朝のメイク時に鏡を見て、頬にうっすら残った赤みや口周りの茶色っぽい跡をコンシーラーで隠そうとしたとき、「ベージュ系だと逆に浮く」「グリーンを塗ったら青白くなった」「オレンジは黄みが強すぎた」といった経験に心当たりのある方に向けて、この記事を書きます。「コンシーラー ニキビ跡」で検索すると数十本の候補が並びますが、正直、ニキビ跡が赤みなのか色素沈着なのか凹凸なのかで、必要な色と質感が全く違うため、上から順番に並んだランキングだけを見ても、自分の肌に合う1本を選び切るのが難しい状況です。
私は思春期の頃から頬と口周りにニキビができやすく、大人になってからも生理前になると口周りや顎に大人ニキビが繰り返し出るタイプです。ニキビが治った後には赤みが数週間残り、そこから茶色い色素沈着に変わって、半年〜1年ほどうっすら残ることが多い肌質です。日中のメイク直しや、オフィスでのランチ後に鏡を見て「またここが浮いてる」と気付いた経験は数え切れません。
先にお伝えしておくと、この記事で扱うコンシーラーは全て化粧品カテゴリの製品で、ニキビ跡を「治す」ものではありません。ニキビ跡の根本的なケア(炎症後色素沈着や陥没した凹凸への対処)は皮膚科や医療機関の領域で、化粧品でできるのは「メイクで一時的に目立ちにくくする」ことだけです。医薬品ではありません。長引くニキビや炎症が強い場合は、化粧品でカバーする前に医師・薬剤師にご相談ください。この前提の上で、私が実際に使ってきた5本のコンシーラーを、色の選び方と塗り方と一緒に並べていきます。
ニキビ跡の3タイプ:赤み・色素沈着・凹凸
「ニキビ跡」と一口に言っても、見た目の性質が全く違う3タイプが混ざっています。この3タイプを分けずにコンシーラーを選んでしまうと、「色が浮く」「かえって目立つ」「凹凸が影で強調される」といったミスマッチが起きやすいです。まず私の中での分類基準を書いておきます。
タイプ1:赤みタイプ(炎症の名残)
ニキビが治った直後、まだ皮膚の中で炎症の名残が残っている段階で、赤〜ピンク色に見えるタイプです。数週間〜数ヶ月で自然に落ち着いていくことが多いですが、その間はファンデーションを重ねても赤みが透けて見えます。頬・鼻の脇・顎に出やすいです。
タイプ2:色素沈着タイプ(炎症後色素沈着)
赤みの時期を過ぎて、メラニンが沈着して茶色〜こげ茶色に見えるタイプ。「炎症後色素沈着(PIH)」と呼ばれる状態で、半年〜1年、体質によっては数年残ることがあります。口周り・顎・こめかみに出やすく、紫外線でさらに濃くなる場合があります。
タイプ3:凹凸タイプ(クレーター・肥厚性瘢痕)
皮膚の真皮までダメージが及び、陥没した凹凸(いわゆるクレーター)や、逆に盛り上がった瘢痕として残るタイプ。コンシーラーで色は隠せますが、影による立体的な凹凸は光の当たり方で目立ちます。ここは化粧品ではカバーが限定的で、皮膚科でのレーザー治療や真皮ケアが根本領域になります。医薬品ではありません。凹凸が気になる場合はまず皮膚科にご相談ください。
タイプ別のコンシーラーの選び方の考え方:赤みタイプはグリーン系のコントロールカラーで赤みを打ち消してから肌色を重ねる、色素沈着タイプはオレンジ〜イエロー系で暗い色をトーンアップする、凹凸タイプは色を合わせつつマット寄りの質感で影を目立ちにくくする——この順序で組み立てるのが、私の中での基本です。
タイプが分からないときの見分け方
自分のニキビ跡がどのタイプか分からないときは、朝の洗顔後にすっぴんの状態で明るい自然光の下(窓際)に立って、鏡で色をチェックするのが分かりやすいです。ピンク〜赤に見えるなら赤みタイプ、茶色〜黒っぽく見えるなら色素沈着タイプ、色は肌色に近いのに影が落ちて見えるなら凹凸タイプの可能性があります。複数のタイプが混在している(赤みと色素沈着が両方ある)ことも珍しくないので、部位ごとに使い分ける前提で考えるのが現実的です。
「治す」のは化粧品ではなく皮膚科の領域
大事なポイントを繰り返します。この記事で扱うコンシーラーは、ニキビ跡を「メイクで目立ちにくくする」ためのアイテムで、ニキビ跡を治す・改善する・薄くする効果を持つものではありません。化粧品でできる範囲は、あくまで色をカバーして日中のメイクを整えることまでです。
