メインコンテンツへスキップ
Cosme Room
メイクアップ

エチュード フィックス&フィックス トーンアッププライマーを試した記録:ラベンダーくすみ消しの実感

ナイアシンアミド配合のラベンダーカラー化粧下地、エチュード フィックス&フィックス トーンアッププライマーを乾燥肌・普通肌の私が3週間使いました。ラベンダーの色補正で肌がひとトーン明るく見え、SPF33/PA++のUV機能もある下地です。

エチュード フィックス&フィックス トーンアッププライマー(ラベンダー)を3週間使いました。結論から先に書きます。くすみが気になる乾燥肌・普通肌の方には、プチプラの中でもトーンアップ効果と保湿感のバランスが取れた下地です。ただし皮脂ブロック力は弱く、脂性肌やTゾーンのテカリが強い方には向きません。

同じプチプラ帯でセザンヌ 皮脂テカリ防止下地を長く使っていた私が、「崩れないより、ツヤと透明感が欲しい」と感じた夏に手を伸ばしたのがこのエチュードです。ラベンダーカラーのトーンアップ効果と、ナイアシンアミド配合の保湿感という2本柱を中心に、3週間の平日メイクで毎日試しました。医薬品ではありません。

エチュード フィックス&フィックス トーンアッププライマー ラベンダーとは

エチュード(ETUDE)は韓国のプチプラコスメブランドで、日本でも@cosmeやドラッグストアで安定して展開されています。フィックス&フィックス トーンアッププライマーは、ラベンダーを含む複数カラー展開の化粧下地シリーズです。

このラベンダーカラーが採用している色補正の考え方はシンプルで、肌の黄ぐすみや疲れたくすみをラベンダーの補色でニュートラルに整えるというものです。「くすみが消える」わけではなく、化粧品による仕上がりの演出として、色のぼかし補正でワントーン明るく見せる設計になっています。

配合成分の注目点は2つ。まずナイアシンアミドが配合されていること。ナイアシンアミドはビタミンB3誘導体で、肌のキメを整えてうるおいをサポートする成分として知られています(化粧品の効能範囲内での効果であり、医薬品のような作用は期待できません)。もう1つはSPF33/PA++のUV機能を備えていること。日常の通勤・買い物程度なら、この下地だけで軽いUVケアが成立します。

仕上がりはマットよりもツヤ寄りで、薄付きのラベンダーカラーがうっすらと肌のトーンを整えてくれます。「盛って隠す」下地ではなく、「素肌のくすみをやわらかく飛ばす」方向の設計です。

商品の全体像はカードで確認できます。

エチュード フィックス&フィックス ラベンダーの特徴4つ

1. ラベンダーカラーでくすみをぼかし、透明感のあるトーンに整える

ラベンダーカラーの化粧下地は、肌の黄ぐすみや灰色っぽいくすみに対して補色的に作用します。韓国のベースメイクでトーンアップ系ベースとして定番化したカラーで、フィックス&フィックスシリーズもその流れを汲んでいます。あくまで化粧品による見た目の補正であり、肌自体のくすみを変化させるわけではありません。

2. ナイアシンアミド配合で保湿しながら肌のキメを整える

ナイアシンアミドはスキンケアにも配合されることが多い成分で、グリセリンなどと組み合わせて保湿とキメを整える役割を担います。化粧下地のメイン機能はベースメイクとしての発色と密着ですが、保湿成分の配合により使用後に乾燥が進みにくい仕上がりになっています。

3. SPF33/PA++で日常のUVをカットする化粧下地兼用処方

日常の室内中心の生活や短時間の外出であれば、この下地1本でUVケアが成立します。海・プール・長時間の屋外活動には別途日焼け止めとの併用が安心です。

4. 薄付きでファンデのノリと崩れにくさをサポート

べったりとした重ね感がなく、ファンデを上に乗せたときの仕上がりに影響しにくい薄付き設計です。ツヤ感寄りの仕上がりになるため、パウダーファンデやリキッドファンデとの組み合わせで最終的なツヤの調整ができます。

3週間使ってみた使用感

テクスチャと伸び

チューブから出すと、うっすらラベンダーがかった乳白色のローション〜軽いクリームの中間くらいのテクスチャです。セザンヌ 皮脂テカリ防止下地のさらっとした薄膜とは違い、少しとろみがあって肌に溶け込むように伸びます。

指でなじませると、摩擦なくすっと伸びてくれるので扱いやすいです。塗り終えた直後から、肌がほんのりラベンダーがかって見えますが、ファンデを重ねると自然に消えて、仕上がりの透明感だけが残る感じでした。

