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日焼け止め

ビオレUV 速乾さらさらスプレーを使ってみた:全身用速乾スプレー日焼け止めの実感レビュー

ビオレUV 速乾さらさらスプレー(SPF50+ PA++++)を混合肌で夏の通勤・外出・スポーツ後の塗り直しに3ヶ月使い込みました。速乾さらさら仕上がりが実際どこまで持つか、デメリットも含めて私の実感です。

「スプレー日焼け止めってさらさら感が続くの?」「全身に使えるっていうけど、顔に噴射して白浮きしない?」「髪にも使えるってどういうこと?」——ビオレUV 速乾さらさらスプレーに手を伸ばす前に、この3つが頭に浮かんだ方は少なくないはずです。

私は混合肌で、Tゾーンの皮脂が多く夏場は昼過ぎにはテカリが出やすいタイプです。日焼け止めそのものが「重い」「ベタつく」「塗り直しが面倒」という三重苦を毎年繰り返してきました。今年の夏、ビオレUV 速乾さらさらスプレーを朝の日焼け止めとして、そして昼の塗り直し用として3ヶ月間使い込みました。速乾という言葉を実際に体感した上での正直なレビューです。個人差があります。医薬品ではありません。

ビオレUV 速乾さらさらスプレーの基本スペック

花王のビオレUVシリーズは、ドラッグストアで手に取りやすいプチプラ帯の日焼け止めブランドとして長く支持されています。今回レビューする「速乾さらさらスプレー」は、その中でも「速乾性」と「さらさら仕上がり」に特化したスプレータイプです。

主な特徴は5点です。

  • 速乾さらさら仕上がり、顔から足先まで全身用:噴射後に乾くまでが速く、べたつきが残りにくい
  • SPF50+ PA++++ ウォータープルーフ処方:日本国内の化粧品として標榜できる最高ランクの防御指数と耐水性
  • 透明タイプでメイクの上・髪にも使いやすい:白浮きを気にせず上から使えるのが実用的なポイント
  • 化粧下地としても使用可能:朝の日焼け止めステップと化粧下地を一本化できる設計
  • いつものせっけん・洗顔料で簡単オフ:ウォータープルーフでありながらクレンジングなしで落とせる

SPF50+・PA++++ は化粧品として日本国内で標榜できる最高水準の数値です。ただしこれは、決められた塗布量を均一に塗ったときの値であり、量が少なかったり噴射後に拭き取ったりすると防御力は下がります。スプレータイプは特に「どれだけ使えば十分か」がわかりにくいため、噴射後に手のひらで軽く押さえて密着させる一手間が大切です。

他のスプレー日焼け止めとの比較

同価格帯〜少し上の帯にあるスプレー日焼け止めと並べると、4本のキャラクターの違いが見えてきます。

商品 SPF/PA ウォータープルーフ 仕上がり 向くシーン 価格・購入
ビオレUV 速乾さらさらスプレー SPF50+ PA++++ ウォータープルーフ 速乾・さらさら 日常・通勤・テカリ肌 ¥1,961Amazonで見る →
アネッサ パーフェクトUVスプレー SPF50+ PA++++ スーパーウォータープルーフ 速乾・密着 スポーツ・アウトドア ¥1,958Amazonで見る →
サンカット プロテクトUVスプレー SPF50+ PA++++ ウォータープルーフ 透明・速乾 コスパ重視・大量使い ¥968Amazonで見る →
スキンアクア スーパーモイスチャーUVミスト SPF50+ PA++++ スーパーウォータープルーフ しっとり・ミスト 乾燥肌・保湿同時 ¥650Amazonで見る →

4本の中で「仕上がりのさらさら感」が最も顕著なのはビオレです。アネッサも速乾・密着系ですが、スーパーウォータープルーフ処方による膜感がビオレより強く感じます。コスパで大量使いならサンカット(90g)、乾燥肌なら保湿ミストのスキンアクアという棲み分けです。

メリット

1. 噴射後の乾燥が本当に速い

「速乾」は商品名に書かれているのでそれなりに期待してはいましたが、実際に使うと予想より速かったです。顔全体に噴射して手のひらで軽く押さえると、5〜10秒で「乾いた」と感じるさらさら感に変わります。この速さは、外出先での塗り直し時間を大幅に短縮します。

