CLIO(クリオ)はソウル発の韓国コスメブランドで、アイラインやコンシーラーがドラッグストアやバラエティショップに並ぶようになってから、アイシャドウパレットへの注目度も上がっています。私がプロアイパレット エア 02 ローズコネクトを手にしたのは、ローズ寄りの配色でブラウン一辺倒の目元から抜け出したかったからです。
3週間、日常メイクとイベントメイクの両方で使い込みました。10色の使い分け、グラデーションの手順、パーソナルカラー別の向き不向きまで、実際に手を動かして感じたことをそのままお伝えします。
02 ローズコネクトの10色構成と各色の特徴
02 ローズコネクトは、ローズ〜マチュアピンク系の血色感を軸にした10色構成のパレットです。CLIO 公式が「血色感あふれるマチュアローズ配色」と表現しているように、ピンク・ローズ・ブラウンがグラデーションで並んでいます。
10色の内訳は、大まかに次の3グループに分かれています。
- ハイライト・ベース系(上段左2〜3色):パールホワイト・シャンパン系。まぶた全体に薄く広げて、素肌感と明るさを出す
- メインカラー系(上段〜中段のピンク・ローズ):淡いローズベージュ〜コーラルピンク。マットとシマーが混在しており、肌なじみの良いピンクトーンが中心
- 締め色・深み系(下段のローズブラウン〜ダークローズ):目元に奥行きと輪郭を与える色。マットのローズブラウンとシマー入りのダークプラム系
「ローズコネクト」という名前通り、全体的にローズの血色感でまとまっており、色数の割に「捨て色」が少ない設計です。10色全て使う必要はなく、3〜4色を選んで使うだけでも完結するように配色されています。
グラデーション手順:3ステップで整える
私が日常メイクで定着したのは、次の3ステップです。
ステップ1:ベースカラーをまぶた全体に パールホワイト系のカラーを指でまぶた全体に薄く広げます。素肌感を残しながら、発色のベースを整えるイメージです。
ステップ2:メインカラーを二重幅に ローズベージュ〜淡いローズのメインカラーを、チップまたは細いブラシで二重幅に乗せます。指でぼかすと色の境界が自然になります。
ステップ3:締め色をまつげの際に ローズブラウン系の締め色を細いアイシャドウブラシでまつげの際に細く入れます。太く広げると輪郭が重くなるので、あくまでアイラインの補助くらいの感覚で。
この3ステップで、オフィスの日中光でも浮きにくい目元になります。時間があるときはシマー系のカラーを涙袋の中央にポイント使いすると、立体感が出ます。
メリット:3週間使って感じた良いところ
コスパと色数のバランス
10色でこの価格帯は、韓国コスメならではのコストパフォーマンスです。ローズ系のパレットとしてこれ1つで日常〜イベントメイクがある程度完結できるのは実用面で評価しています。単色を揃えていくより初期コストが低く、色の相性を考える手間も省けます。
発色のなじみやすさ
ローズ〜ピンクトーンの発色が、肌に乗せた時に「色が主張しすぎない」のが特徴です。強い発色というよりは、まぶたに自然な血色感を足す設計なので、素肌感を大切にしたい日常メイクに向いています。CLIO 公式の「イエベ春肌になじむ肌なじみのよいピンク〜ローズトーン設計」という説明通りで、乗せた瞬間に浮かないのは良い点です。
マットとシマーのバランス
マットのみ、シマーのみのパレットではなく、両方が混在しているのが使いやすさの理由の一つです。日常は薄めのマットで陰影を作り、特別な日はシマーを足す、という使い分けが1パレットで完結します。質感のバリエーションが10色に入っているのは、初心者にも使いやすい構成です。
ラメの粒子の細かさ
シマー系の色に含まれるラメは、粒子が比較的細かく、目元にギラギラした印象は出にくいです。品のある輝きで、まぶたに乗せた時に光が分散する感覚があります。デイリーメイクでも使える細かさです。
デメリット:正直に書きます
持続性はミドルクラス
