フィーノ プレミアムタッチ 浸透美容液ヘアマスクは、市販のヘアマスクの中でも特に長く売れ続けているロングセラーです。ファイントゥデイ(旧・資生堂のヘアケアブランド)が製造しており、230gという大容量でドラッグストアで手に入るプチプラ価格帯は市販品の中でも際立っています。
「6種類の美容液成分を高濃度配合」というのがこの製品の中心的な特徴で、ハチミツ・シルク・ヒアルロン酸・コラーゲン・ケラチン・加水分解DPG-セリシンなどの成分が傷んだ毛先に集中して補修するとされています。ロングセラーには理由があるはず、と思いながら3週間使いました。
結論から先に書きます。カラーやパーマを繰り返した中〜太めの髪質の人には、この価格帯でこれだけ手触りが変わる製品は他にあまりないと思います。ただし細毛・猫っ毛の方が週2回以上使うと、翌朝のボリュームが落ちすぎる可能性があります。以降、使い方と頻度のコツも含めて詳しく書きます。
他ブランドとのスペック比較
| 商品名 | 価格・購入 | タイプ | 主な補修成分 | こんな人向け |
|---|---|---|---|---|
| フィーノ プレミアムタッチ 浸透美容液ヘアマスク | ¥1,150Amazonで見る → |
インバス・週1〜2回 | 6種美容液成分(ハチミツ・ケラチン等) | コスパ重視・ツヤ出し・ダメージ補修 |
| &honey ディープ モイスト ヘアパック 1.5 | ¥2,348Amazonで見る → |
インバス・週1〜3回 | オーガニックはちみつ保湿成分 | しっとり重め仕上げ・パサつき |
| BOTANIST ボタニカルヘアマスク モイスト | ¥2,699Amazonで見る → |
インバス・週1〜2回 | スクワラン・11種アミノ酸 | シリコーンフリー・熱ダメージ・軽め仕上げ |
| LUX バイオフュージョン ヘアマスク | ¥2,540Amazonで見る → |
インバス・週1〜2回 | バイオフュージョン技術 | カラー・パーマのダメージ補修 |
フィーノが特に優れているのは「コスパ × ツヤ感の出やすさ」の組み合わせです。&honeyは保湿に振り切った重め仕上がり、BOTANISTはシリコーンフリーで軽め、LUXはダメージ補修に特化——それぞれ役割が異なります。フィーノは「とりあえず1本試してみる」ときの入口として使いやすく、ツヤと指通りを両立した仕上がりを求める人には今でも実力のある選択肢です。
フィーノ プレミアムタッチのメリット
1. コスパが市販品の中でトップクラス
230gの大容量でプチプラ価格というコスパは、同等の補修成分を持つ競合と比べると頭ひとつ抜けています。週1回使いで計算すると、1回あたりのコストは数十円程度に収まります。サロントリートメントを毎月やるのが難しい方に、「自宅での集中ケアとして代替できるコスパの選択肢」として位置づけられるのが強みです。
2. こってりテクスチャが少量でよく伸びる
テクスチャはやや重めのこってりしたクリーム状です。最初に手に取ったときの量感は「多いかも」と感じますが、毛先から塗り広げると意外と少量でも均一に広がります。髪が太め・量が多めの方でも、コイン大〜それより少し多いくらいで髪全体に行き届きます。
3. カラー毛・パーマ毛のツヤが戻りやすい
私がこれを3週間使って一番感じた変化は「乾かした後の髪の光り方」でした。カラーとパーマを重ねた後のくすんだ手触りが、週2回フィーノを使い続けてから10日前後で変わり始めました。指を通したときの滑らかさと、ドライヤー後のツヤ感が出てきた。これはケラチン補修と6種類の美容液成分が複合的に機能しているためと考えられます。
ただし、ダメージの程度によって手触りの変化スピードには個人差があります。ブリーチを複数回重ねた毛に対しては、フィーノ単体では補修が追いつかないことがあります。
4. 香りが落ち着いたフローラル系で使いやすい
ヘアマスクで「香りが強すぎて苦手」という声を聞くことがありますが、フィーノは甘いフローラル系でありながら、シャワー中に使う分には主張しすぎないバランスです。洗い流した後、乾燥してからも香りがほんのり残る程度で、香水との相性を気にしている方でも使いやすいと思います。
フィーノ プレミアムタッチのデメリット
1. 細毛・猫っ毛にはボリュームダウンしすぎることがある
