー毛での使用感、洗浄成分の確認、きしみが出たかどうかを確認した結果を以下にご紹介します。


ノンシリコンシャンプーとは何か

「ノンシリコン」という表示は、シャンプーの成分表にジメチコン・シクロメチコン・ジメチコノール・アモジメチコンなどのシリコーン系コーティング成分が含まれていないことを指します。

シリコーンは毛髪表面を一時的にコーティングして手触りをよくする成分です。そのコーティングをなくすことで「髪本来の状態に近づける」「頭皮の毛穴に余分なものをのせない」という方向性がノンシリコンシャンプーです。

ただし注意が必要なのは、「ノンシリコン=アミノ酸系」「ノンシリコン=頭皮に優しい」ではないことです。洗浄成分とシリコーンの有無は独立した軸で、次の4パターンに分かれます。

組み合わせ 特徴
アミノ酸系 + シリコーンあり 優しく洗って手触りコーティングで補う
アミノ酸系 + ノンシリコン マイルド洗浄・素の髪感覚を重視
硫酸塩系 + シリコーンあり しっかり洗って手触りコーティング
硫酸塩系 + ノンシリコン 洗浄力強め・コーティングなし

成分表の読み方に不安がある場合はシャンプーの成分表示の見方を先に読んでおくと、ここからの内容が整理されやすいです。


ノンシリコンシャンプー6本の比較表

商品名 価格・購入 洗浄成分の主体 特徴 おすすめ髪質
BOTANIST ボタニカルシャンプー モイスト ¥1,386Amazonで見る → アミノ酸系+サルフェートフリー コメセラミド・マカダミアナッツオイル配合 乾燥〜普通髪・入門向け
いち髪 THE PREMIUM シルキースムース ¥779Amazonで見る → アミノ酸系+ベタイン系 米ぬか発酵導入美容液・ヒートリペア ダメージ毛・絡まりやすい髪
アミノメイソン ディープモイスト ¥1,120Amazonで見る → アミノ酸系+ノンシリコン アーモンドミルクブレンド・ボタニカル 乾燥ダメージ・コスパ重視
YOLU カームナイトリペア ¥1,540Amazonで見る → シリコン・パラベンフリー 夜間美容成分・ナイトセラミド 夜洗い習慣・摩擦ケア重視
ダイアン パーフェクトビューティー ¥768Amazonで見る → アミノ酸系(ノンシリコン) セラミド5種・γ-ドコサラクトン ダメージ補修・コスパ重視
&honey ディープ モイスト ¥1,650Amazonで見る → はちみつ由来保湿成分 フラワーハニーの香り・しっとり重め 乾燥ダメージ・剛毛タイプ

6本の詳細:使ってわかった特徴

1. BOTANIST ボタニカルシャンプー モイスト

シリコン・パラベン・サルフェートフリーを明記したボタニカルシャンプーで、ドラッグストアで最も手に入れやすい選択肢のひとつです。

成分表を見ると、2〜3番目にラウロイルメチルアラニンNaとコカミドプロピルベタインが来ており、アミノ酸系・ベタイン系を主体とした処方になっています。コメセラミドとシラカバウォーターで地肌・髪を保湿しながら、マカダミアナッツオイルとボタニカルマイクロプロテインでダメージ補修する設計です。

私がノンシリコンシャンプーを使い始めたきっかけがこの製品でした。以前使っていたシリコーン配合シャンプーとの切り替えで、最初の1週間は毛先がやや絡まりやすく感じましたが、2週間目から落ち着きました。コンディショナーを省かなかったのが正解だったと思っています。

向いている人: ノンシリコンシャンプーを初めて試す人、乾燥〜普通髪、ドラッグストアで気軽に買いたい人 向いていない人: 皮脂が多い脂性頭皮でしっかり洗いたいタイプ、コーティング感を重視する人


2. いち髪 THE PREMIUM シルキースムース

「和草×熱」というコンセプトが特徴的な、ノンシリコン・サルフェートフリー処方のシャンプーです。

最大の特徴は米ぬか発酵導入美容液。ダメージで空洞化した髪の内部を補修し、ヒートリペアコート成分がドライヤーの熱を使ってキューティクルを密封します。「洗うたびにダメージを補修して、乾かすたびにキューティクルを整える」という2段階の設計は、カラーとパーマを重ねている髪に合う発想です。

洗浄成分はアミノ酸系・ベタイン系の組み合わせで、「ふわ密泡」と呼ばれるきめ細かい泡が摩擦を減らしながら洗い上げます。香りは天然桜エッセンス由来でやや甘め、人によって好みが分かれます。

