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メイクアップ

クリオ キル カバー クッション 03を使ってみた:ハイカバーの実力と崩れ方

クリオ キル カバー ファンウェア クッション(03 LINEN)を2週間使いました。毛穴や色ムラを一枚で目立たなくするハイカバー処方の実力は本物で、乾燥肌での午後の粉浮きが唯一の注意点でした。

CLIO(クリオ)の「キル カバー」シリーズは、韓国コスメの中でもカバー力に特化したラインとして知られています。その中核を担うのが「キル カバー ザ ニュー ファンウェア クッション」——毛穴や色ムラを1本で隠すハイカバー処方を、クッションファンデの軽い付け心地で実現しようとした商品です。

私が選んだのは色番03 LINEN。明るめのニュートラルトーンで、ブルベ夏からニュートラル系の肌色に馴染みやすいとされている色番です。2週間、平日の通勤から週末の外出まで毎日使って、仕上がり・持ちの良さ・崩れ方を確かめました。

クリオ キル カバー クッション:基本スペック

項目 詳細
正式名称 クリオ キル カバー ザ ニュー ファンウェア クッション
色番 03 LINEN(明るめのニュートラル)
内容量 15g
SPF・PA SPF50++ / PA++
仕上がり セミマット
カバー力 ハイカバー
価格・購入 ¥2,380Amazonで見る →

SPF50++のUV対策が下地なしで完結できる点、15gという標準的な内容量、そして「KILL COVER」という名前が示すとおりのカバー力の高さが主な特徴です。

メリット:2週間使って実感した4つの点

1. カバー力が本当に高い

これが一番正直な感想です。毛穴の凹凸、頬の赤み、小さな色素沈着——パフを薄く当てるだけで「あ、隠れた」と分かるレベルのカバー力が出ます。

私はリキッドファンデで下地を仕込んでからクッションを使うことが多いですが、このクッションは下地なしでも十分なカバーが出ることに気づきました。下地+クッションだと少し重たくなるので、カバー力を求める日は直乗せで使うようになりました。

パフの押し当て方でカバーの厚みを調節できるのも便利です。薄く広げると素肌感が残りつつ色ムラだけが整う仕上がりになり、気になる箇所だけ重ね押しすることでハイカバーに切り替えられます。

2. 付け心地が「軽い」

ハイカバー処方というと、のっぺりとした厚み感が出るイメージがありますよね。でも実際に使うと、付け心地がエアリーなのが印象的でした。パフを顔に当てた瞬間の密着感はしっかりありますが、乗せ終わったあとに顔を動かしたとき「重さ」が気になりませんでした。

セミマット仕上がりなので、塗り終わりの顔はしっかり整った印象になりますが、テカリも粉っぽさも出ない質感です。

3. SPF50++でUV下地が省ける

日中外出が多い日、下地・UV下地・ファンデの3ステップはどうしても時間がかかります。このクッション1本でSPF50++のUV対策ができるので、朝のメイク時間が短縮できます。

ただし日焼け止めの塗布量として必要な量(0.5mlあたり)をクッションで確保するには、かなりしっかり重ねる必要があります。日差しの強い屋外での活動が長時間続く日は、下地として別途UV下地を使うほうが安全です。

4. マスクへの色移りが少なめ

2週間の使用を通じて、マスクへの色移りが他のクッションに比べて少ないと感じました。密着力が高い処方なので、マスクをつけたときの摩擦に対してある程度耐性があるようです。完全に色移りしないわけではないですが、日常のビジネスカジュアルな場面での使用であれば、気になるレベルの色移りは出ませんでした。

デメリット:正直に書く3つの弱点

1. 乾燥肌の頬には午後から崩れが出やすい

最大のデメリットはこれです。Uゾーン(頬・顎)が乾燥しやすい私の肌では、午後2〜3時間経過したころから頬に粉浮きの気配が出てきます。特に冷房の効いた室内での長時間過ごした日は、夕方に頬が白っぽく乾いた感じになることがありました。

対策として、保湿下地をUゾーンにしっかり仕込んでからクッションを薄く乗せることで、崩れが出る時間を遅らせることができました。乾燥肌の方がこのクッションを使う場合、保湿ケアを丁寧にしてから乗せる前提で考えるのが現実的です。

2. 厚塗りするとヨレやすい

カバー力を求めてパフを強めに押し込みすぎると、表情の動きで目元や口元にヨレが出やすくなります。特に目の下の小じわがある方は、薄膜を意識して乗せないと、夕方にヨレた部分が目立ちます。

薄く重ねてカバーを足す、という乗せ方をすることで改善できますが、「1度でたっぷり塗って決める」という使い方には向きません。

3. 色番03は明るめ設定

03 LINENはニュートラルと説明されていますが、実際の色味は明るめです。標準的な日本人の肌色(オークル系)の方には明るすぎる場合があります。イエベ寄りの方、特に黄みが強い肌色の方は別の色番を検討するか、テスターで確認してから購入することをおすすめします。

ブルベ夏から自分の肌がニュートラル寄りという方には馴染みやすいですが、最初の色選びは慎重に。

向いている人 / 向いていない人

向いている人

  • 毛穴の凹凸・赤み・色素沈着をしっかりカバーしたい
  • 「ふんわり素肌感」より「整えた肌をきれいに見せたい」という仕上がりを求めている
  • 混合肌〜脂性寄りで皮脂崩れが気になる(Uゾーンが乾燥しにくい方)
  • ブルベ夏〜ニュートラル系の肌色で03 LINENが合いそうな方
  • 朝のメイク時間を短縮したい(UV下地を省きたい)

