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メイクアップ

CLIOプロアイパレットエア vs SUQQUデザイニングカラーアイズ:韓国プチプラ10色 vs 国内デパコス4色「アイシャドウパレット」を比較

CLIOは10色でコスパ重視のローズ系、SUQQUは4色でルーセントピグメント設計のテラコッタ系——価格差約2.7倍の2本を実際に使い込んで、どちらを選ぶべき肌と目的が分かれてきました。

韓国コスメのプチプラ10色パレットと、国内デパコスの4色パレット。値段も色数も色の方向性もまったく違う2本を並べて比べることに、意味はあるのか——正直、買う前はそう思っていました。

でも実際に両方を手元に置いて使い込んでみると、「なぜプチプラなのにこれを選ぶのか」「なぜデパコスで4色しかないのを選ぶのか」という問いへの答えが、それぞれかなり明確に見えてきました。

私はイエベ春〜ブルベ夏の境界線寄りの肌質で、ピンク系もテラコッタ系も試せる条件にあります。CLIO プロアイパレットエア 02「ローズコネクト」を3週間、SUQQU デザイニング カラー アイズ 10「夕茜」を4週間、それぞれ日常メイクとイベントメイクの両方で使い込みました。

先に結論を書きます。

  • ローズ系の血色感を10色で楽しみたい、コスパを重視する → CLIO プロアイパレットエア
  • テラコッタ系の洗練されたグラデーションを4色で完成させたい、質感を重視する → SUQQU デザイニング カラー アイズ

この2本は、比べるというより「目的と肌のトーンで選ぶ」という整理が正確です。


スペック比較表

比較項目 CLIO プロアイパレットエア 02 SUQQU デザイニング カラー アイズ 10
価格・購入 ¥2,300Amazonで見る → ¥6,333Amazonで見る →
ブランド CLIO(韓国) SUQQU(国内デパコス)
色数 10色(0.6g×10) 4色
カラー系統 ローズ〜コーラルピンク テラコッタ〜アースカラー
質感バリエーション マット+シマー混在 ルーセントピグメント配合のパウダー
グラデーション設計 3〜4色を選んで使う運用 4色が役割分担で完結する設計
パーソナルカラー適性 イエベ春・ブルベ夏 イエベ秋・イエベ春
持続性(ベースあり) 中程度(ベース推奨) 8〜9時間
パッケージ質感 軽量プラスチック、鏡付き デパコス仕様コンパクト、鏡付き
おすすめ用途 日常〜イベントのローズ系血色感メイク 秋冬イベント〜デイリーのテラコッタ陰影メイク

1. 色の方向性:ローズ血色感 vs テラコッタ陰影

CLIO と SUQQU のアイシャドウを並べると、まず色系統がまったく違うことに気づきます。この2本は「同じカテゴリのどちらが優れているか」ではなく、「目元にどんな印象を作りたいか」で選ぶ軸が決まります。

CLIO 02「ローズコネクト」の色世界

10色の配色軸は「血色感のあるマチュアローズ」です。上段にパールホワイト〜シャンパン系のベース色が並び、中段にコーラルピンク〜淡いローズのメインカラー、下段にローズブラウン〜ダークローズの締め色というグラデーションになっています。

全10色がローズ〜ピンクのトーンでまとまっているので、「ローズ系はどこか地味に見えるかも」という不安が出やすいのですが、実際に使ってみると肌に乗せた瞬間の自然な血色感の出方が想像より上でした。素肌の透明感を壊さずに目元に生き生きとした印象を加える、という方向性です。

CLIO 公式が「イエベ春肌になじむ肌なじみのよいピンク〜ローズトーン設計」と表現している通り、コーラルが入ったピンクが温かみのある肌に素直に溶け込みます。私の肌でも、ローズ系なのに「浮かない」という感触がありました。

SUQQU 10「夕茜」の色世界

4色の配色軸は「秋の夕空のようなテラコッタ・アースカラー」です。ベースカラー(明るいベージュテラコッタ)、ハイライト(シャンパンゴールドパール)、メインカラー(くすみテラコッタ)、締め色(チョコレートブラウン)という4役が揃っています。

CLIO のローズ系と比べると、温かみの種類が違います。CLIOはピンクの血色感、SUQQUはアースカラーの深みと奥行き、という表現が近いです。特にメインカラーのくすみテラコッタをまぶたに乗せたときの「肌と溶け合う感覚」は、他のテラコッタ系アイシャドウでは出にくい独特の仕上がりです。

