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ヘアケア

フィーノ プレミアムタッチ ヘアオイルのレビュー:濃密Wオイルのアウトバストリートメントをダメージ毛で4週間使った正直な感想

カラーとパーマを繰り返してパサつく髪に、フィーノ プレミアムタッチ 浸透美容液ヘアオイルを4週間使い続けました。ドライヤー後のまとまりとツヤ感には変化を感じた一方、ブリーチ歴がある重度のダメージ毛には補修力が追いつかない場面もありました。

アウトバスオイルを使い始めた頃、一番悩んだのは「つけた直後はサラサラなのに、翌朝なぜか髪がパサつく」という問題でした。ドライヤー前につけているのに、乾かすたびに毛先がごわついて、「本当にこれ意味あるのかな」と半信半疑になりながら続けていた時期があります。

そのときに「プチプラで全髪質対応」という評判で手に取ったのが、フィーノ プレミアムタッチ 浸透美容液ヘアオイルです。カラーとパーマを繰り返したダメージ毛の私が4週間使い続けた体感を、正直に書きます。


フィーノ プレミアムタッチ ヘアオイルとは

フィーノはファイントゥデイ(旧・資生堂のヘアケアブランドを引き継いだ企業)が手がける市販ヘアケアブランドです。「プレミアムタッチ」シリーズはヘアマスク・コンディショナーなど複数のラインナップがありますが、このヘアオイルはシリーズ初のアウトバストリートメントとして2021年頃に登場し、じわじわとロングセラーの地位を築いています。

容量は70ml。コンパクトなポンプボトル設計で、洗面台に出しておいても邪魔になりにくいサイズです。70mlという量は少なく聞こえますが、1回の使用量が1〜2プッシュ程度で済む軽いテクスチャーのため、実際には相当長持ちします。

濃密Wオイルとは何か

この製品の中心となる処方が「濃密Wオイル(ジメチコノール・ポリシリコーン-13)」です。

ジメチコノールは、シリコーン系オイルの中でも分子量が大きく、キューティクル表面にしっかりと膜を張る特性があります。ダメージで開いたキューティクルをコートし、指通りの滑らかさとツヤ感を出します。

ポリシリコーン-13は、柔軟性が高いポリマー系シリコーンで、髪のしなやかさを出しながらコーティングの均一性を高める役割を担います。単独のシリコーンより髪になじみやすく、べたつきにくい点が特徴です。

この2成分を「W」で組み合わせることで、「コーティング力はしっかり、仕上がりは軽め」というバランスを実現しているというのがフィーノの主張です。使ってみると、確かにその設計意図は伝わります。


テクスチャー・使い心地

さらっとしているのに膜感がある

ポンプを1プッシュ押すと、半透明のさらっとしたオイルが出てきます。とろみのある重いオイルを想像していると、拍子抜けするくらい軽い。手に伸ばした瞬間に「すっ」となじんでいく感触です。

でもここが不思議なところで、軽い割に髪につけると「コーティング感」がきちんとある。ドライヤーを当てた後に指を通したとき、何かで表面がなめらかになっている感覚が残ります。単純なさらさら系オイルとは違う質感でした。

ドライヤー前の使い方

私の基本の使い方はドライヤー前のタオルドライ後です。

  1. シャンプー&トリートメント後、タオルで水気をある程度取る
  2. 手のひらに1〜2プッシュ(ミディアム〜セミロングで1プッシュが目安)
  3. 両手に伸ばして体温でなじませてから、毛先→中間の順でなじませる
  4. 根元は避けて、毛先〜中間が主役
  5. そのままドライヤーで乾かす

タオルドライ直後のびしょびしょ状態では成分が薄まりやすいです。タオルで優しく押さえて、髪の表面の水気が取れたくらいの状態でつけると成分がなじみやすいと感じました。

ドライヤー後の使い方(仕上げ)

フィーノのヘアオイルはドライヤー前後どちらでも使えると謳っています。乾いた後の仕上げとして少量(0.5〜1プッシュ)を毛先だけになじませると、ツヤ感が出てまとまりが追加できます。ただし乾いた髪への仕上げは量が多いとべたついてしまうため、少量から始めてください。

スタイリング兼用として乾いた後に使う用途では、N. ポリッシュオイルやマシェリのような専用設計の商品ほどの「まとめ力」はありません。フィーノは仕上げ使いにも「使える」という程度で、メインはドライヤー前のアウトバスケアです。


成分解説:Wオイルが何をしているか

フィーノ ヘアオイルの成分を理解すると、この製品がどんな悩みに向いていて、どんな限界があるかが見えてきます。

シリコーン系の役割と蓄積の懸念

ジメチコノールとポリシリコーン-13は、どちらもシリコーン由来のコーティング成分です。シリコーン系は毛髪のキューティクル表面に薄膜を形成し、外部からの摩擦・熱ダメージを緩衝します。ツヤと指通りの改善効果が出やすいのはこのコーティング作用によるものです。

