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メイクアップ

イエベ秋に似合うプチプラチーク:ドラッグストアで買える血色感の出し方

イエベ秋の頬に自然になじむのは、オレンジ・テラコッタ・ブラウンの温度感を持ったカラーです。キャンメイク クリームチーク 05、セザンヌ ナチュラルチーク、NARS ブラッシュ ORGASM の3本を実際に使い込み、質感の違いと塗り方を私の体感で確かめました。

パーソナルカラー診断でイエベ秋と言われてから、チーク選びが変わりました。「このピンク、なぜか頬だけ浮く」という感覚をくり返した末に、オレンジ寄りのアプリコット系を頬にのせたとき、はじめて「これだ」と思いました。

結論を先に。イエベ秋の肌に自然になじむチークは、黄みを含んだオレンジ・テラコッタ・ブラウン系の色みです。逆に、青みの強いローズやラベンダーピンクは、頬だけ別の色に見えて浮きやすくなります。プチプラ3本とデパコス1本を実際に使い込み、その体感を軸に据えました。朝の洗顔後にファンデを仕上げてからどうチークをのせるか、夕方の化粧直しで崩れたときにどう対処するか、具体的な塗り方まで含めて。

この記事でわかること

  • イエベ秋のチークの色選びの原則(オレンジ・テラコッタ・ブラウン)
  • クリームチーク・パウダーチークの質感別の選び方
  • キャンメイク クリームチーク 05、セザンヌ ナチュラルチーク、NARS ブラッシュ ORGASM の3本の実使用レポート
  • 血色感が出る塗り方と、朝から夕方まで崩れにくくするための下準備
  • 40代のイエベ秋がチークで気をつけたいポイント
  • よくある疑問(色浮き・パーソナルカラー・質感選びなど)

化粧品の効果には個人差があります。医薬品ではありません。肌トラブル時は医師・薬剤師にご相談ください。

イエベ秋のチーク選び:色の原則

パーソナルカラーの考え方では、イエベ秋(オータム)は「深く落ち着いた黄み寄りの色」が得意とされています。肌の下地に黄みがある分、青みや紫みの強いチークをのせると、頬だけ浮いてしまう現象が起きやすくなります。

私がドラッグストアで何本もチークを試してきた実感では、イエベ秋の頬にすっと溶け込むのは次の3つの色系統です。

オレンジ・アプリコット系

黄みを含んだオレンジは、イエベ秋の肌の下地と喧嘩しません。頬にのせたときに「血色感だけが上がる」感覚があり、健康的で親しみやすい印象になります。デイリー使いに最も向いている色みです。

テラコッタ・ブリック系

赤みと茶色みの中間のような、こっくりとした温度感のある色です。オレンジよりも大人っぽく、秋冬のニットやコートとのバランスが取りやすい印象です。私は秋以降、テラコッタ系の出番を増やしています。

ブラウン・キャメル系

単体のチークとしてよりも、「オレンジやテラコッタに重ねて頬に奥行きを出す」締め色として使うと真価を発揮します。頬骨のすぐ下にほんのり陰影を足すと、輪郭が引き締まって見える効果があります。

一方で避けたほうが安全なのは「青みの強いローズ」「パステルピンク」「モーヴピンク」などの寒色系です。もちろん個人差があり、コーデ全体のバランスによっては合わせる方法もありますが、まず温度感を揃えることから始めると失敗が減ります。

クリームチーク vs パウダーチーク:質感の選び方

チークの質感は大きく2種類あります。肌質や仕上げたい印象で選ぶのが正直なところです。

クリームチークが向いている人

  • 乾燥肌〜普通肌でツヤ感を残したい方
  • 内側からにじみ出るような血色感を作りたい方
  • 指先でトントンと素早く仕上げたい方

クリームチークはファンデが乾ききる前にのせると肌と一体化しやすく、境目のないナチュラルな発色になります。ただし、ファンデの上にパウダーを使った後からクリームチークを重ねると、ヨレやすくなる点は注意が必要です。

