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メイクアップ

クリオ キル カバー クッション vs HERA ブラック クッション:ハイカバー韓国クッションの2強を比較

クリオ キル カバー クッションとHERA ブラック クッションを肌質の違う日に交互に使い、カバー力・崩れにくさ・乾燥感の出方を4週間かけて確かめました。約2.7倍の価格差を埋めるだけのHERAの優位性がある場面と、CLIOで十分な場面は明確に分かれています。

韓国クッションファンデのカバー力対決、と言われたときに名前が上がるのがこの2本です。CLIOのキル カバー クッションと、HERAのブラック クッション。

どちらも「しっかりカバーしたい」という需要に応えようとしていますが、アプローチがまったく違います。CLIOはハイカバー処方と軽い付け心地でプチプラ帯をリード。HERAはデパコスの薄膜密着とスキンケア処方で24時間の安定感を狙う。価格はCLIOが¥2,380Amazonで見る →、HERAが¥6,380Amazonで見る →で、価格差は約2.7倍です。

私は混合肌で、Tゾーンは皮脂が出やすく、頬は午後から乾燥感が出るタイプです。この2本を平日の通勤・週末の外出・スキンケアを丁寧にした日・急ぎで仕上げた日など、条件を変えながら4週間交互に使いました。

どちらがおすすめかは人によって明確に分かれます。先に結論を言うと——カバー力と崩れ防止を最優先するならCLIO、薄膜の上品さとスキンケア感を求めるならHERA、が私の答えです。

スペック比較表

項目 CLIO キル カバー クッション HERA ブラック クッション
ブランド CLIO(韓国プチプラ) HERA(韓国デパコス)
価格・購入 ¥2,380Amazonで見る → ¥6,380Amazonで見る →
内容量 15g 15g
SPF SPF50++ / PA++ 記載なし(商品仕様参照)
カバー力の方向性 ハイカバー処方(隠す) 薄膜密着カバー(整える)
仕上がり セミマット 上品なセミマットツヤ
崩れにくさの特徴 マスクへの色移り防止・フィックス効果 24時間密着・皮脂コントロール設計
スキンケア成分 なし(カバー特化) ヒアルロン酸・ホワイトフラワーエキス配合
特許・独自技術 ハイカバー処方(ブランド特徴) キンフィットカバーテクノロジー
展開色数 複数(色番03 LINEN は明るめニュートラル) 全7色(アジア人肌色対応)
ターゲット肌質 混合肌〜脂性肌向き 乾燥寄り混合肌〜普通肌向き
乾燥肌への優しさ △(保湿下地の仕込みが必要) ◯(ヒアルロン酸処方で乾燥感が出にくい)

カバー力の違いを4週間で実感したこと

CLIOのカバー力:「隠す」方向のハイカバー

CLIOのキル カバー クッションは、カバーの質が「塗りつぶす」に近いです。悪い意味ではありません。毛穴の凹凸・頬の赤み・小さな色素沈着を、パフを薄く当てるだけで目立たなくさせるパワーがあります。

特に感じたのは、色ムラのある日に使ったときです。HERAと同じように薄く乗せても、CLIOの方が明らかに色の乱れを均一に整えてくれます。「カバーしている感」が出やすいとも言えますが、厚塗り感に変わるかどうかはパフの使い方次第です。

パフを強く押し込むとヨレやすくなるので、薄く広げて重ねるのが基本です。でもその「薄く重ねる技術」を使えば、仕上がりはハイカバーなのに不自然に見えない——という状態が作れます。

HERAのカバー力:「整える」方向の薄膜密着

HERAブラック クッションの「キンフィットカバーテクノロジー」によるカバーは、方向性がまったく違います。毛穴を「消す」のではなく「目立たなくさせる」感覚です。

乗せた直後は「ファンデをつけている」という感触が薄く、素肌が整ったように見えます。セルフィーを撮っても加工感が出ない——これはHERAの強みです。ただし、ヘビーな色素沈着やしっかりした赤みを1本で完全にカバーしたいときには、CLIOの方が確実です。

4週間使った体感では、以下のような使い分けに自然に落ち着きました。

  • 肌の調子がいい日・写真に残る予定がある日 → HERA(薄膜の上品さが活きる)
  • シミが気になる日・色ムラが強い日・マスクを長時間つける日 → CLIO(ハイカバーが頼れる)

