キャンメイク ステイオンバームルージュを最初に買ったのは「SPF が入っていて保湿もできるなら1本で済む」という理由からでした。ドラッグストアでプチプラのリップを探していて、パッケージの「リップバーム発想の保湿処方」という言葉に引かれたのが正直なところです。
09番マスカレードバッドは、私がこのシリーズで初めて選んだ秋色です。ダークレッドの深みが気になっていたものの、「バーム系でここまで濃い色が出るのか」と半信半疑でした。実際に3週間使い込んで、バーム処方の限界と「だからこそ向く場面」が見えてきたので、この記事にまとめました。
なお、この製品は化粧品であり医薬品ではありません。唇に直接触れるアイテムなので、初めて使う方は少量から試してみてください。
キャンメイク ステイオンバームルージュ 09 マスカレードバッドとは
井田ラボラトリーズのキャンメイクが展開するスティックタイプの色付きルージュです。「ステイオン」という名前が付いていますが、位置づけとしてはバーム系——つまりリップクリームの保湿感に発色を加えた設計です。
主な特徴
- リップバーム感覚の軽い塗り心地で唇に負担が少ない
- 縦じわに入り込みにくい保湿処方でカサつく日でも直塗り可
- 09番マスカレードバッドは肌なじみのよいダークレッド
- 2.7gのスリム容器でポーチの隙間に収まりやすい
- SPF11・PA+配合でデイリー使いにも対応
09番(マスカレードバッド)の発色:イエベ秋の肌で試した
09番をパッケージだけ見ると、かなり深みのあるダークレッドです。最初は「バーム系でこの色が出るのか?」と思いましたが、実際に塗ると印象が変わります。
唇の上に乗せた段階では「ダークレッド」というより「肌なじみのいい深みのある赤」という見え方になります。バーム処方のせいか発色がシアー寄りで、唇の地色と混ざることで色が馴染んでいく感覚です。1回塗りではワントーン上げる程度の発色。2回重ねると深みが出てきます。
イエベ秋の肌との相性は良好です。色の方向性がテラコッタとバーガンディの中間あたりで、黄みを含んだ深みのある赤なので、イエベ秋の肌トーンと混ざっても浮く感じがありませんでした。「深いのに馴染む」というのが、この09番の個人的な評価です。
ブルベ向きのダークワインのような青みはなく、温かみのある深みが秋冬コーデに自然に合わせられます。
メリット:3週間使って実感したよかったところ
1. カサついている日でも直塗りできる
これが一番大きなメリットです。朝の洗顔後、唇が少し乾燥していると感じる日でも、先にリップバームで整える手間なく直接塗れます。縦じわに色が入り込んで悲惨なことになる——という、乾燥唇あるあるが起きにくい処方になっています。
私は朝メイクを急いでいる日ほどリップを最後回しにしがちなので、「唇の状態を気にせず直塗りできる」という点は想定以上に使い勝手がよかったです。
2. SPF11・PA+でデイリー使いに一本化できる
サンスクリーンを顔に塗った後、唇のUV対策をどうするかは地味に悩む問題です。リップ単体でSPFが入っていると、ルーティンが1本分短くなります。SPF11という数値は日常の紫外線には対応できる水準で、強い日差しの下での長時間使用とは用途が違いますが、オフィス通勤や室内作業が中心の日には十分な値です。
3. ポーチの中で邪魔にならない
2.7gのスリム容器は本当に小さいです。ポーチの端に入れても場所を取らず、旅行のコスメポーチに入れてもかさばりません。持ち運び用としてバッグに常備しておくのが自然な使い方になりました。
4. 価格の気軽さが複数カラー使いをしやすくする
プチプラ帯なので、秋向けの09番と春向けの明るいコーラル系を両方持っても、金銭的な迷いが少ないです。リップは季節や服装で使い分けたいアイテムなので、複数カラーをまとめて手元に置きやすい価格帯は実用面で助かります。
デメリット:正直に書いておきたいところ
1. 色持ちはバーム系の限界がある
「ステイオン(ステイ=持続)」という名前が付いていますが、色持ちはあくまでバーム系の範囲です。コーヒー1杯で中央の色が薄くなり、ランチを食べ終わった後には塗り直しが必要です。「落ちにくいリップを探している」という目的で選ぶと、期待値とのギャップが出やすいです。
ティントやロングラスティング系の色持ちを求めるなら、このシリーズではなくKATEリップモンスターやromandジューシーラスティングティントの方が向きます。
2. 09番はバーム系にしては発色が深めなので、日によってはクセを感じる
バーム系の発色でも09番はシリーズの中では濃い色です。「ナチュラルメイクで唇だけ主張する」という日には重くなることがあります。デイリーの軽いナチュラルメイクには01〜04番程度の明るめの番号の方がなじみやすく、09番はある程度しっかりメイクをする日に向きます。
3. ツヤ感はそれほど強くない
バーム処方なのでしっとり感はありますが、ガラス玉系グロスのような強いツヤは出ません。「ぷっくりしたグロス感が欲しい」という用途には向かず、「ナチュラルなしっとりツヤ」止まりです。
向いている人 / 向いていない人
こんな方に向きます
- 唇が乾燥しやすく、色付きリップで荒れやすい経験がある方
- UV対策をリップに任せたいデイリー使い志向の方
- 朝のメイク時間が短く、唇の下地を省きたい方
- イエベ秋で秋冬のコーデに深みのある色をさりげなく取り入れたい方
こんな方には向きません