ラベンダーの色補正の実感

私の肌は疲れているときや寝不足のときに灰色っぽいくすみが出やすいタイプです。このラベンダー下地を乗せると、鏡を見たときに頬〜鼻にかけての疲れた感じが少し柔らかくなりました。「くすみが消える」ではなく「くすみがやわらいで見える」という表現が正確です。

インナードライや乾燥による肌のパサつきが気になる日は、ラベンダーの色補正がより効果的に感じられました。反対に、肌のコンディションが良い日は色補正の存在感はそれほど大きくありませんでした。仕上がりの印象はあくまで個人差があります。

保湿感と乾燥感

乾燥肌〜普通肌の私にとって、使用中・使用後の乾燥感はほぼありませんでした。ナイアシンアミドとグリセリンの配合が効いているのか、ファンデを重ねても頬がすぐにつっぱる感覚がなく、夕方まで一定のしっとり感が持続した日が多かったです。

ただし、エアコンが強い環境で8時間以上過ごした日は、夕方に口元周りに若干の粉浮きが出ることがありました。エアコン下での乾燥対策としては、スキンケアの最後に乳液やクリームを薄く重ねてから下地を乗せる順序が安定しました。

ファンデとの相性

リキッドファンデとの相性は良好でした。ツヤ寄りの仕上がり同士が重なるので、全体的にツヤ感が出て「素肌感のあるメイク」になりました。パウダーファンデを上に乗せると、ツヤをやや抑えた自然な仕上がりになります。私はリキッドファンデとの組み合わせの方が好みでした。

他の皮脂対策・トーンアップ系下地との比較表

同じプチプラ帯の化粧下地と、皮脂ブロック・保湿感・トーンアップの軸で並べます。価格は変動するため、各カードから最新情報を確認してください。

商品 価格・購入 皮脂ブロック 保湿感 色補正 向いている肌質
エチュード フィックス&フィックス(ラベンダー) ¥1,200Amazonで見る → 弱め 高め(ツヤ・しっとり) ラベンダーでくすみぼかし 乾燥肌・普通肌
セザンヌ 皮脂テカリ防止下地 ¥660Amazonで見る → 中程度(皮脂吸着パウダー) 中程度 ライトブルーで赤みぼかし 混合肌・脂性肌
KATEポアレスキーパー FOR オイリー ¥1,540Amazonで見る → 強め(皮脂ダブルブロック) 控えめ トーンアップは弱め 脂性肌寄り

この表でわかるのは、エチュード フィックス&フィックスは「保湿・ツヤ・トーンアップ」の方向に特化した下地であり、セザンヌやKATEのような「皮脂ブロック」を軸にした下地とは設計の方向が逆だということです。乾燥肌・普通肌でくすみが気になる方はエチュード、混合肌〜脂性肌でテカリが気になる方はセザンヌかKATEが軸になります。

エチュード フィックス&フィックス ラベンダーの口コミ傾向

@cosme やドラッグストアのレビュー欄をみると、星の分布は「ツヤと透明感が出た」と喜ぶ高評価と、「皮脂崩れには全く向かなかった」という低評価の二層に分かれる傾向があります。これは下地の方向性の問題で、皮脂対策を期待して買った方には期待外れになるのは当然で、逆にくすみや乾燥ベースの肌の補正を求めて買った方には満足度が高くなるわけです。

「ナイアシンアミド配合と聞いて期待した」という方も多く見かけますが、配合量や浸透の深さは化粧品としての範囲内のもので、スキンケア専用のナイアシンアミド美容液とは役割が異なります。あくまで下地として使ったときの補助的な保湿と肌のキメへの働きかけです。

フィックス&フィックス ナイアシンアミド配合のポイント

ナイアシンアミドはビタミンB3系の成分で、スキンケアの世界では角質層の保湿維持と肌のキメを整える役割で知られています。化粧品に配合されたナイアシンアミドは、医薬品と異なり即効性や治療効果を期待するものではありません。

フィックス&フィックスのような下地に配合された場合は、スキンケアの延長的なうるおい補助として機能します。下地がファンデとの密着を高めながら、同時に乾燥感が出にくい設計になっているという意味で、乾燥肌にとっては使いやすい処方です。「ナイアシンアミドで肌質が変わる」というより、「下地として使ったときに乾燥感が出にくい」という期待値の持ち方が合っています。医薬品ではありません。

メリット:3週間使ってよかった3つのこと

1. 乾燥肌に優しいしっとり仕上がり

皮脂ブロック系の下地を全顔に使うと、私の頬は夕方に粉浮きが出やすくなるのですが、エチュード フィックス&フィックスに替えてからは、冷房の効いたオフィスでも頬の粉浮きが出る日が大幅に減りました。ナイアシンアミドとツヤ寄りの処方が組み合わさって、乾燥肌の午後の崩れ方が変わります。