ニキビ跡の根本ケア(炎症を医学的に鎮める・色素沈着を医学的に薄くする・凹凸を修復する)は、皮膚科や美容皮膚科の領域です。トラネキサム酸内服・ハイドロキノン外用・ビタミンC誘導体の医療機関処方・レーザー治療・ケミカルピーリングなど、化粧品では標榜できない選択肢が皮膚科にはあります。数ヶ月〜1年以上ニキビ跡が濃く残っている、繰り返しできて悪化している、凹凸が深いといった場合は、化粧品でカバーする前にまず皮膚科にご相談ください。医薬品ではありません。個人差があります。
このブログはメイクで「目立ちにくくする」ための実用ノートで、医療的なアドバイスを提供するものではないという点は、この先も繰り返しお伝えします。肌トラブル時は医師・薬剤師にご相談ください。
コンシーラーの色の選び方:グリーン・オレンジ・ベージュ・イエロー
コンシーラーには「補色」と呼ばれる色の考え方があり、隠したい色の反対側の色を使うと、色が打ち消しあってニュートラルに近づく仕組みがあります。ニキビ跡カバーで押さえておきたい色の使い分けを、タイプ別にまとめます。
赤みタイプ → グリーン + ベージュ
赤の補色は緑です。頬や顎に残った赤みには、グリーン系のコントロールカラー(下地やコンシーラー)を薄く先に仕込むと、その上に重ねるファンデやコンシーラーが自然に馴染みやすくなります。グリーン単体だと青白く見えるので、必ず肌色のベージュコンシーラーやファンデを重ねて仕上げるのが基本です。塗りすぎると顔色が悪く見えるので、量は米粒大以下から始めます。
色素沈着タイプ → オレンジ + ベージュ
茶色〜黒っぽい色素沈着の補色はオレンジ〜イエローです。暗い色を打ち消して肌色をトーンアップして見せるために、オレンジ系のコンシーラーを先に仕込み、その上に自分の肌色に合ったベージュコンシーラーを重ねるのが定番の順序です。オレンジは黄みが強いので、ブルベ夏やブルベ冬の方は「オレンジベージュ」寄り、イエベ春・イエベ秋の方は「オレンジ〜サーモン」寄りを選ぶと肌馴染みが良い傾向があります。
凹凸タイプ → 肌色ぴったり + マット寄り
凹凸タイプはコンシーラーの色よりも質感が鍵です。ツヤ寄りのコンシーラーは光を反射して凹凸の影を強調してしまう場合があるため、セミマット〜マット寄りの質感で、色は自分の肌色ぴったりのベージュを選ぶのが基本です。厚塗りは逆効果で、光を反射しないパウダーで軽く抑える方が自然に見えます。凹凸の根本ケアは化粧品ではなく皮膚科の領域です。
ブルベ・イエベで変わるベージュの選び方
ベージュコンシーラーの色は、パーソナルカラーで馴染み方が変わります。ブルベ夏・ブルベ冬の方はピンクベージュや少し明るめのニュートラル寄り、イエベ春の方は明るめのイエローベージュ、イエベ秋の方は落ち着いたオークルベージュ寄りが馴染みやすい傾向があります。テスターで頬〜フェイスラインに数色塗って自然光で確認するのが確実です。
選び方の3軸:密着感・カバー力・崩れにくさ
色の考え方が整ったら、次はコンシーラー本体の性能を3軸で見ます。「密着感」「カバー力」「崩れにくさ」の3つが、ニキビ跡カバーで日中もたせるための鍵です。
軸1:密着感
コンシーラーは肌に密着していないと、時間とともに浮いてきます。特にニキビ跡は同じ場所に塗るため、他の部位より摩擦や皮脂の影響を受けやすいです。密着感を高めるには、指の腹やスポンジで軽く押し込む塗り方に加えて、テクスチャがしっとり寄りで柔らかく伸びるタイプを選ぶのが基本です。硬すぎるコンシーラーは境目が浮きやすい傾向があります。
軸2:カバー力
カバー力は「1回塗りでどれだけ隠れるか」で見ます。ニキビ跡の色が濃いほどカバー力が必要ですが、カバー力が強すぎるコンシーラーは重ねすぎると厚塗り感が出やすく、逆に目立つ場合があります。中カバー力を2回に分けて薄く重ねる方が自然に仕上がりやすいというのが、私が試行錯誤の末に落ち着いた考え方です。
軸3:崩れにくさ