フィーノはしっとり系に振り切った処方なので、もともとハリ・コシが少ない細毛には「重たくなりすぎた」「翌朝ペタンとなった」という反応が出やすいです。週2回使ったとき、私の場合は3日目以降の根元付近がやや重くなる感覚がありました。細毛の方は週1回、または毛先のみの塗布にとどめることをおすすめします。
2. 毎日使うとべたつき・リン詰まりが起きやすい
「毎日使っていい?」と検索している方が多いようですが、フィーノの場合は毎日使用は推奨されていません。公式でも週1〜2回とされており、それ以上の頻度で使い続けると、補修成分・コーティング成分が過剰に蓄積して「ギシギシ感」「リン(毛穴が詰まる感覚)」「異様なべたつき」が出てくることがあります。
「効果を感じたいから毎日使いたい」という気持ちは分かるのですが、ヘアマスクは定期的に積み重ねるもので、頻度を増やせば比例して効果が上がるわけではないです。
3. 成分の重さが気になる方には洗い残しリスクも
こってりしたテクスチャは魅力でもありますが、すすぎが不十分だと頭皮に残留してベタつきの原因になることがあります。特に髪の量が多い方は、ぬるつきが完全に取れるまでしっかり流すことが大切です。
向いている人 / 向いていない人
フィーノが向いている人
- カラーやパーマを繰り返していてダメージが気になる方
- 髪が太め・普通〜多め量で、しっとり仕上がりが好みの方
- サロントリートメントの代わりに自宅で集中ケアしたい方
- 高コスパで始めてみたいという方
フィーノが向いていない人
- 元々細い・猫っ毛でボリュームを出したい方(重くなりすぎる可能性があります)
- シリコーン成分が蓄積するのが気になる方(フィーノはシリコーン入り処方)
- 毎日ヘアマスクを使いたい方(過剰蓄積のリスクがあります)
- ブリーチを複数回重ねた深刻なダメージ毛(フィーノ単体では補修力が追いつかないことがあります)
フィーノ ヘアマスクの正しい使い方
- シャンプー後、タオルで軽く水気を切る(ドボドボの状態だと成分が薄まります)
- 毛先から中間部分を中心に、適量(コイン大〜やや多め)を伸ばす
- 3〜5分置く(目安。長く置きすぎても効果が比例して増えるわけではないです)
- ぬるつきが取れるまでしっかりすすぐ
- 週1〜2回のペースで使用する
**根元付近への塗布は最小限に。**頭皮にベタつきが出やすく、毛穴への負担にもなります。特に細毛の方は、根元から3〜4cm程度は避けた方が仕上がりが自然です。
フィーノ ヘアマスク 口コミ・評判について
フィーノはロングセラーなだけあって、各通販サイトで相当数のレビューが積み上がっています。星5と星1が両方多いのが特徴で、中間層が薄い。
好評価が集まっているポイント
- 「翌日の髪のツヤと指通りが変わった」という声が多い
- 「この価格でこの仕上がりなら十分」というコスパ評価
- 「長年使い続けている」というリピート率の高さ
低評価が集まっているポイント
- 「細い髪には重すぎた」「毎日使ったらべたつきが出た」
- 「頻度を守らないとギシギシになる」
- 「香りが苦手」という声も一定数あり
評価が分かれる理由は、「細毛/太毛」「使用頻度」という2軸にほぼ集約されます。公式推奨の週1〜2回、毛先中心の使用を守ると、低評価に書かれているような問題の多くは発生しにくくなります。
フィーノ ヘアマスクの使い方:よくある疑問
毎日使っていい?
毎日の使用はおすすめしません。フィーノ公式でも週1〜2回の集中ケアと案内されており、毎日使うと補修・コーティング成分が過剰に蓄積してギシギシ・べたつきの原因になります。「効果を感じたいから毎日使いたい」という気持ちはよく分かるのですが、蓄積が起きてしまうとシャンプーを変えても改善しにくくなることがあります。週1〜2回を守った上で、1回の置き時間をきちんと確保する方が効果を感じやすいです。
コンディショナーと併用できる?
フィーノ ヘアマスクとコンディショナーの両方を毎回使う必要はありません。ヘアマスクはコンディショナーよりも補修・保湿成分が高濃度に配合されており、週1〜2回使う日はヘアマスク単体で十分です。コンディショナーはヘアマスクを使わない日の日常ケアとして使う、という役割分担が分かりやすいと思います。
カラー・パーマ後すぐに使える?