パウダーチークが向いている人

  • 脂性肌〜混合肌でTゾーンがテカりやすい方
  • マット寄りの落ち着いた印象に仕上げたい方
  • ブラシで仕上がりをコントロールしたい方

パウダーチークは皮脂を吸う性質があるので崩れにくく、ブラシの量や角度で発色の強さを調整できます。ベースメイクの最後にのせる工程なので、どんな肌質の方でも扱いやすいタイプです。

3本の実使用レポート

ここからが本題です。キャンメイク、セザンヌ、NARS の3本それぞれ、実際に頬にのせ続けて気づいたことを以下に。

キャンメイク クリームチーク 05 スウィートアプリコット

私が最初にイエベ秋の血色チークとして頼り始めたのが、このキャンメイク クリームチーク 05 です。オレンジ寄りのアプリコット色で、クリームタイプらしいとろりとした質感ですが、肌にのせるとサラッと落ち着きます。

実際に使ってわかったこと

指の腹に米粒半分ほど取り、頬骨の高い位置にトントンと2〜3点置いてからぼかすと、まるで肌の内側から血色が上がってくるような自然な発色になります。単体でチークとして使っても良いですが、同じ05を唇の中央にポンポンとのせてぼかすと、リップとしても使えます。旅先でポーチに入れる荷物が一つ減る感覚は想像以上にありがたかったです。

向いている人

朝の忙しい時間に、指一本で5秒以内に血色感を作りたい方に向いています。パーソナルカラーはイエベ春・イエベ秋と特に相性が良く、ブルベの方には同シリーズのピンク系の方がなじみやすい印象です。

気になったこと

乾燥の強い日や、ファンデ後にパウダーをしっかりはたいた後にのせると、夕方に少しモロモロと粉浮きすることがありました。塗る順番を「リキッド系の後・パウダーの前」に固定し、最後にフェイスパウダーで軽くロックすると崩れにくくなります。


セザンヌ ナチュラルチーク N 01 ピーチピンク

セザンヌのナチュラルチーク N はパウダーチークで、01 はピーチ系ピンク。黄みを含んだピーチ寄りなのでイエベ秋の肌にもなじみやすく、パール入りのなめらかな粉質で仕上げると頬にほんのりツヤが乗ります。

実際に使ってわかったこと

付属のチップではなく、中程度の大きさのブラシに取ってブラシの余分な粉を手の甲で払ってから頬にのせると、発色の調整がしやすいです。重ねてのせても粉っぽくなりにくく、「少し薄かったな」という日は上から重ねるだけで修正できるのがパウダーの良いところです。

01 はピーチ系なのでイエベ秋にはやや明るめの印象になりますが、締め色を一緒に重ねることで深みを出せます。また、パール入りなので、頬に乗せるとふわっとした艶感が同時に加わります。ハイライトを別で入れなくていいシーンでは、この一本で血色と艶を兼ねられるのが便利でした。

向いている人

脂性肌〜混合肌の方、パウダーでしっかり仕上げたい方、ブラシで丁寧にのせたい方に向いています。プチプラの中でも価格が特にリーズナブルなので、イエベ秋のパウダーチークをまず1本試したい方の入門にも向いています。

気になったこと

極度の乾燥肌の方は、パウダーの粉っぽさが出やすいことがあります。その場合、下地の保湿をしっかりした後、クリームチークを先に薄く仕込んでからパウダーチークを重ねると、乾燥感が出にくくなります。


NARS ブラッシュ N #ORGASM(4013N)

ドラッグストアで買えるプチプラ2本に加えて、「一段上のチーク」として検討したいのが NARS のブラッシュ ORGASM です。ピーチピンクにゴールドパールが配合されたパウダーチークで、チーク1本で血色感と艶感が同時に完結する設計です。

厳密にはプチプラではありませんが、イエベ秋の「血色感の出し方」を語るうえで、デパコスとの比較対象として1本加えました。

実際に使ってわかったこと

ブラシに少量取り、手の甲で余分な粉を払ってから頬にのせると、ピーチピンクが頬の下地と噛み合って健康的な血色感に着地します。ゴールドパールが控えめに配合されているので、ハイライトを別で入れなくても頬全体が柔らかく立体的に見えます。

パーソナルカラーの観点では、イエベ春・イエベ秋に自然になじみやすく、ブルベ夏の方にも「柔らかい印象を作りたいとき」に向いています。ただし、ゴールドパールの主張が強めなので、パール・ラメが苦手な方や、オフィスメイクで完全にナチュラルに仕上げたい方には注意が必要です。