一方で、シリコーン系成分を長期使用すると「成分が蓄積してべたつく」という声もあります。洗浄力の弱いシャンプーと組み合わせたり、根元にまで塗布したりすると蓄積しやすくなります。アミノ酸系シャンプーと組み合わせる場合は適量を守ることが大切です。

美容液成分の位置づけ

フィーノのヘアオイルには美容液成分も配合されていますが、これらは「Wオイルのコーティング作用を補完する」役割が主です。インバストリートメント(ヘアマスク)のように毛髪内部に浸透して補修するという性質ではなく、アウトバスオイルとして「表面を守る&整える」に特化していると理解するのが正確です。

ヘアマスクで内部補修→アウトバスで表面保護という役割分担が、ダメージ毛には最も効率的なアプローチです。フィーノのヘアマスクと組み合わせると相乗効果が出やすいです。詳しくはフィーノ プレミアムタッチ ヘアマスクの口コミレビューもご覧ください。


4週間使った変化

1〜2週目:ドライヤー後のまとまりが変わった

使い始めて1週間は「なんとなく毛先が落ち着いてきた」という感覚です。ドライヤーをかけ終わった後に毛先を指で触ると、以前よりするっとした感触があります。ダメージ毛独特の「指が引っかかる感じ」がやや軽減されていました。

2週目に入ると、翌朝の寝起き直後の髪の状態が変わりました。朝起きたときに毛先が絡まりにくくなって、ブラッシングでの引っかかりが減りました。これはコーティング効果が継続している証拠だと思います。

3〜4週目:ツヤ感と香りの持続

3週目以降で一番感じた変化は「乾かした後のツヤ感」です。カラーとパーマを重ねた後のくすんだ感じが緩和されて、照明の下で髪を払ったときに光の当たり方が変わりました。具体的には、まとまって動くときの反射が均一になった感じ、とでも言えばいいでしょうか。

香り(グレースフローラル)は、つけた直後から乾かした後まで程よく続きます。甘い系のフローラルで、主張が強すぎず、洗い流した後の「石鹸っぽいのに花の香り」というバランスです。個人的には好みで、この香りが目当てでリピートする気持ちも理解できます。

ただし香りの好みは個人差があります。甘い系が苦手な方や、職場などで香りを抑えたい方には、この点だけ事前に確認することをおすすめします。


メリット

1. べたつかない軽いテクスチャーで毎日使いやすい

プチプラのヘアオイルは「つけた翌朝にべたついた」という失敗がありがちですが、フィーノはその感覚が出にくいです。適量(1〜2プッシュ)を守れば、翌朝の髪が重くなりすぎません。毎日ドライヤーを使う人がルーティンに組み込みやすい、使いやすさがあります。

2. ドライヤー前後どちらでも使える設計

「アウトバストリートメントはドライヤー前専用」という思い込みがある方に、フィーノは柔軟です。乾いた後に少量追加するという使い方ができるので、外出前に「もう少しツヤを出したい」というときにも対応できます。

3. 全髪質対応で「まず1本試してみる」に最適

ヘアオイルを初めて買う・久しぶりに使うという方にとって、フィーノは外れにくい選択です。シリコーン系のコーティング力でほとんどの髪質に一定の仕上がりを出せるため、「何を選べば分からない」ときの入口として使いやすいです。

4. 価格帯とコスパのバランス

ドラッグストアで手に入るプチプラ帯でありながら、1本が長持ちするため1回あたりのコストは非常に低いです。サロン品や中価格帯のアウトバスオイルと比べると、毎日使いのランニングコストを大きく抑えられます。


デメリット

1. 重度のハイダメージ毛には補修力が追いつかない

カラーとパーマの複合ダメージ程度には効果を感じましたが、ブリーチを複数回重ねた毛に対してはコーティング感は出るものの「ダメージを修復した」感覚は出ませんでした。ハイダメージ毛にはより補修成分の濃度が高い製品(LUX スーパーリッチシャインやサロン品)を検討した方がいい場面があります。

2. シリコーン系成分のため蓄積に注意

長期使用でシリコーン成分が蓄積すると、べたつきやごわつきが出ることがあります。「使い続けているうちにだんだん重くなってきた」という場合は、シリコーンを落としやすいシャンプーに切り替えるか、一時的に使用を中止してリセットする方法が効果的です。

3. スタイリング兼用としての仕上げ力は高くない

乾いた後の「まとめ感」や「ウェット質感」を出したいならN. ポリッシュオイルやマシェリのように仕上げ専用設計の商品の方が向いています。フィーノは「ドライヤー前ケア」がメインで、乾いた髪への仕上げは補助的な用途です。