日中の崩れやすさは、コンシーラーの油分量とパウダー抑えのバランスで決まります。ニキビ跡は皮脂が出やすい頬・小鼻・口周りに多いため、コンシーラー自体のオイル量が控えめで、上からパウダーで押さえられるタイプが日中もちやすい傾向があります。パッチテスト済み(全ての人にアレルギーが起きないわけではありません)。
ニキビ跡カバーで使ってきた5本のセレクション
ここからは、私が実際にニキビ跡カバーで使ってきた5本のコンシーラーを、色・カバー力・向いているタイプの3軸で並べます。それぞれ長所と短所があり、1本で全タイプを解決するものではありません。5本の使い分けを前提に読んでみてください。5本とも全て化粧品で、医薬品ではありません。
1. the SAEM(ザセム)チップコンシーラー
韓国コスメの定番として長く売れ続けているチップタイプのコンシーラー。カバー力が高く、少量で赤み・色素沈着どちらもカバーしやすい印象があります。カラー展開が豊富(1〜1.5、1.75、2.0 など)で、自分の肌色に近いシェードを選びやすいです。テクスチャは少し硬めで乾きが早いため、塗ってから伸ばすまでの時間を短くする必要があります。乾燥肌の方は下地の保湿を厚めにするのがおすすめです。
- 向いているタイプ:赤み〜中程度の色素沈着、脂性肌〜混合肌
- 色の目安:1〜1.5(明るい肌)、1.75(標準的な肌)、2.0(健康的な小麦色)
- 質感:セミマット寄り
- 個人的な使い方:私は口周りの色素沈着カバーに1.75を米粒大、指でトントンして密着させて使っています。
2. キャンメイク カバー&ストレッチコンシーラー UV
プチプラの王道ブランド、キャンメイクのリキッドタイプ。伸びの良さと薄膜感が特徴で、目周りや口周りのように動きの多い場所でも境目が目立ちにくいです。カバー力は中くらいなので、色素沈着が濃い部分には2回に分けて薄く重ねる使い方が向いています。UV カット効果もついていて、化粧直しの重ね塗り用にも扱いやすい1本です。
- 向いているタイプ:赤み、薄い色素沈着、乾燥肌〜混合肌
- カラー展開:明るめ・自然・健康的なオークルなど
- 質感:しっとりリキッド
- 個人的な使い方:朝メイクの下地とファンデの後、頬の赤みに指で薄く伸ばして仕上げのパウダーで押さえています。
3. ヴィセ フィルアップコンシーラー
コーセーのヴィセから展開されているリキッドコンシーラー。カバー力が高めで、色素沈着が濃い部位にも1回でしっかり色を乗せられる印象です。テクスチャはしっとりしていて、乾燥肌の方でも境目が浮きにくい設計になっています。夕方まで色が持ちやすいと感じる場面が多い1本です。
- 向いているタイプ:中〜濃い色素沈着、赤み、乾燥肌〜混合肌
- カラー展開:ライト〜ミディアム〜オークル系
- 質感:しっとりリキッド、セミマット寄り
- 個人的な使い方:口周りの色素沈着が特に気になる日に、この1本で仕上げまで持って行きます。
4. キャンメイク カラーミキシングコンシーラー(グリーン + ベージュのパレット)
複数の色が1つのパレットに入ったコンシーラー。グリーン・オレンジ・ベージュを組み合わせて、赤みタイプ・色素沈着タイプそれぞれに補色を仕込むのに使いやすい1本です。プチプラなので、コントロールカラーを試したい方が最初の1つとして手に取りやすい価格帯にあります。カバー力は単独では控えめなので、他のコンシーラーやファンデと組み合わせる前提で使います。
- 向いているタイプ:赤みタイプ、色素沈着タイプ、初めてコントロールカラーを試す方
- カラー展開:グリーン+2色ベージュのパレット構成
- 質感:クリーム寄り
- 個人的な使い方:頬の赤みに米粒より少なめのグリーンを仕込み、上からベージュコンシーラーやファンデを重ねます。
5. 資生堂 マキアージュ ドラマティックコンシーラー(または近い位置のデパコス寄り選択肢)
デパコス寄りのコンシーラーの一例として。カバー力・密着感・崩れにくさのバランスが取れており、日中の化粧直しなしで夕方まで持たせたい日に選びやすい1本です。プチプラ勢の2〜3倍の価格帯になりますが、「1本で完結させたい」「境目の自然さを最優先したい」場合の候補として持っておくと安心感があります。パッチテスト済み(全ての人にアレルギーが起きないわけではありません)。