向いていない人

  • Uゾーンが乾燥しやすい乾燥肌の方(崩れ対策が必要)
  • ツヤ感のある素肌仕上がりが好みの方
  • イエベ春〜秋系の黄みが強い肌色の方(03 LINENが浮く場合がある)
  • 厚塗りで一気に仕上げたい方(薄膜重ねが基本)

競合商品との比較

同価格帯の韓国クッションファンデと比較します。

商品 価格・購入 カバー力 崩れにくさ 仕上がり 乾燥肌向き
CLIO キルカバー ¥2,380Amazonで見る → ハイ 密着・マスク対応 セミマット △(要保湿下地)
TIRTIR マスクフィット ¥2,970Amazonで見る → ミディアム〜ハイ 皮脂ブロック強め セミマット
HERA ブラッククッション ¥6,380Amazonで見る → ミディアム〜ハイ 薄膜密着 セミマットツヤ

CLIOは「ハイカバー」という1点においては3本の中でトップです。ただし乾燥肌への優しさという観点では、HERAブラッククッションのほうが長時間の保湿感が維持されやすい印象でした。詳細はクッションファンデおすすめ4選をご覧ください。

崩れにくく仕上げるための使い方のコツ

2週間試して気づいた、このクッションの特性を活かすための3つのポイントです。

保湿下地でUゾーンを整えてから乗せる — クッション単体で乾燥肌に直乗せすると、頬の粉浮きが午後2〜3時間で始まります。保湿タイプの下地をUゾーンに薄く仕込んでからクッションを乗せると、崩れが出るまでの時間が延びました。Tゾーンには下地なし・Uゾーンのみ下地を仕込む方法が、ナチュラルな仕上がりとの両立に有効でした。

パフは押し込まず、軽く当てて重ねる — カバー力を出したいとき、パフを強く押し込みたくなりますが、厚膜になるとヨレます。薄く当てて1回目を広げ、足りない部分だけ2回目を重ねる順序を守ると、仕上がりがきれいなまま持ちます。

化粧直しはティッシュオフを必ず先に — 夕方に崩れた部分をそのままクッションで覆うと、さらにヨレます。ティッシュを折りたたんで崩れた箇所を押さえてから、クッションをほんの少し重ねる方法でリセットできます。

CLIO クッション ハイカバー処方の仕組み

「ハイカバー」と「軽い付け心地」を両立させているのは、微細なカバーパウダーが肌の凹凸に入り込む処方設計によるものだと考えられます。通常のファンデは厚膜で覆うカバーですが、キルカバーシリーズは薄く密着した膜でムラなく均一に整えるという方向性です。

これが「乗せた直後はエアリーなのにカバーされている」という特有の質感につながっています。ただし薄膜での密着という性質上、乾燥があると膜が浮いてしまう——それが午後の粉浮きにつながるというのが私の理解です。

クリオ キル カバー 口コミ:よく挙がる声と私の実感の照合

「カバー力が高い」「軽い」「崩れにくい」という好評が多い一方、「乾燥肌に合わなかった」「色が明るすぎた」という声も見受けられます。

私の2週間の体感はこれと概ね一致しています。カバー力と付け心地の軽さは本物です。ただし「乾燥肌に合わなかった」という声は、Uゾーンが乾燥しやすい私も体感しており、納得感があります。

「崩れにくい」という口コミは、主に皮脂多め〜混合肌の方の声だと推測しています。乾燥肌の方が同じ評価をするにはケア方法の工夫が必要です。

CLIO KILL COVER クッション 03:色選びの補足

03 LINENは「明るめのニュートラル」です。この色番を選ぶか迷っている方への補足です。

自分の肌がブルベ夏(サマー)だと思う方、またはパーソナルカラー診断でニュートラル〜クール寄りと言われた方には馴染みやすい色番です。一方、日焼けしやすい・黄みが出やすいと感じている方、または普段オークル21〜オークル30を選んでいる方には明るすぎる可能性があります。

購入前のテスターがある環境であれば、必ず腕ではなくあごのラインに当てて確認することをおすすめします。パーソナルカラー別のクッションファンデの選び方はTIRTIRクッションファンデの色選び全ガイドも参考になります。

購入リンク

よくある質問

Q. クリオ キル カバー クッションは50代でも使えますか?

A. 使えますが、薄く重ねることを前提にすることが重要です。ハイカバー処方のため、厚塗りすると毛穴やたるみ線に溜まり、かえって気になる仕上がりになることがあります。薄膜で乗せてカバーを足す方法を意識するか、よりスキンケア成分を重視したHERAブラッククッションのようなタイプが合う場合もあります。50代のファンデ選び全体については50代の崩れないファンデをご覧ください。個人差があります。

Q. 乾燥肌ですが、このクッションを崩れにくくする方法はありますか?

A. 下地での保湿強化が最も効果的です。Uゾーンに保湿下地またはスキンケア美容液を薄く仕込んでからクッションを乗せると、粉浮きが出るまでの時間を遅らせられます。また乗せる量を少なくして薄膜を意識し、気になる箇所に重ね塗りする方法が崩れにくさにつながります。どうしても午後に崩れが出る場合は、崩れた部分をティッシュでそっと押さえてからクッションで補正する化粧直しが効果的です。肌トラブル時は医師・薬剤師にご相談ください。

Q. マスクをつける日でも使えますか?

A. 使えます。密着力が高い処方なので、マスクへの色移りは比較的抑えられます。さらに抑えたい場合は、仕上げにTゾーン〜Uゾーンに薄くフェイスパウダーを重ねると色移りが減ります。マスクファンデ全般の対策は50代の崩れないファンデにも記載しています。

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