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ヘアケア

BOTANISTスカルプ vs haru kurokami:植物由来スカルプシャンプー2本をべたつき頭皮で使い比べた

BOTANISTスカルプクレンズとharu kurokami スカルプシャンプー、どちらも植物由来のノンシリコン処方です。べたつき頭皮を抱えた私が両方を3週間ずつ試した結果、洗浄力・コスパ・オールインワンの使い勝手に明確な差がありました。

べたつき頭皮の洗浄力を優先するなら BOTANIST スカルプクレンズ、天然由来の徹底と時短を優先するなら haru kurokami スカルプシャンプー。 この2本、方向性が近いようで使い比べると差が明確に出ました。

どちらもサルフェートフリー・ノンシリコン・植物由来成分を押し出した「丁寧系スカルプシャンプー」です。でも「脂性頭皮のべたつきをすっきり落としたい」という同じ悩みに対して、それぞれ異なるアプローチをとっています。

気温が上がる季節になると、シャンプーしてから数時間でべたっとする感覚が気になって毎年シャンプーを見直しています。今年はこの2本を各3週間ずつ使い、洗浄力・泡立ち・頭皮の変化・髪の手触り・コスパの5軸で比べました。


スペック比較表

項目 BOTANIST スカルプクレンズ haru kurokami スカルプ
内容量 460ml 400ml
価格・購入 ¥1,310Amazonで見る → ¥4,940Amazonで見る →
天然由来度 植物由来成分主体 天然由来成分100%
主な洗浄成分 アミノ酸系(サルフェートフリー) アミノ酸系(3種配合・弱酸性)
シリコン ノンシリコン ノンシリコン
パラベン パラベンフリー パラベンフリー
合成香料 無添加 無添加(天然精油6種使用)
オールインワン なし(コンディショナー別途必要) あり(リンス・コンディショナー不要)
主な頭皮ケア成分 シラカバウォーター・グリチルリチン酸2K・コメセラミド アミノ酸3種・天然精油6種
医薬部外品 なし(化粧品) なし(化粧品)
おすすめ用途 脂性頭皮・べたつきをすっきり落としたい 地肌ケア全般・うねり・オールインワン派
エイジングケア訴求 なし ハリコシ不足・うねりへのアプローチ

5つの軸で違いを解説

1. 洗浄力とべたつきへのアプローチ

BOTANIST スカルプクレンズ は「べたつきをすっきり落とす」ことに特化した設計です。サルフェートフリーでありながら、グリチルリチン酸2Kと2種のシラカバウォーターが頭皮環境を整えながら洗い上げます。洗浄力はマイルドながら、脂性頭皮のべたつきを取り除く方向に振り切っています。

私が使ってみたときの実感は、「硫酸塩系ほどキュッとしないのに、頭皮のべたつきだけが消える」という感覚でした。洗った後に頭皮がつっぱる感じがないまま、夕方まで地肌がすっきりしている状態が続きました。

haru kurokami は「天然由来成分100%」を絶対に崩さない処方が最優先の設計です。アミノ酸系洗浄成分3種の弱酸性処方で、地肌への刺激を最小限に抑えながら洗い上げます。べたつきを取り除く洗浄力という観点では BOTANIST と同等か、やや穏やか寄りの印象です。

脂性頭皮で「とにかくすっきり洗いたい」という悩みが主軸であれば、BOTANIST の方が洗い上がりの爽快感は大きいです。一方 haru kurokami は、地肌への刺激を削りながらも「清潔感のある地肌」を保つことを優先している設計です。

2. 泡立ちと使い心地

BOTANIST スカルプクレンズ の泡立ちは、アミノ酸系シャンプーとしては良好な部類です。予洗いを1〜2分しっかりすれば、きめ細かい泡が地肌全体に広がります。ただし、硫酸塩系の「もこもこした濃い泡」とは異なるため、初めて使う方は「量が足りないかな?」と感じることがあります。予洗いの丁寧さが泡立ちを決める鍵です。

haru kurokami は泡立ちの質が少し違います。予洗いを丁寧にするともっちりとした密度のある泡が立ち、指の腹で頭皮をマッサージするときのすべりが気持ちいいです。泡の感触で「洗っている」という充実感があり、アミノ酸系の中でも泡立ちのよさは上位だと感じました。