4.8g の容量で長く使えるため、1回あたりのコストで考えると、プチプラを毎年買い替えるよりも結果的に経済的な場合もあります。

向いている人

チーク1本で血色と艶を完結させたい方、週末や夜メイクで少し丁寧に仕上げたい方、デパコスの定番を試してみたい方に向いています。

気になったこと

ゴールドパールが日中の外光で予想以上にきらめくことがあります。ブラシに取った後の「手の甲でのトントン」を必ず行い、薄く重ねていくと調整しやすくなります。また、プチプラと比べると価格の差は明確にあるので、カウンターでテスターを頬にのせて実際の色みを確かめてから購入するのが安心です。

3本の比較表

商品名 価格・購入 タイプ おすすめ肌質 パーソナルカラー適性 特徴
キャンメイク クリームチーク 05 ¥610Amazonで見る → クリーム 乾燥〜普通肌 イエベ春・イエベ秋 指5秒で血色感、リップ兼用
セザンヌ ナチュラルチーク N 01 ¥364Amazonで見る → パウダー 脂性〜混合肌 黄み寄りで幅広く対応 パール入りツヤ感、重ね調整しやすい
NARS ブラッシュ N #ORGASM ¥3,997Amazonで見る → パウダー 問わず イエベ・ブルベ両方に万能 ゴールドパール入り、血色と艶が同時に

実売価格は流通状況で動くため、購入前に各リンク先でご確認ください。

失敗しないチークの入れ方

チーク選びと同じくらい大事なのが「どこに・どの順番で・どれくらい」のせるかです。私がたどり着いた塗り方は、クリームチークとパウダーチークで少し異なります。

クリームチークの塗り方(キャンメイク 05 の場合)

  1. ファンデーション(リキッドまたはクッション)を塗り終えた直後、まだ肌が半乾きの状態で行う
  2. 中指の腹に米粒半分ほどクリームを取り、頬骨の高い位置に3〜4点トントンと置く
  3. 指の腹を使い、内側から外側・上から下へ、円を描くようにぼかす
  4. こめかみに向かって色を「散らす」意識でぼかしを重ねる
  5. その後、フェイスパウダーを軽く重ねてロックする

ポイントは「一度に取りすぎない」ことです。少量から重ねていく方が、色を濃くしすぎたときのリカバリーがしやすくなります。

パウダーチークの塗り方(セザンヌ・NARS の場合)

  1. ベースメイクが完全に乾いてから行う
  2. ふわっとした大きめのブラシにチークをとり、必ず手の甲でトントンして余分な粉を落とす
  3. 頬骨の高い位置から外側(こめかみ方向)にかけて、Cを描くように流す
  4. 発色を強めたい場合は、同じブラシで薄く重ね塗りを繰り返す
  5. 色が入りすぎたと感じたら、フェイスパウダーを上から軽く重ねてトーンダウンする

朝から夕方まで崩れにくくするコツ

朝の化粧をしたとき、夕方の帰り道で鏡を見たらチークだけ消えていた──という経験がある方は、下地の段階に原因があることがあります。私が実感した3つのコツです。

  • 下地選び: 皮脂崩れ防止タイプの下地を先にTゾーンに入れてから、チーク周りはしっとり系の下地を使うと、Tゾーンのテカりとチークの落ちにくさを両立しやすくなります
  • ファンデの密着: ファンデをのせた後にスポンジで軽く押さえてから、チークに移ると長持ちしやすくなります
  • 化粧直し: 夕方にチークが薄れてきたら、ティッシュで皮脂を軽くオフした後、クリームチークをほんのり重ねるか、パウダーチークをブラシで薄く足す。この順番を守ると、朝の仕上がりに近い状態に戻ります

血色感の出し方:塗る位置で変わる印象

頬骨の高い位置に丸くのせるか、斜めに流すか、乗せる位置によって顔の印象が変わります。

丸くのせる(愛らしい印象に)

頬骨のいちばん高い位置を中心に、小さな円を描くように入れます。頬にぽっと赤みが乗ったような愛らしい印象になります。パーティや週末のカジュアルコーデに合わせやすい入れ方です。