2本を同じ日に使い比べた感想

私は片目ずつ塗り分けて見比べる実験をしました。CLIO のローズ系はパッと見た瞬間に「華やかさ」があり、SUQQU のテラコッタ系は「奥行きと洗練」という印象の違いが明確でした。

どちらが「きれいか」ではなく、どんな目元を作りたいかで選ぶ2本です。


2. テクスチャーと発色:プチプラとデパコスの差が出る部分

アイシャドウで最も価格差が出るのは、テクスチャーと発色の質感です。この2本を使い込んで気づいた違いを正直に書きます。

CLIO のテクスチャー

ブラシで触れた瞬間の感触は、「プチプラとしては粉質が細かい」という印象です。しっかり粉が感じられる質感で、ブラシへの付き方も均一です。ただ、デパコスのアイシャドウを触った後にこのパレットに手を戻すと、質感の差は確かにあります。

発色はシアーからミディアムの範囲で、薄くつけてもそれなりに色が出る設計です。マットとシマーが混在しているため、日常メイクからイベントメイクまで質感を切り替えながら使えます。シマー系の色に含まれるラメは粒子が比較的細かく、デイリーに使っても「ギラギラ感」が出にくいのは評価できる点です。

SUQQU のテクスチャー:ルーセントピグメントの差

SUQQU デザイニング カラー アイズの核心は「ルーセントピグメント」と呼ばれる処方です。通常のアイシャドウは色素が光を吸収して発色しますが、ルーセントピグメントは光を透過・拡散させながら発色します。

実際にブラシを当てた瞬間の感触を言葉にするなら「空気に溶ける」です。粉がブラシに吸い込まれる感触がほとんどなく、まぶたに乗せると色の層が肌の上で境界なく広がります。CLIOのテクスチャーと並べると、その差が如実に出ます。

色を重ねても厚みが出ないのが最大の特徴で、グラデーションの途中で「やりすぎた」と感じて引き算する必要がほとんどありませんでした。重ねるほど深みが増しつつ、肌との境界線は自然にぼやける——この発色の設計はルーセントピグメントでしか出せない仕上がりです。

価格差2.7倍の差はどこに出るか

率直に言うと、テクスチャーの差は手に取った瞬間からわかります。毎朝のメイクでブラシを当てる積み重ねが、日常体験としてどう違うかは「価格差を受け入れるかどうか」という個人の判断軸によって評価が変わります。


3. グラデーション設計:10色の自由 vs 4色の完結

CLIO:10色から選んで組み立てる

10色パレットの強みは選択肢の多さです。「今日は血色感を強めに」「今日はナチュラルに」という日ごとのニュアンスを、同じパレットの中から色の組み合わせで作れます。

私が定着したのは「ベース色→ローズベージュのメインカラー→ローズブラウンの締め色」という3色の組み合わせです。シマーを涙袋に加える4色使いは、イベントや週末のメイクに使いました。

10色全部を毎日使う必要はなく、3〜4色の定番セットを決めてしまえば日常メイクのスピードは落ちません。ただ、「どれとどれを組み合わせるか」を自分で判断する必要があるので、アイシャドウの使い方に慣れていない方は少し迷う可能性があります。

SUQQU:4色が役割通りに機能する設計

デザイニング カラー アイズの実用的な強みは「4色が役割を全うしている」ことです。ベースカラー・ハイライト・メインカラー・締め色の4役が1本に揃っており、4色を順番に乗せていくだけで完成度の高いグラデーションが出来上がります。

私が4週間使い込んで確認できたのは、ルーセントピグメントの効果で「不均一に塗っても色の境界線が自然にぼやける」という点です。グラデーションが苦手という方でも、4ステップの工程を追えば高い完成度が出やすい設計になっています。

「4色しかない」ことは制約ではなく、設計の方向性です。10「夕茜」の4色はテラコッタ系で統一されており、別系統の色を足したくなったら別のシャドウが必要になりますが、「テラコッタのグラデーションを毎日きれいに決めたい」という目的なら4色で十分すぎるくらい完結しています。