ランチ後にオフィスのトイレで塗り直すとき、乾くまで待つ時間がほとんどかからないのは想定以上に便利でした。ミルクタイプで塗り直すと馴染むまでの時間が気になっていたのとは明確に違います。

2. テカリが抑えられる(混合肌・脂性肌向けの肌感)

速乾さらさら仕上がりの最大のメリットは、肌のテカリを抑えてくれる点です。私のTゾーンは夏場の午後にはテカリが出やすいのですが、ビオレの塗り直し後はテカリが落ち着いた状態が続きやすく感じました。日焼け止めそのものがさらさら仕上げに一役買っている感覚です。

脂性肌・混合肌でべたつきが気になる夏場の使用感としては、4本の中でもビオレが最もストレスが少ない選択肢です。

3. メイクの上から使っても白浮きしない

透明タイプという設計は実用上かなり大きなメリットです。ファンデーションやコンシーラーを塗り直していない昼の状態でスプレーしても、白く浮く感じがありませんでした。

メイクの上からUVケアを重ねる場合、白浮きするタイプは視覚的に気になってやめてしまうことがあります。ビオレはその心配が少なく、「とりあえず噴射して押さえれば日焼けを防げる」という気軽な使い方ができます。

4. 髪・頭皮にも使えるのがラク

スプレー形式なので、耳周り・こめかみ・うなじ・分け目など、指でミルクを塗りにくい箇所にも届きます。特に外出中に「頭皮日焼けが気になるけどパウダー系は使いたくない」というとき、透明なスプレーをさっと吹きかける運用は便利です。

5. せっけんで落とせる

ウォータープルーフでありながら、通常の洗顔料やせっけんで落とせる処方は、毎日使う上での負担を下げてくれます。クレンジングオイルを必ず使わなければならない仕様だと、毎晩のケアの手間が増えます。普段のスキンケアルーティンに組み込みやすい点は継続使用のハードルを下げます。

デメリット

1. 乾燥肌・インナードライには向かないことがある

速乾さらさら仕上がりは、皮脂が少ない乾燥肌の方には「つっぱり感」として感じられることがあります。ヒアルロン酸などの保湿成分が多く配合されているミルクタイプや、スキンアクアのような保湿ミストタイプと比べると、うるおいの補給という観点ではビオレは優先度が低いです。

乾燥が気になる方が使う場合は、事前に化粧水・乳液でしっかり保湿を済ませてからスプレーする使い方が向いています。個人差があります。

2. 塗布量のコントロールが難しい

スプレータイプ全般の弱点ですが、「どれだけ噴射すれば十分か」が目で見えません。ミルクタイプのように量をある程度コントロールして塗れるわけではないので、初めて使うときは「少ないかもしれない」と不安になりやすいです。

目安としては、顔全体に缶を20〜30cm離して2往復ほどスイープしながら噴射し、手のひらで押さえる動作を2セット繰り返す感覚です。これを怠ると防御力が不十分になる可能性があります。

3. 75gという容量が少ない(全身を頻繁に使うと1本が早く空になる)

75gはコンパクトで持ち歩きやすい反面、顔・首・腕・足先まで全身に毎日しっかり使う場合は、1ヶ月で1〜2本消費します。コスパ重視で大量に全身へ使うなら、90gのサンカットのほうが経済的です。単品の性能とコンパクトさを取るかコスパを取るかで選択肢が変わります。

4. 炎天下のハードな屋外活動には強さが一段落ちる

アネッサのスーパーウォータープルーフ(汗・水で膜が強くなる処方)と比べると、ビオレのウォータープルーフは標準的な耐水性です。長時間の屋外スポーツや海水浴・プールで何度も水に入るシーンでは、アネッサを選ぶほうが安心感があります。ビオレが最も力を発揮するのは日常の通勤・買い物・短時間の屋外活動です。

5. 屋内での使用には換気が必要

スプレー日焼け止め全般の注意点ですが、密閉した室内での噴射は成分の吸い込みリスクがあります。オフィスの自席や密閉した車内での使用は避け、換気のある場所(トイレの換気扇前・窓を開けた洗面台など)で使う必要があります。「どこでもシュッと使える」というイメージがありますが、場所の選択は必要です。