2. ラベンダーカラーで疲れぐすみが目立ちにくくなる

寝不足や体調不良のときに肌がくすんで見える日は、このラベンダー下地を乗せると鏡で見たときの印象が少し明るくなります。ファンデの色選びを変えるよりも、下地のカラーで補正する方が薄膜で自然に見えます。疲れているときほど効果を実感しやすいです。

3. SPF33/PA++で日常UVをカバー、工程が1つ減る

日焼け止めをスキンケアの最後に塗ってから下地を重ねると工程が増えますが、フィックス&フィックスはSPF33/PA++を備えているので、日常の通勤・買い物程度なら下地1本でUVケアも兼ねられます。朝の時短になりました。ただし、SPFの数値的に屋外での長時間活動には別途日焼け止めの使用が安心です。

デメリット:気になった3つのこと

1. 皮脂ブロック力がほとんどない

これが最大の注意点です。3週間試して、Tゾーンの皮脂が気になる日はこの下地では午後の崩れを抑えられませんでした。混合肌〜脂性肌の方がこれ1本で全顔をカバーしようとすると、Tゾーンは昼前からテカります。保湿・ツヤ寄りの下地なので、皮脂ブロックは最初から期待しない方が良いです。

2. ツヤが出すぎる肌質・好みの方には合いにくい

ツヤ寄りの仕上がりが、乾燥肌の私には良い面で作用しましたが、もともとツヤっぽい肌の方やマット仕上げが好みの方には「べたっとしたツヤ」として感じられる可能性があります。ツヤを押さえたい場合はフィニッシュパウダーで調整が必要です。

3. SPF33/PA++は屋外長時間活動には不十分

紫外線が強い時期の屋外スポーツや海・プールには、SPF33では足りません。フィックス&フィックスを日焼け止め代わりにしようとするとUVケアが不足するシーンがあります。「日常UV補助」と割り切って使い、強い紫外線環境では別の日焼け止めと組み合わせる必要があります。

向いている人 / 向いていない人

3週間試した結論として、エチュード フィックス&フィックス ラベンダーが向いていると感じたのは次のタイプです。

  • 乾燥肌・普通肌でくすみやツヤ不足が気になる方
  • ナチュラルなツヤ感のあるベースメイクが好みの方
  • プチプラでトーンアップ効果を試してみたい方
  • ブルベ夏〜ブルベ冬のパーソナルカラーで、ラベンダーカラーが肌馴染みしやすい方
  • 日常の通勤・室内中心で、軽いUVケアを下地に兼ねたい方

逆に、次のような方には別の下地の方が満足度が高くなります。

  • Tゾーンの皮脂や午後のテカリが主な悩みの方(セザンヌ 皮脂テカリ防止下地やKATEポアレスキーパーが向く)
  • 脂性肌でマット仕上げが好みの方
  • 屋外スポーツや長時間の紫外線対策が必要な方
  • イエベ春〜イエベ秋のパーソナルカラーで、ラベンダーが浮く可能性がある方

よくある質問

Q. エチュード フィックス&フィックスはブルベにしか使えませんか?

A. メインターゲットはラベンダーの補色的な効果が肌馴染みしやすいブルベ夏・ブルベ冬の方ですが、肌のくすみの種類によってはイエベの方でも使えます。黄ぐすみよりも疲れぐすみ・灰色っぽいくすみが気になる方なら、パーソナルカラーに関わらず合う場合があります。テスターがある店舗で手の甲に試してみるのが確実です。個人差があります。

Q. 混合肌でも使えますか?

A. 乾燥しやすいUゾーン(頬・目の下)には向いていますが、Tゾーンの皮脂が気になる方がこれ1本で全顔をカバーするのは難しいです。Uゾーンだけフィックス&フィックスを使い、Tゾーンにはセザンヌ 皮脂テカリ防止下地を部分使いする組み合わせが、混合肌には現実的です。

Q. ナイアシンアミドは肌への刺激はありませんか?

A. 一般的にナイアシンアミドは刺激が少ない成分として知られています。ただし、敏感肌やゆらぎ肌の方は腕の内側でパッチテストをしてから顔に使ってください。肌トラブルが出た場合は使用を中止し、医師・薬剤師にご相談ください。パッチテスト済み(全ての人にアレルギーが起きないわけではありません)。

Q. SPF33/PA++は日常使いで十分ですか?

A. 通勤・買い物・室内中心の生活であれば、SPF33/PA++で日常のUVケアはカバーできます。ただしUV指数が高い夏の屋外活動や、長時間の紫外線に当たるシーンでは専用の日焼け止めとの重ね使いが安心です。

購入リンク

関連記事