4. パーソナルカラー別の向き不向き

パーソナルカラー CLIO 02「ローズコネクト」 SUQQU 10「夕茜」
イエベ春 ◎(コーラルピンクが最も素直に馴染む) △(ベース・ハイライト中心の使い方なら◯)
イエベ秋 △(ローズが黄みのある肌と少し方向性が違う) ◎(テラコッタが肌のアンダートーンと溶け合う)
ブルベ夏 ○(青みのあるローズが馴染む) △(テラコッタが黄みを強調しやすい)
ブルベ冬 ○(ダークローズの締め色がクールな目元と合う) ×(テラコッタ系が方向性と合わない)

この表でわかる通り、2本はカバーするパーソナルカラーの軸がほぼ補完関係にあります。

CLIO 02「ローズコネクト」はイエベ春・ブルベ夏・ブルベ冬と相性が良く、SUQQU 10「夕茜」はイエベ秋・イエベ春と相性が良い。どちらが優れているかではなく、自分のパーソナルカラーで選ぶのが最も確実な判断軸です。

私のイエベ春〜ブルベ夏の肌では、CLIO のローズ系の方が「自然に馴染む」感触が強く、SUQQU のテラコッタ系は「あえてイエベ系の深みを作る秋冬メイク」として取り入れる使い方になりました。個人差があります。


5. 持続性:ベース使用前提で何時間持つか

条件 CLIO 02「ローズコネクト」 SUQQU 10「夕茜」
ベースなし 3〜4時間(皮脂が多い日はヨレやすい) 3〜4時間(ヨレ始める印象)
ベースあり 6〜7時間(締め色は薄くなりやすい) 8〜9時間(夕方に締め色の足し直し程度)
粉落ち やや出る場合がある ほぼ気にならない

両方ともアイシャドウベースを使うことが前提で、ベースなしでの長時間使用は設計上難しいです。ただ、ベースあり状態での持続時間はSUQQUが上回る印象がありました。

ルーセントピグメントの処方が肌に密着しやすい設計になっているためか、SUQQU は粉落ちがほぼなく、崩れ方も締め色の薄れという限定的な崩れ方でした。CLIOはシマー系が先に薄くなる傾向がありました。


6. コスパをどう考えるか

「コストパフォーマンス」の計算方法は2通りあります。

①色数あたりの価格で計算する

CLIO は10色で¥2,300Amazonで見る →、SUQQU は4色で¥6,333Amazonで見る →。単純に1色あたりの価格を計算するとCLIOが圧倒的に割安です。

この計算方法では、SUQQU は不利に見えます。

②毎日の使用体験で計算する

SUQQU を4週間使い込んで気づいたのは、「毎朝ブラシを当てた瞬間の質感の積み重ね」が数字のコスパ計算とは別軸で評価されるという点です。質感・グラデーションの完成度・持続性のすべてが、CLIO との差として確実に出ていました。

私の結論はこうです。「コスパで選ぶならCLIO、毎日の使用体験に何を求めるかで選ぶならSUQQU」。どちらが正解かは、その人がアイシャドウに何を求めているかによって変わります。


7. 向いている人 / 向いていない人

CLIO プロアイパレットエア 02「ローズコネクト」が向いている人

  • イエベ春・ブルベ夏のパーソナルカラーの方:ローズ〜コーラルピンクのトーンが肌に素直に溶け込みます
  • コスパを重視する方:10色でこの価格帯は、韓国コスメのプレミアムポジションで高い選択肢です
  • マットとシマーの両方を1本で使い分けたい方:質感バリエーションが10色に入っており、日常から特別な日まで切り替えられます
  • ローズ系の血色感で目元を変えたい方:ブラウン一辺倒から抜け出したい方に向いています

CLIO プロアイパレットエア 02「ローズコネクト」が向いていない人

  • イエベ秋の方:テラコッタ・ブラウン系の深みを求めているなら、このパレットでは方向性が合いません
  • 秋冬のアーシーな目元を作りたい方:ローズ系で統一されているため、秋冬向けの深みある陰影は作りにくいです
  • パッケージの質感を重視する方:軽量プラスチックのケースは日常使いに問題はありませんが、デパコスの質感とは異なります

SUQQU デザイニング カラー アイズ 10「夕茜」が向いている人

  • イエベ秋の方:テラコッタ系4色が肌のアンダートーンと溶け合う設計です
  • グラデーションが苦手だと感じている方:ルーセントピグメントの「溶け込む発色」で、手順を追うだけで高い完成度が出ます
  • 4色で完結させたい方:朝の時間が限られていても、1本開けるだけで目元メイクが終わります
  • デパコスの質感を日常で体験したい方:粉質とテクスチャーの差を毎日の積み重ねで感じたい方に向いています