- 向いているタイプ:赤み〜濃い色素沈着、乾燥肌〜混合肌、崩れやすい肌
- カラー展開:標準〜自然〜健康的な複数展開
- 質感:しっとりリキッド、密着感高め
- 個人的な使い方:大事な日のメイク、化粧直しができない外出の日に選びます。
5本の使い分けの目安:プチプラで試したいなら the SAEM か キャンメイクのリキッド、コントロールカラーを覚えたいならキャンメイクのパレット、日中の持ちを重視するならヴィセかマキアージュ寄り、というのが私の中でのざっくりした住み分けです。全て化粧品で、医薬品ではありません。個人差があります。肌トラブル時は医師・薬剤師にご相談ください。
5本の比較早見表
| 商品名 | 質感 | カバー力 | 向いているタイプ |
|---|---|---|---|
| the SAEM チップコンシーラー | セミマット | 高 | 赤み、中程度の色素沈着、脂性肌〜混合肌 |
| キャンメイク カバー&ストレッチコンシーラー UV | しっとりリキッド | 中 | 赤み、薄い色素沈着、乾燥肌〜混合肌 |
| ヴィセ フィルアップコンシーラー | セミマット寄りリキッド | 高 | 中〜濃い色素沈着、赤み、乾燥肌〜混合肌 |
| キャンメイク カラーミキシングコンシーラー | クリーム | 低〜中(補色用) | 赤みタイプ、初めてコントロールカラーを試す方 |
| 資生堂 マキアージュ ドラマティックコンシーラー(デパコス寄り) | しっとりリキッド | 高 | 濃い色素沈着、化粧直し困難な日 |
価格情報はメーカー・販売店で異なるため、購入時に最新の情報をご確認ください。医薬品ではありません。
塗り方の順序:下地 → ファンデ → コンシーラーピンポイント → パウダー
コンシーラーはどの順番で塗るかで仕上がりが大きく変わります。ニキビ跡カバーで私が定着させた基本の順序を書いておきます。
ステップ1:スキンケア + 日焼け止め
洗顔後の保湿(化粧水・美容液・乳液・クリーム)と日焼け止めを丁寧に。ニキビ跡が残っている肌は、紫外線でメラニン色素が濃くなる可能性があるため、日中の紫外線対策は必須です(個人差があります)。乾燥した肌にコンシーラーを乗せると境目が浮きやすくなるため、保湿は妥協しないのが鉄則です。
ステップ2:化粧下地(赤みタイプはグリーン系を仕込む)
肌色を整える化粧下地を薄く。赤みが気になる部位にはグリーン系のコントロール下地を米粒大以下で仕込みます。色素沈着タイプはトーンアップ系の下地でも大丈夫ですが、色素沈着自体のカバーは後のコンシーラー任せにする方が失敗しにくいです。
ステップ3:ファンデーション
リキッドファンデ、クッションファンデ、パウダーファンデのどれでも構いませんが、カバー力軸のリキッドファンデを薄く伸ばすのが個人的におすすめです。ここで肌全体のトーンを均一に整えます。ファンデを厚塗りしてしまうと、この後のコンシーラーが浮きやすくなるため、あくまで均一にする程度に留めます。
ステップ4:コンシーラーをピンポイントで
ニキビ跡の中心にコンシーラーを乗せます。指の腹で軽くトントンと押し込むように密着させ、境目だけを外に向けてぼかす。ここが最重要ポイントで、面で塗り広げると跡そのものではなく境目全体が浮いて目立ちやすくなります。米粒大以下から始めて、足りなければ薄く重ねる方向で。カバー力の高いコンシーラーほど厚塗り注意です。
ステップ5:フェイスパウダーで押さえる
最後にフェイスパウダーを軽く。コンシーラーを乗せた場所には、パフに残ったパウダーを軽く重ねる程度で十分です。厚く乗せると粉浮きの原因になります。皮脂の出やすい方はセミマット〜マット寄りのパウダー、乾燥肌の方はセミツヤ寄りのパウダーが向いています。
日中の化粧直しの順序
ランチ後や夕方の化粧直しでは、まずティッシュで軽く皮脂をオフしてから、崩れた部分にコンシーラーを乗せ、パウダーで押さえる順で。上から重ねる前に一度落とす一手間で、仕上がりの厚みが変わります。