- 1日中色を保ちたい方(ランチ後に塗り直す時間が取れない日)
- ガチガチに落ちないティントを探している方
- 強いツヤ感やしっかりしたグロスが欲しい方
CANMAKE バームルージュ口コミから見えた傾向
「バームルージュ 口コミ」を調べると、高評価のパターンと低評価のパターンがくっきり分かれます。
高評価に多い声は「唇が荒れない」「気軽に直塗りできる」「プチプラとは思えない質感」。低評価に多い声は「すぐ落ちる」「もっと発色が欲しかった」。
この二極化は、商品の性質を理解してから選んでいるかどうかの差に見えます。バーム系という設計を前提に「保湿しながら色を足す1本」として選ぶと高評価側の体感になり、「落ちにくいスタイリングリップ」として選ぶと期待外れになる——という構造です。
口コミの満足度が割れている商品は、「用途の一致」を先に確認してから購入するのが確実です。
キャンメイク バームルージュの保湿力:成分面から見ると
公式の成分情報からは、保湿を支える成分が複数配合されています。バーム系の基本となるワックス類(カルナウバロウ等)を主体に、オイル成分が配合された処方です。
ただし、保湿効果の程度には個人差があります。「縦じわに入り込みにくい」という特徴も、唇の状態によっては完全には防ぎきれない場合があります。著しく乾燥している日は、先に薄くリップバームを仕込んでからこのルージュを重ねると、発色がより均一に乗ります。
ステイオンバームルージュ マスカレードバッドの使い方
09番を最もきれいに使えた方法を共有します。
- 朝のスキンケアを終えて、リップの状態を確認。乾燥がひどい日は薄くリップクリームを仕込んでおく
- ステイオンバームルージュ09番を直接唇に当てて1〜2回のせる
- 薄い発色で十分な日はここで完成。しっかり深みを出したいなら2〜3回重ねる
- 化粧直しのタイミング(ランチ後など)に持ち歩きで塗り直し
バーム系なので、塗り直しの際に前の色が完全に落ちていなくても、上から重ね塗りしやすいのが実用面でのメリットです。ティントのように「落としてから塗り直す」手間がなく、さっと上から乗せるだけで色が整います。
他商品との比較
| 比較項目 | キャンメイク ステイオンバームルージュ 09 | KATE リップモンスター(イエベ秋向け) | rom&nd ジューシーラスティングティント |
|---|---|---|---|
| 処方タイプ | 保湿バーム系 | 密着ジェルリキッド | シロップコーティングティント |
| 色持ち | 低〜中(食事で落ちやすい) | 高(マスク着用時も比較的持続) | 高(時間とともに色が深まる) |
| 保湿感 | 高 | 中(ジェル膜で乾燥感が出る場合あり) | 中 |
| 発色の強さ | 低〜中(シアー寄り) | 高(しっかり発色) | 中〜高 |
| 唇の負担感 | 低 | 中 | 中 |
| 塗り直しのしやすさ | しやすい | 「落として塗り直す」方が向く | 重ね塗り対応だが塗り直し感がある |
| 向く場面 | 乾燥する日・ナチュラルメイク | 外出が多い日・色を保ちたい日 | しっかり色持ちさせたい日 |
| 価格・購入 | ¥638Amazonで見る → |
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この3本は同じ「色付きリップ」のカテゴリでも、設計思想が根本的に違います。保湿と手軽さを優先する日はキャンメイク、色を保ちたい日はKATEかromand、という使い分けが私のデイリーの基準になっています。
よくある質問
Q. キャンメイク ステイオンバームルージュ09番はイエベ秋に向きますか?
A. 向きます。09番マスカレードバッドはテラコッタとバーガンディの中間に位置するダークレッドで、黄みを含んだ深みのある色調です。青みが強くないため、イエベ秋の肌でも馴染みやすく、秋冬コーデに自然に合わせられます。ただし発色がシアー寄りのバーム系なので、「深い色をしっかり出したい」というより「さりげなく深みを足したい」日に向く1本です。
Q. ステイオンバームルージュは落ちやすいですか?
A. バーム系のリップとして設計されているため、ティントやロングラスティングルージュと比べると色持ちは控えめです。コーヒーや食事をするとランチ前後に塗り直しが必要になります。「何時間も落ちないリップ」を求める場合は、ティント処方のromandやKATEリップモンスターの方が用途に合います。ステイオンバームルージュは「塗り直しを前提にしながら、唇に負担をかけたくない日」に選ぶアイテムとして向きます。
Q. キャンメイク バームルージュの09番と他の番号の違いは何ですか?
A. 09番は全シリーズの中でも深みのある色の部類に入ります。01〜04番程度の明るめコーラル・ピンク系と比べると、発色の印象がかなり異なります。ナチュラルメイクや春夏シーンには明るめ番号、秋冬の落ち着いたコーデには09番のような深みのある番号、と季節と服装に合わせて使い分けるのが向いています。
Q. 敏感肌や唇が荒れやすい人でも使えますか?
A. バーム系処方で唇への負担が比較的少ない設計です。ただし、パッチテスト済みと書かれた製品でも全ての方にアレルギーが起きないわけではありません。初めて使う場合は、唇の端など目立たない部分に少量試してから本格的に使い始めるのが安心です。荒れやピリつきが気になった場合は使用を中断し、肌トラブル時は医師・薬剤師にご相談ください。