斜めに流す(引き締まった印象に)

目尻の下あたりから頬骨に沿って、こめかみ方向にCを描くように流します。顔立ちが引き締まって大人っぽい印象になり、ビジネスシーンやシックなコーデとの相性が良いです。

40代のイエベ秋が意識したいこと

頬骨の位置が少し下がってくる40代以降は、頬骨のいちばん高い位置に丸くのせるより、少し内側(目の下から指1本半くらい下)に頬骨に沿って斜めに入れる方が自然になじみやすくなります。マット寄りよりもセミマット〜ツヤ感のあるチークの方が、乾燥した頬でも粉っぽく浮きにくいです。また、鮮やかすぎるオレンジより、少し落ち着いたテラコッタやウォームブラウン寄りの方が上品に着地します。

イエベ秋のチーク × リップの色合わせ

チークとリップの温度感を揃えると、顔まわりが自然にまとまります。イエベ秋向けの組み合わせの目安です。

  • オレンジチーク(キャンメイク 05)× コーラルリップ・テラコッタリップ:明るく元気な血色感で、カジュアルコーデに映えます
  • パウダーチーク(セザンヌ 01)× ピーチリップ・サーモンピンクリップ:ピーチ同士でやわらかくまとまり、オフィスメイクにも
  • NARS ORGASM × キャメルリップ・ヌードベージュリップ:ゴールドパールの艶感を活かしながら、リップを主役にしすぎない大人仕上げ

逆に、青みの強いローズリップとオレンジチークの組み合わせは、顔まわりの温度感が揃わなくなりやすいので注意です。

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よくある質問

Q1. イエベ秋に青みのピンクチークは絶対に似合わないですか?

A. 「絶対に似合わない」ということはありません。ただ、青みの強いローズやフューシャピンクは頬だけが浮いて見えやすくなります。コーラルピンクやサーモンピンクのような黄み寄りのピンクであれば、イエベ秋の肌にも自然になじみます。迷ったときは実際にテスターを頬にのせて、鏡の前で確認するのが確実です。個人差があります。

Q2. クリームチークとパウダーチーク、イエベ秋にはどちらが向きますか?

A. どちらでも向く商品はあります。乾燥肌の方でツヤ感を残したい方にはクリームチーク(キャンメイク 05 など)、脂性〜混合肌でブラシ仕上げが好きな方にはパウダーチーク(セザンヌ・NARS など)が扱いやすいです。両方持っておき、季節や肌コンディションで使い分けるのも良い選択です。

Q3. NARS ORGASM はデパコスですが、プチプラと何が違いますか?

A. 粒子の細かさとゴールドパールの配合に違いが出やすいです。NARS はパウダーがしっとりしていて頬に密着しやすく、ゴールドパールが血色感と艶を同時に演出してくれます。プチプラのセザンヌもパール入りですが、ゴールドの主張は控えめです。どちらが合うかは実際に試すのが一番で、NARS はカウンターでテスターを頬にのせてから決めるのが安心です。

Q4. チークが夕方には落ちてしまいます。原因と対策は?

A. 原因として多いのは「下地と塗り順の組み合わせ」です。特にクリームチークをパウダーファンデの後にのせると、すでに固まったパウダーの上にクリームが乗って密着しにくくなります。基本はクリームチークをリキッドファンデの後・フェイスパウダーの前にのせてからパウダーでロックすること。パウダーチークはベースが完全に乾いてからブラシで薄く入れ、最後にフェイスパウダーで押さえることで、夕方まで持ちやすくなります。また、化粧直しの際はティッシュで皮脂を先にオフしてから重ねると崩れにくくなります。

Q5. イエベ秋でもNARS ORGASMが浮くことはありますか?

A. ゴールドパールが強く出る条件(日中の窓際の光、強い照明の下など)では、イエベ秋でもパールが主張しすぎる場合があります。ブラシへの取り量を減らし、手の甲でしっかり粉を落としてから薄く重ねていくことで調整できます。それでも気になる方は、セザンヌのようなパール控えめのパウダーチークを普段使いにして、NARS を週末や夜メイク専用にする使い分けもおすすめです。