向いている人 / 向いていない人

向いている人

  • 混合肌・脂性肌でテカリが気になる夏の日常使い
  • 昼の塗り直しをできるだけ手早く済ませたい
  • メイクの上からそのまま使いたい(白浮きを避けたい)
  • 化粧下地を別に使わず工程を省きたい朝の時短
  • 髪の生え際・耳周り・うなじも手軽にカバーしたい

向いていない人

  • 乾燥肌・インナードライで保湿重視
  • 炎天下でのスポーツや長時間の水中活動が多い
  • 塗布量を目で見てコントロールしたい(ミルク・ジェルが向く)
  • 一缶で家族全員の全身を毎日まかないたい(容量面でコスパが出にくい)
  • 密閉した室内での塗り直しが主な使用シーン

3ヶ月使って気づいたこと

私が最も効果を感じたのは、日常の通勤と週末の外出でした。朝に顔・首・デコルテにスプレーして化粧下地を兼ねる使い方をすると、メイク工程が短くなるのが地味に助かりました。噴射してから乾くまでの速さは、化粧下地として使う際に「どれだけ待てばファンデを乗せられるか」のストレスを減らしてくれます。

昼の塗り直しは、外出先のトイレで噴射→押さえる→完了、という流れが30秒ほどで済むようになりました。ミルクタイプを外出先で塗り直すときは道具の問題や手の汚れが気になっていましたが、スプレーはその点でも楽です。

ただ、汗を大量にかく日にスポーツをした後は、アネッサと比べると「もう少し持続感がほしい」と感じる場面がありました。日常使いとスポーツ時で使い分けることで、1本で全部をカバーしようとする無理がなくなりました。

使い方のポイント

噴射距離は20〜30cm

近すぎると液が一点に集中してムラになります。遠すぎると顔に届かず防御が薄くなります。缶に記載の使用方法の距離を守ることが基本です。

噴射後は手のひらで押さえる

噴射しただけで終わりにするより、手のひら全体を顔にそっと押し当てることで密着度が上がります。こすると白浮きやメイク崩れの原因になるため、ポンポンと押さえる動作に留めます。

目を閉じて、息を止めて噴射

顔への使用時は目を閉じ、息を止めた状態で噴射します。噴射中に目を開けていたり呼吸していると、粒子が目や気道に入るリスクがあります。

化粧下地として使う場合の順番

朝のスキンケアが終わった後、ファンデーションを塗る前にスプレーして乾かします。乾いたのを確認してからファンデーションやベースメイクを重ねます。さらさら仕上がりのため、乳液系の仕上がりのベースより、パウダーファンデやクッションファンデと相性がよいです。

よくある質問

Q1. 化粧下地として使うと、ファンデーションの乗りは悪くなりますか?

さらさら仕上がりのため、パウダーファンデーションやクッションファンデーションとは相性がよいです。リキッドファンデーションとの組み合わせは、乳液系のベースほど馴染みがよくない場合があります。最初に自宅で試してから外出時に使う順序が失敗を防ぎます。

Q2. 髪に使うとべたつきますか?

速乾さらさら仕上がりのため、スタイリング後の髪に使っても重さが出にくいです。ただし、スプレーが多すぎると髪がしっとりしたように見える場合があります。分け目や頭皮の日焼け止め目的で使う場合は、少量をさっと吹きかける使い方が向いています。

Q3. メイクの上から使ったあとにメイクが崩れますか?

透明タイプで液体が顔に直接触れずに済む形状のため、スティックやミルクよりメイクを崩しにくいです。噴射後に「こすらず、ポンポンと押さえる」動作を守ると崩れが最小になります。風が強い日は噴射した液がメイクの上で流れることがあるため、使用する環境も確認してください。

Q4. 敏感肌でも使えますか?

敏感肌や肌荒れ中の肌への使用は、事前にパッチテストを行うことをおすすめします。全ての人にアレルギーが起きないわけではありません。肌の状態が不安定なときや使用後にトラブルが出た場合は、使用を中止し肌トラブル時は医師・薬剤師にご相談ください。

Q5. 開封後の使用期限は?

開封後は1年以内を目安にしてください。日焼け止め成分は時間の経過で変質することがあり、防御力が低下する可能性があります。シーズンをまたいで余らせた場合は、次シーズンに持ち越すより新しいものを使うことをおすすめします。

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