向いている髪 / 向いていない髪

フィーノ ヘアオイルが向いている髪

  • カラーまたはパーマ後の中程度のダメージ毛(ブリーチなし〜1回程度)
  • 乾燥でパサつきが気になる普通〜やや太めの髪
  • ヘアオイルを初めて試す方
  • 毎日ドライヤーを使うため熱保護とまとまりを両立したい方
  • プチプラ帯でコスパを重視したい方

フィーノ ヘアオイルが向いていない髪

  • ブリーチを複数回重ねたハイダメージ毛(補修力が追いつかない可能性があります)
  • 細い猫っ毛でボリュームダウンを避けたい方(シリコーン系が重くなることがあります)
  • シリコーンフリー処方にこだわりたい方
  • 乾いた後の「ウェット感・スタイリング力」が主な目的の方

YOLU ヘアオイル vs フィーノ ヘアオイル:どちらを選ぶか

ドラッグストアで並んでいてよく比較されるのが、YOLUとフィーノです。この2本の違いを整理します。

比較項目 フィーノ プレミアムタッチ YOLU カームナイトリペア
価格・購入 ¥1,270Amazonで見る → ¥1,540Amazonで見る →
処方タイプ シリコーン系(Wオイル) ノンシリコン
テクスチャー 軽めサラッと ライトオイル
使用タイミング ドライヤー前後どちらでも 夜間使い(ナイトケア設計)
主な目的 補修&コーティング・ツヤ感 夜間の摩擦・乾燥ダメージ保護
向いている髪 全髪質・ダメージ毛全般 カラーダメージ・敏感肌・夜ケア派
香り グレースフローラル(甘め) ベルガモット&カシス(落ち着き系)
コスパ 高い(長持ち・プチプラ) 中価格帯

フィーノを選ぶべき人

シリコーン系を気にせず「補修&コーティングで翌日のツヤとまとまりを安定させたい」という方、またはヘアオイルを初めて買う方はフィーノが向いています。全髪質対応の設計で外れにくく、1本目の選択肢として機能します。価格帯のコスパも高いです。

YOLUを選ぶべき人

「夜のルーティンに組み込んで、朝の仕上がりを整えたい」「シリコーン成分を避けたい」「枕との摩擦や寝返りで翌朝に髪が乱れやすい」という方にはYOLUが合います。夜間補修というコンセプトがはっきりしており、就寝前ルーティンとして位置づけやすいです。

私個人の使い方としては、日常のドライヤー前ケアにフィーノを使いながら、ダメージが気になる時期に夜間補修でYOLUを加えるという組み合わせが気に入っています。2本持ちは少しコストがかかりますが、役割が違うので重複しません。


よくある質問

Q1. フィーノ ヘアオイルは毎日使っていいですか?

ドライヤーを使う日は毎日使えます。アウトバストリートメントは毎日使いを前提に設計されており、熱保護のためにはドライヤーのたびに使う方が効果的です。ただし量が多すぎると翌日にべたつきが出るので、髪の長さに合わせた適量(ショートで0.5〜1プッシュ、ミディアムで1プッシュ、ロングで1〜1.5プッシュ程度)を守ることが大切です。

Q2. フィーノ ヘアオイルとヘアマスクは同時に使えますか?

使えます。役割が違うため組み合わせると効果的です。フィーノ ヘアマスクはシャワー中に使う「インバスの集中補修ケア」で、フィーノ ヘアオイルはドライヤー前後の「アウトバスの保護&ツヤ出し」として機能します。週1〜2回のヘアマスク使用日にヘアオイルも併用すると、内部補修→表面保護という理想的な役割分担が成立します。

Q3. ノンシリコンのヘアオイルの方がいいですか?

「シリコーン系が悪い」わけではなく、自分の髪の状態と目的によって選ぶのが正解です。シリコーン系(フィーノ)はコーティング力が高くツヤ感を出しやすい一方、長期使用で成分が蓄積してべたつきが出ることがあります。ノンシリコン(YOLU等)は成分が蓄積しにくく、洗浄力が弱めのシャンプーを使っている方や頭皮が敏感な方にも向いています。どちらが優れているということではなく、目的と相性で選ぶ考え方が大切です。

Q4. ドラッグストアで購入できますか?

主要なドラッグストア(マツモトキヨシ、ウエルシア、ツルハ、コスモス等)で広く取り扱いがあります。ヘアケアコーナーの洗い流さないトリートメントコーナーに置かれていることが多いです。オンラインではAmazonや楽天でも購入可能です。

Q5. ヘアオイルを使い始めてどのくらいで変化を感じますか?

私の体感では使い始めてから1〜2週間でドライヤー後のまとまりに変化を感じ始め、3〜4週間でツヤ感の違いが出てきました。ただし、変化の感じ方は髪のダメージ程度・ドライヤーの使用頻度・シャンプーとの組み合わせによって異なります。


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