よくある質問
Q. コンシーラーでニキビ跡は本当に消えますか?
A. 化粧品でニキビ跡そのものをなくす効果はありません。この記事でお伝えしているのは、あくまで「メイクで一時的に目立ちにくくする」方法です。ニキビ跡の色素沈着や凹凸を医学的に薄くする・修復するのは皮膚科の領域で、化粧品では標榜できません。長期的にケアしたい場合は、まず皮膚科にご相談ください。医薬品ではありません。個人差があります。
Q. 皮膚科に行くかどうかの判断の目安はありますか?
A. 私自身の判断ではなく一般的な目安として、以下のケースは化粧品でカバーする前に皮膚科の受診を検討する方が安心です:ニキビ跡が半年〜1年以上濃く残っている、赤みが繰り返し悪化している、凹凸(クレーター)が深い、ニキビが今も繰り返し出ている、市販のスキンケアで悪化した経験がある。判断に迷う場合は医師・薬剤師にご相談ください。医療機関での治療はこのブログの範疇外です。
Q. コンシーラーがニキビ跡の上で浮いてしまいます。
A. 主な原因は3つあります:1つ目は下地の保湿不足で、コンシーラーが乾いた肌に馴染めないケース。2つ目はファンデを厚塗りしすぎて、上からコンシーラーが乗り切らないケース。3つ目はコンシーラー自体を面で塗り広げて境目が全体に浮いているケースです。まずは保湿を丁寧にして、ファンデは薄めに、コンシーラーはピンポイントに、境目だけを外側にぼかす順序を試してみてください。パッチテスト済み(全ての人にアレルギーが起きないわけではありません)。
Q. プチプラでニキビ跡カバーに向くコンシーラーはどれですか?
A. この記事で挙げた 5本のうち、the SAEM チップコンシーラー、キャンメイク カバー&ストレッチコンシーラー UV、キャンメイク カラーミキシングコンシーラー、ヴィセ フィルアップコンシーラーの4本は比較的手に取りやすい価格帯です。初めての1本ならキャンメイクのリキッド、色素沈着カバー重視なら the SAEM、コントロールカラーを覚えたいならキャンメイクのパレット、日中もちを重視するならヴィセ、という使い分けが目安になります。医薬品ではありません。
Q. ファンデーションで隠しきれない場合はコンシーラーを重ねればいいですか?
A. ファンデを厚塗りしてカバーしようとするのは、私の経験上あまり成功しません。ファンデは肌全体のトーンを均一にする役目、コンシーラーはピンポイントで色をカバーする役目、と分業を意識する方が自然に仕上がりやすいです。ファンデを厚くするより、ファンデを薄めに敷いてからコンシーラーをピンポイントで乗せる順序を試してみてください。詳細は本記事のコンシーラーが崩れる原因と、乾燥・皮脂別の直し方も参考になります。
Q. コンシーラーで肌荒れが悪化しました。使い続けても大丈夫ですか?
A. 肌荒れが出た場合、無理に使い続けるのは避けてください。パッチテスト済みと明記された商品でも全ての人にアレルギーが起きないわけではありません。使用を中止して、赤みや腫れが引かない場合は医師・薬剤師にご相談ください。ニキビ跡の根本ケアは皮膚科の領域です。医薬品ではありません。個人差があります。
まとめ:タイプで色を分け、密着で持たせ、根本ケアは皮膚科へ
長くなりましたが、ニキビ跡カバーの考え方を最後にまとめておきます。まず自分のニキビ跡が赤み・色素沈着・凹凸のどれかを分ける。赤みならグリーン系を先に仕込む、色素沈着ならオレンジ〜イエロー系を先に仕込む、凹凸ならマット寄りの質感で影を目立ちにくくする、というタイプ別の色の選び方が土台になります。
その上で、密着感・カバー力・崩れにくさの3軸で1本を選び、下地→ファンデ→コンシーラーピンポイント→パウダーの順序で塗る。ここまでが化粧品でできる範囲です。
そして繰り返しになりますが、ニキビ跡そのものを治す・薄くする・消すのは化粧品の役目ではなく、皮膚科・美容皮膚科の領域です。数ヶ月以上濃く残る色素沈着、深い凹凸、繰り返すニキビは、化粧品でカバーする前にまず医師・薬剤師にご相談ください。医薬品ではありません。個人差があります。パッチテスト済み(全ての人にアレルギーが起きないわけではありません)。肌トラブル時は医師・薬剤師にご相談ください。
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コンシーラーの選び方は肌質(脂性肌・乾燥肌・混合肌)や、崩れ方の原因(乾燥・皮脂)によっても軸が変わってきます。ニキビ跡カバーと合わせて、次の記事も参考にしてみてください。
パッチテスト済み(全ての人にアレルギーが起きないわけではありません)。肌トラブル時は医師・薬剤師にご相談ください。個人差があります。医薬品ではありません。