私が絡まりやすさを気にしていた時期に使ったのがこの製品です。洗い上がりがさらっとしていて、翌朝のブラッシング時の引っかかりが減った感覚がありました。

向いている人: カラー・パーマのダメージが強い、絡まりやすい髪、ドライヤーを毎日使う人 向いていない人: しっとり重めの仕上がりを求める人、甘い香りが苦手な人


3. アミノメイソン ディープモイスト ホイップクリームシャンプー

「新スーパーアミノ酸処方」とアーモンド油・アボカド油・ハチミツを合わせた「アーモンドミルクブレンド」が特徴の、ノンシリコン・アミノ酸系シャンプーです。

泡立てたときのホイップクリームのような柔らかい泡が使い心地のよいポイントで、洗髪中の摩擦が減ります。合成着色料・パラフィン・合成酸化防止剤不使用のボタニカル系設計で、香りはホワイトローズのフローラルノート。主張が強すぎず、男女問わず使いやすい香りです。

ノンシリコン処方のアミノ酸系としては、ドラッグストアで手に入る価格帯のなかで成分内容が充実しています。「アーモンドミルクブレンド」という保湿設計がしっかり機能していて、乾燥ダメージ毛の洗い上がりのまとまりは実感しやすかったです。

向いている人: 乾燥ダメージ髪・コスパ重視の人、ボタニカル成分を好む人、香りに敏感でない人 向いていない人: 脂性頭皮でしっかり洗いたい人、無香料を好む人


4. YOLU カームナイトリペア

「夜に使う」という目的を明確にしたシリコン・パラベンフリーのシャンプーです。

ネムノキ樹皮エキスをはじめとする夜間美容成分が配合されており、ナイトセラミド(ナイトキャップセラム)が睡眠中の枕との摩擦ダメージを軽減する設計になっています。夜洗いをルーティンにしている人が対象で、「翌朝のまとまりをよくする」という発想でつくられています。

洗浄力はマイルドで、ノンシリコンでありながら洗い上がりのきしみが出にくいと感じました。ネロリ&ピオニーの香りは、寝る前のリラックスの空気に合うフレッシュフローラルです。

夜に洗うライフスタイルが前提というコンセプトがはっきりしているため、朝シャンプー派には向きません。夜洗いと「翌朝のヘアセットしやすさ」を重視している人には合いやすい一本です。

向いている人: 夜に洗うルーティンの人、睡眠中の摩擦ダメージが気になる人、ナイトケアを充実させたい人 向いていない人: 朝シャン派・脂性頭皮でしっかり洗いたい人


5. ダイアン パーフェクトビューティー エクストラダメージリペア

ノンシリコン・アミノ酸系洗浄成分に、セラミド5種とγ-ドコサラクトンを組み合わせた処方が特徴のシャンプーです。

ドラッグストアで購入できる価格帯のなかでは、セラミドのバリエーション(EOP/NG/NP/AG/AP の5種)が豊富です。セラミドは毛髪内部のうるおいをサポートする成分で、ダメージで乾燥しやすくなったキューティクルを保護する効果が期待できます。

γ-ドコサラクトンはドライヤーの熱に反応してキューティクルを補修する成分で、加水分解ケラチン・ヒアルロン酸・コラーゲン配合と合わせて「洗い〜乾燥」のプロセス全体でダメージにアプローチする設計です。フローラル&ベリーの香りは女性向けに設計されていますが、強すぎない印象でした。

価格が比較的抑えられているため、毎日の使用でコストを気にしながらノンシリコン処方を続けたい人に向いています。

向いている人: ダメージ補修を重視しながらコスパも重要視する人、セラミド成分に注目している人 向いていない人: 無香料・弱い香りを好む人、脂性頭皮の人


6. &honey ディープ モイスト シャンプー 1.0

はちみつ由来の保湿オーガニック成分を配合した、しっとり重めの仕上がりが特徴のシャンプーです。

ブランドとして「ハチミツ×毛髪」にフォーカスしており、髪の水分量にアプローチする設計になっています。乾燥でパサつく毛先のまとまりが、洗い上がりの段階から感じやすいです。

フラワーハニーの香りは甘さが強めで、ドライヤー後まで持続します。この持続する甘い香りが好き、という人には武器になりますが、香りが苦手な人には気になるかもしれません。

泡のきめ細かさが使い心地のよさに直結していて、洗髪中の摩擦を減らしながら髪全体をつつむ感覚があります。毛量が多く剛毛タイプで、しっとり重めの仕上がりが欲しい人には合いやすい一本です。