崩れにくさ:同じ「崩れにくい」でも崩れ方が違う

4週間を通じて気づいたのは、CLIOとHERAでは「崩れの起きやすい状況」が違うということです。

CLIOの崩れやすい状況

CLIOが崩れやすいのは、乾燥環境と長時間の経過の組み合わせです。Tゾーンよりも頬・Uゾーンの乾燥崩れが先に出てきます。冷房の効いたオフィスで8時間過ごした日の夕方、頬が白っぽく乾いた感じになったのを何度か経験しました。

マスクへの色移りは少ない方で、フィックス効果があります。マスクをつけたときの崩れには強いです。ただし、乾燥した環境での長時間使用には注意が必要です。

HERAの崩れやすい状況

HERAが崩れやすいのは、皮脂量の多い日のTゾーンです。Tゾーンに皮脂コントロール処方が入っていますが、TIRTIRのような皮脂ブロック特化設計と比べると、皮脂の多い脂性肌にはやや物足りないことがあります。

頬の乾燥崩れはHERAの方が出にくかったです。ヒアルロン酸配合のスキンケアベース処方で、スキンケアをしっかり仕込んだ日の夕方まで頬は安定していました。

比較まとめ:崩れにくさ

崩れの種類 CLIO HERA
乾燥崩れ(頬・Uゾーン) 出やすい(要保湿下地) 出にくい(ヒアルロン酸処方)
皮脂崩れ(Tゾーン) 普通 普通〜やや弱め
マスクへの色移り 少なめ(フィックス効果) 普通
長時間の安定感 保湿仕込み必須 乾燥肌寄りに安定

付け心地・乗せ心地の違い

CLIOを使うときは「パフがしっかり肌をとらえている感」があります。密着力が出やすいので、押し当てたときに「乗っている」感触が明確です。

HERAは逆で、乗せたときに「馴染んでいる」感触です。ファンデと肌の境界線が薄いです。厚みが出ないぶん、パフを何度か重ねても「ファンデが層になっている感」になりにくいです。

乾燥した唇周りや小鼻のわきなど、皮膚が折れやすいポイントへの乗りやすさはHERAが優位でした。CLIOはその部分に乗せるときに力加減を気をつけないとヨレやすかったです。

仕上がりの方向性:セミマットvsセミマットツヤ

CLIOの仕上がりはセミマットです。照りがなく「整えた肌」という印象になります。ファンデをつけていると分かる仕上がりですが、テカりが出ないので崩れた印象を与えにくいです。

HERAはセミマットにわずかなツヤが乗る仕上がりです。「肌が健康に見える」という感覚に近く、素肌のキメが整ったような見え方をします。写真で見たときに、CLIOよりも自然な印象になることが多かったです。

どちらが好みかは完全に個人の判断ですが、ブルベ冬の私にはHERAのツヤ感の方が肌色に馴染む感覚がありました。CLIOのセミマットはニュートラル系の仕上がりで、パーソナルカラーを問わず使いやすい方向性です。

スキンケア成分と肌への優しさ

CLIOはカバー力に特化した設計で、スキンケア成分の充実という面では打ち出していません。SPF50++のUV対策は入っており、日中のUVカットは1本で対応できます。

HERAはホワイトフラワーエキスとヒアルロン酸を配合したスキンケアベース処方で、塗布しながら保湿ケアができる設計です。リファイニングピグメント配合で色くすみしにくい設計も、時間経過の見た目に効いています。

「スキンケア処方のクッションファンデを探している」という方には、HERAブラック クッションの方が設計思想として合致します。CLIOは「ファンデとしてのカバー力」を優先した設計なので、スキンケアの役割はスキンケアアイテムに任せる前提で使う商品です。

色展開とパーソナルカラー別の選びやすさ

CLIOは今回レビューした03 LINENが明るめのニュートラルトーンで、ブルベ夏〜ニュートラル系の肌色に合いやすいです。黄みが強いイエベ春・秋系の方には明るすぎる場合があるので、最初は色番確認を慎重にした方が安全です。

HERAは全7色展開で、アジア人女性の肌色幅を細かくカバーしています。クール系・ニュートラル系・ウォーム系と幅が広く、自分のパーソナルカラーに近い色番を選びやすいです。百貨店のカウンターやオンラインのシェードガイドを参考に、首の色に合う番号を選ぶのが鉄則です。