SUQQU デザイニング カラー アイズ 10「夕茜」が向いていない人

  • ブルベ系のパーソナルカラーの方:テラコッタ・オレンジ系が肌のくすみを強調しやすい場合があります
  • 色数の多さでバリエーションを楽しみたい方:4色の構成はシンプルな分、毎日違う色の組み合わせを楽しむ使い方には向きません
  • プチプラで色の方向性を探している段階の方:まずプチプラで「自分のパーソナルカラーと好みの発色」を確認してからデパコスに移行する順序が、後悔が少ないです

どちらを選ぶか:私の判断

3週間・4週間それぞれ使い込んだ後、現在の私のクローゼットには両方が残っています。ただ、「1本だけ選べ」と言われたら——私の肌(イエベ春〜ブルベ夏)では CLIO のローズ系の方が素直に馴染む機会が多かったです。

ブルベ夏の要素がある肌にSUQQUのテラコッタは「秋冬の特別な日に使う1本」という位置づけで、日常使いの頻度は CLIO の方が高くなりました。

ただし、イエベ秋の方が同じ比較をしたら、この評価は逆になると思います。SUQQUのテラコッタが毎日の「当たり前のきれい」になり、CLIOは「たまにローズ気分のとき」になるはずです。

この2本の比較に正解はなく、答えは自分の肌のトーンと目的にあります。


よくある質問

Q1. CLIO と SUQQU、どちらがグラデーションを作りやすいですか?

A. 「4色を手順通りに使うだけで完成する」という意味ではSUQQUが作りやすいです。ルーセントピグメントの発色が色の境界線を自然にぼかしてくれるため、多少不均一に塗っても仕上がりがまとまります。CLIOは10色の中から自分で組み合わせを選ぶ必要があるため、最初は「どれとどれを使えばいいか」を把握するのに少し時間がかかります。グラデーションが苦手な方への入門としては、SUQQU の方が完成度を出しやすい設計です。

Q2. パーソナルカラー診断を受けていない場合、どちらが汎用性が高いですか?

A. パーソナルカラー診断なしで選ぶなら、まずCLIO 02「ローズコネクト」の方が「ローズ〜ピンク系が似合うかどうか」を試しやすい価格帯です。SUQQU のテラコッタ系は、肌のアンダートーンによって発色の印象が大きく変わるため、できれば百貨店のカウンターでテスターを試してから購入する方が安心です。個人差があります。

Q3. 2本を重ねて使うことはできますか?

A. できます。ただし、ローズ系とテラコッタ系はカラーの方向性が対照的なので、1つのグラデーションの中に両方を入れると色がぶつかりやすいです。使い分けとしては「平日はCLIOのローズ系でデイリーメイク、週末はSUQQUのテラコッタ系でシックな目元」というように、日ごとに切り替える運用が向いています。

Q4. 目元がかぶれやすい敏感肌でも使えますか?

A. どちらも使用前に二の腕の内側で48時間のパッチテストを行うことをおすすめします。肌トラブルが出た場合は使用を中止してください。目元は顔の中でも肌が薄い部位で、反応が出やすい方もいます。肌の状態が普段と異なると感じたときは、医師・薬剤師にご相談ください。

Q5. プチプラからデパコスに移行するタイミングはどう判断すればいいですか?

A. 「プチプラを使い切った」「パーソナルカラーの方向性がある程度わかってきた」「毎日使うアイシャドウの質感にこだわりたくなってきた」この3つが揃ったときがデパコスに移行するサインだと思います。CLIO のようなプチプラで「ローズ系が自分に合う」「グラデーションをこの順番で作ると決まる」という基準ができてから、デパコスで同じ方向性の質感を選ぶと後悔が少ないです。

Q6. 両方買う予算がない場合、どちらを先に買うべきですか?

A. イエベ春・ブルベ夏・ブルベ冬の方はCLIO、イエベ秋・イエベ春でテラコッタ系に興味がある方はSUQQUを先に選ぶのがおすすめです。「まだパーソナルカラーが分からない」という方は、価格的にリスクが低いCLIOで試してみる順序が現実的です。


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