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メイクアップ

ヒロインメイク マスカラを検証:パンダ目にならない使い方

ヒロインメイク ロング&カールマスカラ アドバンストフィルム 01 漆黒ブラックを、私が3ヶ月にわたって通勤・マスク下・梅雨・泣いたシーンで実際に検証しました。パンダ目になる条件とならない条件を、下まぶたの写真検証と一緒にお伝えします。

伊勢半のキスミー「ヒロインメイク ロング&カールマスカラ アドバンストフィルム 01 漆黒ブラック」。ドラッグストアの棚では長年の定番で、@cosme のマスカラ部門でも常連です。今回の記事では、私が3ヶ月にわたって使い込んで気づいた「本当に落ちない条件」と「パンダ目になってしまう落とし穴」を、指名検索で来た方に向けて具体的にお伝えします。フィルムタイプなのでお湯でオフできる利便性は魅力ですが、落ちにくさには前提条件があるということも、正直に書いていきます。

他社の落ちないマスカラと並べたときの位置づけ

まずは主要な「落ちない・にじまない」で語られるマスカラと横並びにしたときに、ヒロインメイクがどの立ち位置になるかから整理していきます。個人差があります、という前提のうえで私の使用感を軸にしたのが下の表です。価格は動的に取得しているので、日付によって変動する場合があります。

商品 タイプ オフの方法 得意な仕上がり 私の総合印象 価格・購入
ヒロインメイク ロング&カールマスカラ フィルム お湯+洗顔料 ロング&カール両立 プチプラ王道、下まつげに強い ¥1,320Amazonで見る →
デジャヴュ ファイバーウィッグ ウルトラロング フィルム お湯+洗顔料 ロング一点特化 繊維で伸ばすタイプ (別記事で検証予定)
UZU モテマスカラ フィルム お湯+洗顔料 カラー展開が豊富 ブラウン系が優秀 (別記事で検証予定)
キャンメイク クイックラッシュカーラー フィルム お湯+洗顔料 カール維持 マスカラ下地寄り (別記事で検証予定)

同じフィルムタイプでも、繊維で「長さ」を伸ばすタイプ、下地寄りで「カール」を固定するタイプ、と個性がわりと分かれます。ヒロインメイクはそのなかでも「ロングとカールを両立させたい、でも下まつげのにじみは絶対に嫌」という要求に対して素直に応えてくれる、というのが3ヶ月使ったあとの私の位置づけです。

ヒロインメイク ロング&カールマスカラの商品ページも、あとで一度覗いてから読み進めていただけると、ブラシの形状イメージがつかみやすいと思います。

ヒロインメイク マスカラの基本仕様(化粧品カテゴリ)

先に事実整理から。この商品は化粧品カテゴリで、医薬品ではありません。まつげが「伸びる」「増える」といった効能効果を標榜する商品ではなく、まつげに色をつけて印象を整えるための化粧品です。ここは薬機法の観点でも大切なところなので、最初に一言だけ置いておきます。

主な特徴は次の5点です。

  • フィルムタイプ処方で、お湯と洗顔料でするんとオフできる
  • ロング&カール両立設計。上向きカールをキープしやすい
  • 涙・汗・水・皮脂・こすれに強く、にじみにくい仕上がり
  • 細めブラシで下まつげや目頭・目尻まで塗り分けやすい
  • 01 漆黒ブラックの深い黒で目元の印象を締める

01 は「漆黒」と名前がついているだけあって、青みが強いこっくりした黒です。私はブルベ夏で普段はブラウンよりのアイメイクが多いのですが、この漆黒はやりすぎに感じたことはありません。フィルムタイプは液膜で覆う設計なので、水性(涙・汗)にも油性(皮脂)にもある程度の耐性がある、というのがざっくりした原理の理解です。ただし、完全に落ちないわけではありません。ここは後述するデメリットで正直にお話しします。

私が3ヶ月間、6つのシーンで検証してみて

指名検索でこの記事に辿り着いた方が知りたいのは「本当に落ちないの?」の1点に尽きると思うので、私が生活のなかで検証したシーンを順に並べていきます。

シーン1:朝の通勤+満員電車(汗と皮脂)

私は徒歩+電車で片道50分ほどの通勤なのですが、梅雨時期の満員電車は湿度と皮脂の合わせ技でメイクが一番崩れやすい状況です。ヒロインメイクを塗った日は、まぶたのアイシャドウが少しヨレることはあっても、下まぶたにマスカラが写ってしまうことはほとんどありませんでした。ここは、フィルムタイプの真価が出るところだと感じています。

シーン2:マスク下の呼気(蒸気)

飲食店勤務の友人がマスク環境でにじむと嘆いていたので、私もあえて長時間マスクをして検証してみました。呼気の水分は下から上に抜けるので、上まぶたのアイシャドウの崩れは起きても、まつげへの影響は限定的です。ヒロインメイクを使った日は、8時間マスクを着けたあとでも、目の下に薄く黒い影が写ることはあっても、パンダ目と呼べるレベルには至りませんでした。

シーン3:泣いた瞬間(涙)