どちらも予洗いが重要という点は同じです。お湯だけで1〜2分かけてすすいでからシャンプーをつける習慣を持てれば、どちらも問題なく泡立ちます。

3. 洗い上がりの頭皮感・髪の手触り

BOTANIST スカルプクレンズ の洗い上がりは「さっぱり系」です。頭皮のべたつきや蒸れた感じが取れて、すっきりした感触があります。コメセラミド(ナノ化)とサトウキビ糖蜜の保湿成分が入っているおかげで、すっきり洗いながらも頭皮がつっぱる感覚は出にくいです。

髪の手触りについては、ノンシリコン処方のため初めのうちは指通りが重い感覚を覚えるかもしれません。これはシリコーンコーティングが落ちる移行期に起こる変化で、2〜3週間で落ち着くことが多いです。コンディショナーやトリートメントを併用すれば解消しやすいです。

haru kurokami の洗い上がりは「すっきりしているのに、つっぱらない」という絶妙なバランスでした。アミノ酸系の弱酸性処方が地肌の必要な皮脂を残しながら洗い上げるため、乾燥感を感じにくいです。

オールインワンということもあり、ダメージの少ない髪であればリンスなしでも指通りがスムーズでした。ただしブリーチや繰り返しカラー・パーマのダメージがある髪の場合は、このシャンプー1本では毛先のパサつきをカバーしきれないことがあります。その場合はヘアオイルやトリートメントを別途使うことをおすすめします。

4. コスパと継続使用の現実

BOTANIST スカルプクレンズ は460mlの容量で、ドラッグストアや Amazon で手に入れやすい価格帯です。使用頻度は毎日で、1〜2ヶ月の使用を想定するとランニングコストの面では現実的な選択肢です。Amazon やロフトで定期的なセールにも乗りやすく、まとめ買いで単価を下げることもできます。

haru kurokami は400mlの容量で、BOTANIST の数倍の価格設定です。「天然由来成分100%・10の合成成分無添加」という処方コストが価格に反映されています。毎日使いでの継続コストはそれなりにかかるため、コスパを重視する場合はこの点を正直に確認しておく必要があります。

ただし haru kurokami はリンス・コンディショナーが不要なオールインワン設計なので、コンディショナー代を省けることを考慮すると、実際のコスト差は数字ほど大きくない場合もあります。「シャンプー+コンディショナーのセットで使う」前提でトータルコストを比べると、差が縮まるケースがあります。

5. エイジングケア・うねりへのアプローチ

BOTANIST スカルプクレンズ はスカルプケアに特化した設計で、エイジングケアやうねりへの訴求は前面には出ていません。「べたつき・においが気になる頭皮を清潔に保つ」ことが主な目的の製品です。

haru kurokami は「うねり・ハリコシ不足など地肌と髪のコンディションをまとめてケアする」という訴求で、エイジングケア的な視点を含んでいます。30〜40代以降の髪のうねり・ハリコシ不足が気になり始めた方に向けたポジションで、頭皮だけでなく毛髪の状態にも同時にアプローチする設計です。

私が3週間使い続けて感じたのは、翌朝のうねりが少し落ち着いた感覚でした。ただし気候・湿度・ドライヤーの仕方なども影響するため、シャンプーだけの効果と断言はできません。「地肌環境が整ったことによる相乗的な変化」として捉えるのが正確な理解です。