価格差約2.7倍を埋める理由があるか

これが一番正直に書く必要がある部分です。

CLIOの価格帯とHERAの価格帯、約2.7倍の差があります。この差を埋めるHERAの優位性は、私の体感では以下の場面で明確に出ました。

HERAが価格差を上回ると感じた場面:

  • 長時間の乾燥環境で、頬の崩れを最小限にしたいとき
  • 薄膜の上品な仕上がりを求める場面(会食・デート・写真が残るイベント)
  • スキンケア感覚で日中の保湿を維持したいとき
  • 乾燥寄りの混合肌で、保湿下地なしでも安定した仕上がりを出したいとき

CLIOで十分だと感じた場面:

  • シミや色素沈着のカバー力を最大化したいとき
  • マスク着用の長い日の崩れ防止を優先するとき
  • 普段使いのコスパを重視するとき
  • 替えパフや替えコンパクトの経済的な日常消耗品として使うとき

毎日使いのクッションを1本に絞るならCLIO、大事な日や乾燥が気になる時期のメインクッションとしてHERA——という使い分けが最もコスパの良い選択だと思います。

どちらがおすすめか

CLIOキル カバー クッションがおすすめな方

  • 毛穴・色ムラ・赤みをしっかりカバーしたい
  • マスク着用の日の崩れと色移りを抑えたい
  • 混合肌〜脂性寄りで、Uゾーンの乾燥がそれほど気にならない
  • 価格帯を抑えながら十分なカバー力を求めている
  • SPF50++のUV対策を1本で完結させたい

HERAブラック クッションがおすすめな方

  • 薄膜なのに整って見える上品な仕上がりが好き
  • 乾燥寄りの混合肌で、午後まで頬の乾燥崩れを出したくない
  • スキンケア成分配合で肌に優しいクッションを探している
  • 写真映えや会食・大切な予定での仕上がりを重視する
  • デパコスらしいケースのデザイン感にも価値を感じる

どちらも向いていない方

  • 皮脂ブロック力を最優先したい脂性肌の方(TIRTIRの方が合います)
  • ヘビーなシミを完全に隠したい場合、どちらもコンシーラー併用を検討してください

購入リンク

よくある質問

Q. CLIOとHERAを重ねて使うことはできますか?

A. 重ね使いは基本的におすすめしません。2本分の膜が重なると厚みが増して、夕方にヨレやすくなります。それぞれ1本で完結させる使い方が安定しています。ただし、下地としてHERAを薄く乗せてカバーが足りない箇所だけCLIOを重ねる——という使い方は試したことがあり、量を最小限にすれば崩れにくかったです。個人差があります。

Q. 乾燥肌ですがどちらが向いていますか?

A. 乾燥肌の方にはHERAブラック クッションの方が合いやすいです。ヒアルロン酸配合のスキンケアベース処方で、午後の頬の乾燥崩れが出にくい設計になっています。CLIOでも保湿下地をUゾーンにしっかり仕込めば使えますが、乾燥肌でそのひと手間を省きたい場合はHERAが安定します。肌の状態は個人差があります。

Q. マスクをつける日はどちらがいいですか?

A. CLIOのキル カバー クッションの方が、マスクへの色移り防止の設計が強いです。フィックス効果が密着力を高めているため、マスクをつけたときの摩擦にも比較的耐えます。マスク着用時間が長い日は、仕上げにフェイスパウダーをTゾーン〜Uゾーンに薄く押さえると、色移りがさらに抑えられます。

Q. ブルベ冬にはどちらが合いますか?

A. ブルベ冬の肌色にはHERAブラック クッションのクール系〜ニュートラル系の色番が馴染みやすいです。CLIOの03 LINENはニュートラルですが明るめ設定なので、ブルベ冬でも肌が明るく白っぽい方には合いやすく、標準的な明るさの方には浮く場合があります。CLIOを選ぶ場合は必ずテスターで確認するか、色番のバリエーションを確認してから購入してください。

Q. どちらも敏感肌の方が使えますか?

A. HERAブラック クッションはパッチテスト済みですが、全ての人にアレルギーが起きないわけではありません。初めて使う際は手首の内側などで少量試してから顔に使うことをおすすめします。CLIOについても同様で、成分に気になるものがある方は皮膚科での確認を優先してください。肌トラブル時は医師・薬剤師にご相談ください。

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