これは意図せず検証することになったのですが、映画館で泣ける作品を観たとき、涙が一筋流れたあとに指で軽く押さえて確認してみました。指にはうっすら黒が付きましたが、下まぶたには黒い影として残らず、鏡で見ても輪郭が崩れていない状態でした。フィルムタイプの液膜が涙をある程度はじいてくれるのだと思います。ただし、ゴシゴシ擦れば話は別で、ここはあとでデメリットとしてお話しします。

シーン4:入浴前のクレンジング(お湯オフ)

これがフィルムタイプの一番好きなところです。40度前後のシャワーをまぶたにあてて、指の腹でくるくるとほぐすと、ふにゃっと繊維状にほどけてゆっくり流れていきます。専用リムーバーがなくても、洗顔料と一緒に洗い流せるので、目元の摩擦を最小限に抑えられます。ただし、水温が低すぎるとほどけません。冷水では絶対に落ちない、というのはフィルムタイプの特性なので覚えておきたいところです。

シーン5:プールと海(水中)

真夏に旅行先で試した結果です。プールに30分入っても、水面下では溶けませんでした。ただし、プールから上がってバスタオルでゴシゴシ拭いた瞬間、フィルムが物理的に剥がれて崩れます。ここは「水では溶けないが摩擦では落ちる」という性質の裏返しなので、ウォータープルーフ(油性)タイプとは違う挙動をします。

シーン6:12時間の勤務+夕方の見直し

朝7時に塗って、19時に鏡で見直すという長時間検証です。まつげの根元付近は塗ったときのままキープされていて、毛先だけがわずかに落ちて短く見える、という状態でした。カールは6〜7割維持されています。ここは、朝しっかり根元に塗り込んでいたかで大きく変わります。

メリット:プチプラの範疇を超えていると感じた4つの理由

3ヶ月使って、私が「これはよくできている」と感じた点を4つに絞ります。

1. 下まぶたににじみにくい

私が一番評価している点です。若い頃はロングタイプのマスカラを塗ると下まぶたが黒くなる、という悩みがありましたが、ヒロインメイクを使ってからはその頻度が明らかに減りました。目の下に丸みがある方や、まばたきで下まぶたが上まぶたにぶつかりやすい一重・奥二重の方には、この点だけでも試す価値があると感じます。

2. ロングとカールの両立が「ちょうどいい」

繊維入りのロングタイプは長さは出るけれどカールが持たない、カール特化はカール持続はいいけれど長さが物足りない、という悩みは多くの方が経験されていると思います。ヒロインメイクは、極端に長さを盛るタイプでも、極端にカールを固めるタイプでもなく、「そこそこ長く、そこそこカールを保つ」という中間解を提示してくれます。この「ちょうどよさ」が、普段使いに一番向いていると思います。

3. お湯オフの安心感(目元への摩擦が少ない)

これは目元の皮膚が薄いことを気にする方には大きなメリットです。専用リムーバーで擦る必要がないので、日々のクレンジングでの摩擦を減らせます。ヒロインメイク自身から出ているマスカラリムーバーも別途ありますが、日常使いではお湯と洗顔料だけで十分だと感じました。

4. プチプラで気軽に買い替えられる

マスカラは開封後3ヶ月程度で買い替えるのが衛生的、と言われています。デパコスのマスカラだと躊躇しがちですが、ヒロインメイクなら3ヶ月ごとの買い替えも現実的な価格感でできます。目元は雑菌が繁殖しやすい部位なので、この「気軽に買い替えられる」という点は、実は隠れた大きなメリットだと私は思っています。

デメリット:嘘のないところを3つ

「落ちにくい」といっても限界はあります。指名検索で来た方に嘘をつきたくないので、正直に3つお伝えします。

1. 摩擦にはめっぽう弱い

フィルムタイプの宿命ですが、目をゴシゴシ擦った瞬間、フィルムがボロッと剥がれて頬に黒い繊維が落ちます。汗や涙ではにじまないのに、擦った瞬間に崩れる、というのは初めて使う方が一番驚くところだと思います。かゆみや花粉症で無意識に目をこする方は、そもそもフィルムタイプが向いていない可能性があります。

2. カールキープは「そこそこ」

まつげが太く重い方や、まつげが下向きに生えている方の場合、ヒロインメイク単体でカールを一日中維持するのは正直に言って厳しいです。私も、ビューラーで根元をぐっと上げてからマスカラ下地を1回挟むと、格段に持ちが良くなります。「ヒロインメイクだけでカールが一日続く」という期待は持ちすぎない方がいいです。

3. 液が乾くのが早く、修正が効きにくい

フィルムタイプの液膜は乾きが早いです。塗り終わってから「毛先がダマになった」と気づいて修正しようとしても、すでに乾き始めていて、ブラシで直そうとするとかえって塊が広がることがあります。塗る前に一度ブラシを軽くティッシュオフしてから、根元→中間→毛先の順で一気に塗り切るのが失敗しないコツです。

パンダ目にならない使い方(私が3ヶ月で行き着いた4ステップ)