どちらがおすすめか

BOTANIST スカルプクレンズがおすすめな人

  • 夕方になると頭皮がべたっとなりやすく、すっきり感を長続きさせたい
  • 脂性頭皮で皮脂の多さが主な悩み
  • コスパを重視しながらサルフェートフリー・ノンシリコンに切り替えたい
  • 洗い上がりの爽快感を大切にしたい
  • コンディショナーやトリートメントとのセット使いが苦にならない

haru kurokami がおすすめな人

  • 地肌のべたつきとうねり・ハリコシ不足を同時にケアしたい
  • 天然由来成分100%・合成成分を可能な限り排除したこだわりの処方を使いたい
  • リンス・コンディショナーを省いてバスルームをシンプルにしたい
  • ダメージが少なめの髪で、1本完結の使い勝手を求めている
  • 合成香料が苦手で、天然精油の香りを好む

共通する注意点:2本とも化粧品です

BOTANIST スカルプクレンズも haru kurokami スカルプシャンプーも、どちらも化粧品に分類されます。「フケ・かゆみを防ぐ」「育毛・発毛を促す」「薄毛を改善する」という効能は、医薬部外品または医薬品にしか認められていません。

頭皮を清潔に保ち、地肌環境を整える土台を作ることが化粧品としての役割です。フケ・かゆみが明確に続いている場合や、抜け毛が著しく増えている場合は、医薬部外品のスカルプシャンプーや皮膚科・毛髪外来への相談を優先してください。

なお、どちらも天然由来成分を多く含む処方のため、特定の植物エキスや精油にアレルギー反応が出る場合があります。肌が敏感な方は初めて使うときに腕の内側でパッチテストを確認してから使い始めることをおすすめします。全ての方にアレルギーが起きないわけではありません。


よくある質問

Q. BOTANIST と haru kurokami、どちらが脂性頭皮に向いていますか?

A. べたつきの「すっきり落とし感」を優先するなら BOTANIST スカルプクレンズの方が向いています。サルフェートフリーの洗浄成分でありながら、脂性頭皮向けに設計された爽快感のある洗い上がりです。haru kurokami も脂性頭皮のべたつきに対応できますが、「天然由来100%を貫くことで刺激を削る」ことを優先した処方のため、洗い上がりのすっきり感はやや穏やかになります。

Q. haru kurokami のリンスなしは本当に大丈夫ですか?

A. ダメージが少なめの髪(カラー・パーマの回数が少ない、繰り返しブリーチをしていない)であれば、リンスなしでも指通りが保ちやすいです。私の場合は3週間通してリンスなしで問題ありませんでした。ただし、繰り返しのブリーチや重ねカラーによるダメージがある場合は、このシャンプー1本では毛先のパサつきをカバーしきれないことが多いです。個人差がありますので、最初の数回はコンディショナーを手元に置いた状態で試すことをおすすめします。

Q. 価格差はそれほど大きいのですか?

A. 容量と価格の比率で見ると haru kurokami はかなり高め(BOTANIST の数倍以上の単価)です。ただし haru kurokami はコンディショナー不要のオールインワンなので、シャンプー+コンディショナーのセットで使っていた場合のトータルコストで比較すると、差は縮まります。「1本完結で毎月の購入リストを減らしたい」という場合は、実質のコスト差を計算してみてください。

Q. 2本を同時に使い分けることはできますか?

A. 可能です。たとえば「週4日は BOTANIST でしっかりすっきり洗い、週2〜3日は haru kurokami でマイルドに洗う」という使い分けは、べたつきのコントロールと頭皮への低刺激の両立として有効な考え方です。季節や体調によって頭皮の皮脂量は変わるため、2本を手元に置いて状況に合わせて選ぶ使い方も実用的です。

Q. ノンシリコンに切り替えたばかりで髪がきしみます。どちらが向いていますか?

A. 移行期のきしみを感じやすい場合は、アミノ酸系洗浄成分3種の弱酸性処方で保湿成分も豊富な haru kurokami の方が、きしみが出にくい傾向があります。ただしどちらを選んでも、シリコーンコーティングが落ちる移行期は2〜3週間ほどあります。移行期はコンディショナーを毛先に使いながら様子を見るのが現実的な対処です。アミノ酸系とノンシリコンの違いについては アミノ酸シャンプー vs ノンシリコン比較 も参考にしてください。


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