向いている人: 乾燥・ダメージが強い、毛量が多い、剛毛タイプ、甘い香りが好きな人 向いていない人: 細い猫っ毛でコーティング感が重く感じやすい人、香りが苦手な人


髪質別の選び方:どれを選べばいいか

6本を実際に使った体験をもとに、髪質別の絞り込み基準を以下でご説明します。

乾燥ダメージ毛(カラー・パーマ後)

第一候補: ダイアン パーフェクトビューティー / いち髪 THE PREMIUM

カラーやパーマでキューティクルが損傷している場合は、強すぎる洗浄成分が乾燥を悪化させます。アミノ酸系洗浄成分をベースに、セラミドやヒートリペア成分でダメージを補修する方向性が合います。

ダイアン パーフェクトビューティーはセラミド5種の処方がしっかりしていて、ノンシリコンながら洗い上がりのしっとり感があります。いち髪 THE PREMIUM は米ぬか発酵成分によるダメージ内部補修が特徴で、ドライヤーを当てるたびにキューティクルが整いやすくなる感覚がありました。

絡まりやすい・パサつく髪

第一候補: いち髪 THE PREMIUM / アミノメイソン

絡まりやすい髪は、洗髪中の摩擦でダメージが蓄積しやすいです。きめ細かい泡で洗い上げ、洗い流した後も髪を包む潤いが残るシャンプーが合います。いち髪 THE PREMIUM の「ふわ密泡」とアミノメイソンのホイップクリーム泡は、この点で優れています。

ノンシリコン入門・ドラッグストアで気軽に試したい

第一候補: BOTANIST モイスト

成分バランス・価格・入手しやすさの三点でまとまっています。アミノ酸系洗浄成分の処方を確認しながら、手頃に試せる入門向けとして私も最初に手を伸ばした一本です。

夜洗いルーティンで摩擦ダメージを防ぎたい

第一候補: YOLU カームナイトリペア

枕との摩擦を軽減するナイトセラミドが入っており、「夜に洗って翌朝まとまる髪を目指す」という設計が明確です。夜洗い派には具体的なコンセプトを持った一本として選びやすいです。

しっとり重め・剛毛タイプ

第一候補: &honey ディープ モイスト

毛量が多く、しっとり重めの仕上がりを求める場合は &honey が向いています。香りの持続性が強い点も、甘い香りを好む人には強みになります。


ノンシリコンシャンプーへの切り替えで失敗しないための3つのポイント

ポイント1:移行期のきしみは「成分が合わない」ではないことが多い

以前使っていたシャンプーにシリコーンが配合されていた場合、切り替え直後にシリコーンコーティングが落ちる移行期があります。この移行期はおおむね1〜3週間で落ち着きます。移行期のきしみを「このシャンプーが合わない」と判断してすぐ別のものに変えてしまうと、いつまでも「切り替え初期」を繰り返すことになります。

ノンシリコンへの移行が自分に向いているかどうかは、1〜2週間継続した後の状態で判断する方が合理的です。移行期のデメリットと具体的な対処法についてはノンシリコンシャンプーのデメリットと対処法に詳しく書いています。

ポイント2:コンディショナー・トリートメントを省かない

「ノンシリコンだから自然に任せる」という感覚でコンディショナーを使わなくなる人がいます。しかし、洗浄後に開いたキューティクルを閉じる工程は、シリコーンの有無にかかわらず必要です。

シャンプーをノンシリコンにする場合でも、コンディショナーやトリートメントは続けてください。「シャンプーがノンシリコンならコンディショナーもノンシリコンでないといけない」というルールもありません。シャンプーだけノンシリコンにして、コンディショナーはシリコーン入りを使う組み合わせは現実的な選択肢です。

ポイント3:洗浄成分を確認してからノンシリコンかどうかを確認する

「ノンシリコン」という表示のあるシャンプーを選ぶとき、まず洗浄成分の種類を見てください。「ノンシリコン」という表示は洗浄成分の種類を保証しません。硫酸塩系洗浄成分のノンシリコンシャンプーは洗浄力が強く、乾燥頭皮・ダメージ毛には合わないことがあります。

成分表の2〜4番目あたりに「ラウロイルメチルアラニンNa」「ラウロイルグルタミン酸Na」「コカミドプロピルベタイン」などアミノ酸系・ベタイン系の成分が来ていれば、マイルドな洗浄成分の処方です。成分表の読み方についてはシャンプーの成分表示の見方を参考にしてください。


