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メイクアップ

コスメデコルテ ゼン ウェア グロウ N22を使ってみた:薄膜ハイカバー×艶感リキッドファンデの実感レビュー

コスメデコルテのゼン ウェア グロウ N22を朝から夜まで通しで試しました。薄膜なのにカバー力があり、エイジング肌の毛穴とシワへのファンデ落ちが想定より少なかったのが正直な実感です。

デパコスのリキッドファンデを変えるとき、いつも悩むのが「カバー力と薄膜を両立できるか」という点です。コスメデコルテのゼン ウェア グロウは「24時間艶を保つ」という言葉を前面に出しているラインで、私は今回N22(やや黄みよりのミディアムトーン)を選んで、朝のメイク時から夜のクレンジング前まで通して試しました。

肌が乾燥しやすく、目の下の細かいシワにファンデが溜まりやすいと感じている方、あるいはデパコスのリキッドを探していてゼン ウェア グロウが候補に入っている方に向けた、私の実感レポートです。

コスメデコルテ ゼン ウェア グロウ N22の基本情報

まず、商品の基本スペックを確認します。

N22という色番は、コスメデコルテのゼン ウェア グロウシリーズの中で「やや黄みよりのミディアムトーン」として分類されています。日本人の標準的な肌色に合わせやすいベーシックな色番で、百貨店のビューティアドバイザーが最初に試してもらうことが多い番号でもあります。

外観と質感:開けた瞬間の印象

ポンプを1プッシュ押すと、手の甲にのるリキッドは見た目よりも軽い質感で、サラッとしています。色は淡いクリーム色で、N22は試してみると思ったより黄みが強くなく、むしろニュートラルに近い印象です。

伸ばしてみると、極薄のヴェールが皮膚に密着するような感覚があります。他のデパコスリキッドと比べたとき、「ファンデを乗せている」というより「薄い膜で肌を整えている」に近い触れ心地で、これが「薄膜ハイカバー処方」というキャッチに対応している部分です。

N22の色番の合い方:どんな肌色に向くか

色番選びは失敗しやすい部分です。私が試した範囲の感触を以下に記します。

N22はやや黄みよりの分類ですが、極端に黄みが強いわけではなく、オークル〜ベージュ系の中間に位置する色です。ブルベ冬や、白みの強いブルベ夏の方には浮いて見えるケースがあります。イエベ春・イエベ秋の方や、ニュートラル寄りの肌色の方には馴染みやすい色番です。

購入前に百貨店のカウンターでビューティアドバイザーに相談してテスターを試すことを強くおすすめします。オンラインで購入する場合は、首の側面でスウォッチして確認するのが安全です。

比較:N22・N12・N32の位置づけ

色番 明度 黄み具合 向く肌色の目安
N12 やや明るめ 控えめ 色白〜標準、ニュートラル〜ブルベ寄り
N22 標準 やや黄み 標準〜やや濃いめ、ニュートラル〜イエベ寄り
N32 やや暗め 黄み〜ベージュ 濃いめの肌色、イエベ秋寄り

あくまで目安で、隣り合う色番で差が小さいこともあるので、カウンターで並べて試すのが確実です。

仕上がりの実感:薄膜なのにカバー力がある理由

私が朝のメイク時に実際に塗ってみて最初に感じたのは、「想定より薄い膜で整う」という感覚です。ベースに保湿系の下地を薄く仕込んだ後、ゼン ウェア グロウN22を指の腹で頬の中心から外へ伸ばしたとき、摩擦なくスーッと広がりました。

毛穴カバーの実感

頬の毛穴に対しては、ファンデが毛穴に溜まって厚ぼったくなるのではなく、毛穴の縁にふんわり乗るような仕上がりになりました。完全に見えなくなるわけではありませんが、鏡から30cmほど離れると毛穴の凹凸が整って見えます。これは「薄膜でカバーする」という設計の実際の仕上がりに対応していると感じました。

目の下の細かいシワへのファンデ落ち

私が最も気にしていた部分は目の下の細かいシワへのファンデ落ちです。以前使っていたリキッドでは、お昼過ぎになると目の下にファンデが溜まって白く浮く現象が起きていました。ゼン ウェア グロウN22を試した日は、夕方5時の時点で目の下へのファンデ落ちが以前のリキッドより少なかったです。乾燥による小ジワを目立たなくする方向への設計が、この部分に寄与しているとみています。

ツヤ感の質

仕上がりのツヤは「ハイグロス」ではなく「セミグロウ」という表現が合っています。照明の当たり方によって肌が内側から輝いているように見える質感で、テカりとは違います。ただし、Tゾーンの皮脂が多い方はお昼過ぎに崩れてテカりに変わる可能性があります。個人差があります。

朝〜夜の持ちの記録

ゼン ウェア グロウは「24時間艶を保つ設計(当社調べ)」という表現をしており、実際の持ちを私の条件で確認しました。

  • 朝7時(メイク直後):ツヤ感が均一で、頬・目の下・口元の仕上がりが整っている
  • 昼12時(室内オフィス):Tゾーンにやや皮脂が浮いてきた。頬・目の下は大きな崩れなし
  • 夕方5時(退社前):目の下への落ちが少なめ。Tゾーンは皮脂で崩れてきたので、あぶらとり紙で軽く押さえてパウダーで修正
  • 夜9時(帰宅後):頬のツヤ感はまだ残っており、大きなヨレはなかった

混合肌〜乾燥肌で、エアコンの効いた室内が中心の環境であれば、日中の持ちに不満が出にくい設計です。一方、屋外で活動が多い日、汗をかく季節、強い皮脂分泌がある方は、Tゾーンの崩れを前提に下地の選択とパウダーの部分使いを組み合わせる必要があります。