3週間使って感じた正直な印象は、持続性が「プチプラとしては平均的」だということです。アイシャドウベースを下地として使えばヨレにくくなりますが、ベースなしで8時間以上過ごすと、まぶたの中央に皮脂でシワが入りやすくなります。特にTゾーンに油分が出やすい混合肌や脂性肌の方は、アイシャドウベースを合わせて使うのを前提にした方が良いです。
パッケージの素材感
ケースは軽量ですが、プラスチック感が強く、手に持ったときの質感はデパコスと比べると差があります。日常で持ち歩く分には問題ありませんが、テーブルに置いたときの存在感は価格なりです。ミラーは付属していますが、サイズが小さいので化粧直しには使いにくいと感じました。
色の「顔」がまとまりすぎている
ローズコネクトという名前通り、全10色がローズ〜ピンクトーンに寄っているので、秋冬のアーシーなブラウンや、夏のくっきりした青み締め色を作るのはこのパレット1つでは難しいです。ローズ系の血色感以外の目元が作りたくなったときは、別のパレットや単色の補充が必要になります。これはコンセプト通りの設計ですが、「これ1本で全シーズン・全スタイル対応」は難しいです。
パーソナルカラー別の向き不向き
ブルベ夏・ブルベ冬
ローズ〜ピンクのトーンはブルベ系の肌に合いやすいです。特にブルベ夏の肌は青みのある淡いローズが血色感を引き出しやすく、このパレットのベースカラー〜メインカラーの発色は自然に馴染みます。ただし、締め色がローズブラウン系なので、よりクールな印象を作りたいブルベ冬には、ダークグレー・青みブラウンの単色を別で足す方が完成度が上がります。
イエベ春
CLIO 公式がターゲットとして意識している配色で、コーラルピンク〜ローズベージュ系が肌になじみやすいです。パレット内のメインカラーの温かみがイエベ春の肌の明るさを引き立てます。このパレットが最も素直に使えるのはイエベ春の肌だと感じました。
イエベ秋
黄みの強いブラウンや深みのあるテラコッタが中心ではないため、イエベ秋の骨格感や深みを出すにはこのパレット単独では不足する可能性があります。サブパレットとして使うか、深みのある締め色を別途用意することで使いやすくなります。
比較表:類似プチプラパレットとの比較
| 項目 | CLIO プロアイパレット エア 02 | rom&nd ベターザンパレット 03 |
|---|---|---|
| 価格・購入 | ¥2,300Amazonで見る → |
¥2,900Amazonで見る → |
| 色数 | 10色 | 10色 |
| カラー軸 | ローズ〜コーラルピンク | ローズブラウン〜青みローズ |
| 質感 | マット+シマー混在 | マット+グリッター混在 |
| おすすめパーソナルカラー | イエベ春・ブルベ夏 | ブルベ夏・ブルベ冬 |
| 持続性の目安 | ベース使用推奨 | ベース使用推奨 |
よくある質問
Q1. 初めてカラーアイシャドウに挑戦するのですが、使いやすいですか?
A. 使いやすい方です。ローズ〜ピンクトーンで全色がまとまっているため、どの色を組み合わせてもぶつかりにくい設計です。ハイライト・メイン・締め色の役割が色の配置でわかりやすいので、アイシャドウを塗り重ねる順番を決めやすいです。最初の3ステップ(ベース・メイン・締め)から始めると、グラデーションを失敗しにくいです。
Q2. 目元がかぶれやすい敏感肌でも使えますか?
A. CLIO は公式日本展開品として成分表示が日本語対応されているため、成分確認はしやすいです。ただし、どのコスメでも肌への反応は個人差があります。初めて使う場合は、二の腕の内側で48時間のパッチテストを行ってから目元に使うのが安全です。肌トラブル時は医師・薬剤師にご相談ください。パッチテスト済み(全ての人にアレルギーが起きないわけではありません)。
Q3. ヨレやすいと感じた場合はどうすれば改善できますか?
A. アイシャドウのヨレはまぶたの皮脂が主な原因です。アイシャドウベースを下地として使うと持続性が改善されます。また、指でぼかした後にスポンジでパウダーをさっと重ねると、発色を保ちながら崩れにくくなります。まぶたに特に油分が出やすい方は、パウダーフォーンデーションやフェイスパウダーでまぶた全体を軽く整えてからアイシャドウを乗せると、密着感が変わります。