ノンシリコンシャンプーが向いていないことがある人

ノンシリコンシャンプーがあらゆる人に向いているわけではありません。次の状況に当てはまる場合は、ノンシリコン以外の選択肢も検討してみてください。

カラー・パーマ・縮毛矯正でダメージが大きい髪 キューティクルが損傷している状態でコーティングをなくすと、ゴワつきやきしみが強く出ることがあります。シャンプーだけノンシリコンにして、コンディショナー・トリートメントはシリコーン配合のものを使う組み合わせが実用的な場合もあります。

細い猫っ毛・軟毛 コーティングがなくなることで、ボリュームが出る人もいれば、髪が絡まりやすくなる人もいます。猫っ毛は「合う・合わない」が分かれやすく、試してみないとわからない部分があります。

脂性頭皮でしっかり洗いたい場合 アミノ酸系ノンシリコンシャンプーは洗浄力がマイルドなため、皮脂が多い頭皮には「洗い足りない」と感じやすいです。シャンプーの洗浄頻度の考え方と合わせて、頻度や洗浄方法を調整するのが現実的です。


ノンシリコンとアミノ酸系シャンプーの関係

ノンシリコンシャンプーを選ぶとき、アミノ酸系シャンプーについて知っておくと選択の精度が上がります。ノンシリコンとアミノ酸系は別の軸の概念で、「アミノ酸系のノンシリコンシャンプー」は2軸をどちらも満たしたものです。

今回紹介した6本は全てノンシリコン設計ですが、そのうちアミノ酸系洗浄成分を主体とするものが多数を占めます。「ノンシリコンにしつつ洗浄成分もマイルドにしたい」という場合は、成分表の2〜5番目でアミノ酸系洗浄成分が来ていることを確認するのが最短ルートです。

アミノ酸系シャンプーの詳しい選び方・比較についてはアミノ酸シャンプーおすすめ7選も参考にしてください。


よくある質問

Q. ノンシリコンシャンプーに変えたら抜け毛が増えました。シャンプーのせいですか?

A. 切り替え直後に抜け毛が目立って見えるのは、シリコーンコーティングがなくなることで以前より髪同士が摩擦しやすくなり、自然脱落毛がまとめて取れる感覚になるためです。実際の脱毛数が増えているのではなく、「まとめて取れる」という現象が多いです。

ただし切り替えから2ヶ月以上経っても抜け毛が減らない場合、頭皮に赤みやかゆみが続く場合、地肌が透けて見える部分が増えてきた場合は、シャンプーだけの問題ではないことが考えられます。皮膚科での確認をおすすめします。

Q. ノンシリコンシャンプーは毎日使ってもいいですか?

A. 使えます。ただし頭皮の状態に合わせた洗浄頻度を意識してください。アミノ酸系のマイルドな洗浄成分であれば毎日の使用に向いています。乾燥頭皮の場合は毎日洗うより1日おきが合うことがあり、逆に脂性頭皮やスポーツをよくする人は毎日の洗浄が適切な場合が多いです。詳しくはシャンプーは毎日しない方がいい?を参考にしてください。

Q. 「シリコーンが毛穴に詰まる」は本当ですか?

A. シリコーン(ジメチコンなど)は分子量が大きく、毛穴には入り込みにくいとされています。「シリコーンが毛穴を詰まらせる」という情報は現在の科学的知見では一概に支持されてはいません。ただし、シリコーンが毛髪表面に蓄積して髪が重くなる「シリコーン蓄積」は起きることがあります。これはノンシリコンへの切り替えで解消されることがありますが、毛穴詰まりの問題とは別の話です。

Q. コンディショナーはシリコーン入りを使っていいですか?

A. 使えます。「シャンプーがノンシリコンならコンディショナーもノンシリコンにしないといけない」というルールはありません。シャンプーでダメージをマイルドに洗い、コンディショナーでシリコーンの指通りのよさを得るという組み合わせは実用的です。どちらもノンシリコンにする場合は、ケラチン補修・アミノ酸・植物オイルなどシリコーン代替のコンディショニング成分が入っているものを選んでください。

Q. ドラッグストアで買えるノンシリコンシャンプーはどれですか?

A. 今回紹介した6本は全てドラッグストアやオンラインで購入できます。BOTANIST・いち髪 THE PREMIUM・アミノメイソン・ダイアン パーフェクトビューティー・&honey はドラッグストアで取り扱いが多いブランドです。YOLU も普及していますが、店舗によって取り扱いが異なります。成分表の確認方法が分かれば、店頭でも自分に合うものを絞り込めます。


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