使い方:ツールと塗り順の実感

下地との組み合わせ

ゼン ウェア グロウは保湿寄りのリキッドなので、Tゾーンの皮脂が気になる方は皮脂対策系の下地(Tゾーン用)を先に仕込むのが有効です。頬には保湿下地か、薄めに下地を乗せておくだけで十分です。下地の量を厚くすると、ゼン ウェア グロウの密着感が落ちる感覚があったので、下地はティッシュオフで量を調整してからファンデに進む方が安定しました。

ツールの使い分け

ツール 向く使い方
指の腹 薄く均一に伸ばすのに向く。体温でリキッドが馴染みやすくなる
スポンジ(乾燥) 指の後で整えるのに向く。余分な量を吸って薄膜に調整できる
スポンジ(湿潤) 密着感を出したいときに有効。薄膜のコントロールがしやすい
ブラシ 今回は使用せず

私が最終的に落ち着いたのは「指で伸ばしてからスポンジで整える」流れです。指だけだと塗りムラが出やすく、スポンジだけだと量の調整が難しかったので、両方を組み合わせることで薄膜の均一な仕上がりに近づきました。

仕上げのパウダー

顔全体にパウダーを乗せると、ゼン ウェア グロウのツヤ感が消えて仕上がりのメリットが薄れます。パウダーはTゾーンだけに薄く乗せるのが基本で、頬にはツヤを残したまま仕上げるのがこのリキッドの活かし方です。

メリットとデメリット

メリット

  • 薄膜なのに毛穴の凹凸が整って見える仕上がりが得られた
  • セミグロウのツヤ感が上品で、テカりに転びにくい
  • 乾燥肌・エイジング肌の目の下への落ちが比較的少なめに感じた
  • N22は標準的な肌色に馴染みやすく、色浮きしにくい

デメリット

  • 価格帯がデパコス相応で、日常使いのコスト負担がある
  • Tゾーンの皮脂が多い方は午後からの崩れが出やすい
  • 混合肌・脂性肌の方は下地とパウダーの組み合わせが必要で、1本で完結しない
  • 百貨店カウンターでテスターを試さずにオンライン購入すると色番の失敗リスクがある

どんな人に向くか:肌質別の評価

肌質 評価 補足
乾燥肌 向く 保湿寄りの設計で乾燥感が出にくい。頬への落ちが少なめ
乾燥性敏感肌 概ね向く 肌荒れ時は使用を中止して様子を見る。個人差があります
混合肌 条件付きで向く 下地でTゾーンを仕込んでから使う、Tゾーンにパウダーを乗せる前提
脂性肌 あまり向かない 皮脂でツヤがテカりに転びやすい。セミマット系の方が安定する可能性がある
エイジング肌(50代以上) 向く 薄膜×保湿の設計がエイジング肌の毛穴とシワへの落ちに対応しやすい

パッチテスト済み(全ての人にアレルギーが起きないわけではありません)。肌トラブルが起きた場合は使用を中止し、肌トラブル時は医師・薬剤師にご相談ください。

よくある質問

Q1. ゼン ウェア グロウはカバー力がないですか?

A. カバー力がないわけではありませんが、厚塗りでシミやニキビ跡を完全に隠すタイプではありません。「薄膜で毛穴の凹凸を整える」「肌のキメを均一に見せる」方向のカバー力です。強いカバー力を求める場合は、コンシーラーと組み合わせる使い方が現実的です。

Q2. N22は色が暗すぎますか?

A. N22は標準〜やや暗め寄りの色番です。色白の方、ブルベ系の肌色の方には浮いて見える可能性があります。購入前にカウンターで試すか、首の側面でスウォッチして首との色差を確認してから判断するのが安全です。

Q3. ゼン ウェア グロウは夏も使えますか?

A. 保湿寄りの設計のため、夏場や汗をかく環境での持ちは、乾燥しやすい季節に比べて落ちる可能性があります。夏の使用では、皮脂対策系の下地をTゾーンに仕込んでから使う、仕上げのパウダーを薄く乗せる、という補助が現実的です。個人の皮脂量や環境によって大きく差が出ます。

Q4. デパコスのリキッドファンデの中で、他のブランドとどう違いますか?

A. デパコスリキッドファンデの選び方については、デパコスリキッドファンデを比較:乾燥肌・混合肌・エイジング肌別の実感でブランドごとの得意な肌質の違いを扱っているので、購入前の参考にしてみてください。

Q5. ゼン ウェア グロウはクッションファンデと比べてどうですか?

A. 薄膜の仕上がりとツヤ感はゼン ウェア グロウの方が上品な印象ですが、クッションの方が持ち歩きと化粧直しのしやすさがあります。クッションとリキッドの違いについては、クッションファンデおすすめ4選:イエベ・ブルベ別の色選びと崩れにくさ実測で整理しています。

まとめ

コスメデコルテ ゼン ウェア グロウN22を通して試した実感は、「薄膜で毛穴の凹凸が整い、乾燥肌・エイジング肌の目の下への落ちが比較的少ない上品なツヤ感が得られるリキッドファンデ」というものです。

デパコスとしての価格負担はありますが、日常のメイクで目元への落ちに悩んでいる方、毛穴を厚塗りで塞がずに整えたい方、上品なセミグロウのツヤを日中キープしたい方には、試す価値がある1本だと感じました。

50代のエイジング肌でのファンデ選びの全体像については、50代の崩れないファンデ:皮脂・乾燥・ヨレを乗り越える5選でデパコスからプチプラまで比較しているので、候補を絞る前に一度確認してみてください。

商品の効果には個人差があり、化粧品は医薬品ではありません。気になる方はまずカウンターでテスターを試してから購入することをおすすめします。

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