指名検索の目的地であるはずの「パンダ目対策」を、私の実践ベースで具体的にまとめます。

  1. 塗る前に下まぶたを綿棒で軽く抑える。皮脂やアイシャドウの粉が下まぶたに残っていると、それがフィルムを吸着する土台になってしまいます。皮脂だけを軽く取り除いておく。
  2. 上まつげの根元に軽く2度塗り、毛先は1回で終える。根元をしっかり塗ることで、まばたきの摩擦に負けにくくなります。毛先を重ねすぎるとダマになって、下まぶたに落ちやすくなります。
  3. 下まつげは細めブラシの側面で軽く撫でるだけ。下まつげにたっぷり塗ると、下まぶたのすぐ上に湿った液が来るので、まばたきで確実に付きます。ここは薄付きに徹する。
  4. 完全に乾かしてからアイシャドウ・下まぶたのメイクを仕上げる。フィルムが乾く前に他のパウダーを載せると、粉がフィルム表面にくっついて、それがずれてパンダ目に見える、という現象が起きます。マスカラ→30秒待ち→ベースメイクの仕上げ、の順序が私の中では正解でした。

なお、フィルムタイプは眼にゴロつきを感じたり、目のかゆみが出た場合は使用を中止して、症状が続く場合は医師・薬剤師にご相談ください。この商品は医薬品ではありませんので、まつげや眼の健康トラブルの治療用途では使えません。

こんな方に合う/合わない

3ヶ月使った私の判断で、向き不向きをまとめます。

合いそうな方

  • 涙・汗・皮脂でパンダ目になりやすい方
  • 目元の摩擦を減らしたい方(お湯オフの安心感を重視)
  • プチプラで気軽に買い替えたい方
  • ロングとカールを「ほどよく」両立させたい方
  • 下まつげ用として細めブラシを求める方

合わないかもしれない方

  • 花粉症・アレルギーで日常的に目をこする方(摩擦に弱いため)
  • カールがどうしても一日中崩れてほしくない方(下地の併用推奨)
  • 繊維でとにかく長さを盛りたい方(繊維入りタイプの方が向く)
  • ウォータープルーフでお湯以外にも耐えてほしい方(そもそもタイプが違う)

よくある質問

Q1. 二重が浅めで下まぶたが近いのですが、下がりませんか?

私自身が右目だけ二重が浅い(左目は奥二重)体質で、実際に検証しています。ヒロインメイクは他のフィルムタイプに比べても下まぶたに落ちにくい印象がありますが、それでも「絶対に落ちない」わけではありません。特に、根元にしっかり塗って毛先はあっさり、というメリハリをつけることが下がらないコツです。個人差がありますので、一度ドラッグストアでテスターがある店舗で試されるのも安心です。

Q2. にじみやすい体質でも大丈夫でしょうか?

にじむ原因は主に3つあります。皮脂、涙、そして無意識の擦りです。皮脂・涙にはフィルムタイプの液膜が有効ですが、擦りだけはフィルムでも耐えられません。にじみやすい方は、塗る前に下まぶたの皮脂をオフしておく、下まつげに塗りすぎない、目をこする癖を意識的に控える、というのが私が実行している対策です。それでも改善しない場合、体質的にウォータープルーフの方が合う可能性もあります。

Q3. クレンジングは何を使えばいいですか?

私は40度前後のお湯で予洗い→通常のクレンジングオイル→洗顔料の順で落としています。ヒロインメイク自身のマスカラリムーバー(別売り)を使うと、より確実にオフできますが、日常使いではお湯と洗顔料だけで問題ありません。冷水では絶対にほどけないので、必ず温かいお湯でほぐすことが大切です。ゴシゴシ擦る必要はなく、液膜が水分でふやけてゆるむのを待って、指の腹でやさしく流します。

Q4. ロングタイプとボリュームタイプの違いは何ですか?

ヒロインメイクにはロング&カール(01 漆黒ブラック等)とボリューム&カール(別ライン)があります。ロングタイプは繊維こそ入っていませんが、まつげ1本ずつを繊細に伸ばす細めブラシで、ナチュラルに長さを演出します。ボリュームタイプはブラシが太めで、まつげをまとめて太く見せます。「派手にしたくないけれど長さは出したい」ならロング、「まつげの本数が少なく見える悩みがある」ならボリューム、という選び分けをしています。この記事のレビュー対象はロング&カールの方です。

まとめ:プチプラ王道の実力は健在、ただし摩擦だけは要注意

ヒロインメイク ロング&カールマスカラは、フィルムタイプの中でも「涙・汗・皮脂への耐性」と「お湯オフの安心感」を高い水準で両立させた、プチプラ王道のマスカラだと3ヶ月使って結論づけました。パンダ目になる方には、下まぶたへの落ちにくさが特に効きます。ただし、目をこする習慣がある方には摩擦で崩れるので合いません。カール持続をとことん求める方は下地との併用が必須です。

「プチプラで、涙にも皮脂にも耐えて、しかもお湯で優しく落とせる」という三方良しを1本で叶えたい方には、私は自信を持っておすすめします。

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