カラー直後の髪はキューティクルが開いた状態が続いており、補修成分が浸透しやすい反面、過剰な油性成分によってカラーの色素が流れ出しやすくなることがあります。美容室でのアフターケアの指示がある場合はそちらを優先し、自宅でのヘアマスク使用は施術から24〜48時間後から始めるのが無難です。カラーの定着や色持ちへの影響は処方と個人の髪質によって異なります。
フィーノ ヘアマスクが合わないとき、どう対処する?
べたつき・ギシギシ感・ボリュームダウンが気になり始めたら、まず使用頻度を落とすことを試してください。週2回使っていた方は週1回に、週1回の方は2週間に1回に。それでも改善しない場合は、一時的に使用を中止してシャンプー単体でのケアに戻すと、蓄積が解消されて髪の状態がリセットされます。
細毛でボリュームダウンが気になる方はシリコーンフリー処方のBOTANISTボタニカルヘアマスク モイストのような軽め仕上がりのタイプに切り替えることも選択肢になります。
フィーノ プレミアムタッチ ヘアマスクのべたつき問題
「フィーノ べたつく」で検索している方が多いようなので、詳しく書きます。
べたつきが起きる主な原因は次の3つです。
原因1:使用頻度が多すぎる 上でも書きましたが、毎日・毎回使うと成分の過剰蓄積が起きます。「もっとツヤを出したい」という気持ちで頻度を増やしても、蓄積が起きると逆効果になります。
原因2:すすぎが不十分 こってりしたテクスチャのため、すすぎが甘いと頭皮や髪にクリームが残ります。「もうぬるつきが取れたかな」と感じてから、さらに10〜15秒流し続けるくらいのイメージが適切です。
原因3:根元や頭皮に塗っている ヘアマスクは毛先〜中間部分に使うもので、頭皮への直接塗布は想定されていません。根元まで全体に塗ると、洗い残しが起きやすくなります。
べたつきが続く場合は、クエン酸リンス(お湯1Lに対してクエン酸小さじ1杯)を試すと余分なコーティング成分を落とすのに効果的です。なお、肌トラブルが続く場合は医師・薬剤師にご相談ください。
フィーノ ヘアマスク 頻度の考え方
フィーノに限らず、ヘアマスク全般の最適な頻度は次のように考えると分かりやすいです。
| ダメージ・髪の状態 | 推奨頻度 |
|---|---|
| 健康毛・維持目的 | 週1回 |
| カラー・パーマあり・パサつきが気になる | 週1〜2回 |
| ブリーチ・縮毛矯正の深刻ダメージ | 週2〜3回(ただし製品の耐久性による) |
| 細毛・猫っ毛でボリュームが気になる | 週1回以下・毛先のみ |
フィーノの場合は「週1〜2回」が公式の推奨で、私の体感としても週2回の集中ケアを2週間続けると手触りの変化が出てくる印象でした。最初から週2回始めて、「ボリュームが落ちすぎる」と感じたら週1回に落とすという調整の仕方が分かりやすいと思います。
ヘアマスクの頻度全般について詳しく知りたい方はヘアマスクの効果が出ない理由も合わせてご覧ください。
購入リンク
よくある質問
Q1. フィーノ プレミアムタッチと普通のヘアマスクは何が違いますか?
フィーノの「プレミアムタッチ」シリーズは、通常のトリートメントやコンディショナーと比べて補修・美容液成分を高濃度で配合した「集中ケア」に位置づけられています。週1〜2回の特別ケアとして使うことを想定しており、毎日使うコンディショナーとは役割が異なります。ハチミツ・シルク・ヒアルロン酸・コラーゲン・ケラチンといった美容液成分が複合的に含まれており、ひとつの成分に特化したタイプより「まとめてアプローチする」設計です。
Q2. フィーノ ヘアマスクはドラッグストアで買えますか?
主要なドラッグストア(マツモトキヨシ・ウエルシア・ツルハ・コスモス等)や、スーパーのコスメコーナーでも取り扱いがあることが多いです。230gの定番サイズが最も流通しており、詰め替え用も一部店舗で扱われています。Amazonや楽天でのまとめ買いでコストを下げる方法も有効です。
Q3. フィーノ ヘアマスクとフィーノ ヘアオイルは併用できますか?
できます。役割が異なるため、組み合わせて使うことでケアの幅が広がります。ヘアマスクはシャワー中に洗い流す「インバスの補修ケア」、ヘアオイルはドライヤー前・後の「アウトバスの保護・ツヤ出し」として機能します。フィーノのヘアオイルはフィーノ プレミアムタッチ ヘアオイルが定番で、同ブランドで揃えると香りと仕上がりのバランスが取りやすいです。



