先に結論です。KATEリップモンスターとexcelリップベルベティストは「同じ落ちにくいプチプラリップ」というくくりで並ぶことが多いですが、設計の方向がまったく違います。KATEは「唇の水分で密着ジェル膜に変化する高発色型」、excelは「粉っぽさゼロのベルベットマット密着型」。どちらが優れているかではなく、どちらが自分の使い方に合っているかで選ぶ商品です。
私はこの2本を同じ週に並行して使い、唇の左側にKATE、右側にexcelを塗る形でテクスチャと色持ちを確認しました。食事・マスク・8時間着用後の状態もそれぞれ観察しています。両方を実際に使った体感ベースの記録です。
なお、KATEリップモンスターもexcelリップベルベティストも化粧品カテゴリの製品です。医薬品ではありません。唇は皮膚が薄く刺激を受けやすい箇所なので、初めて使う際は少量から試し、唇の荒れや違和感が出た場合は使用を中止してください。
スペック比較表
価格は変動しますので、最新情報は各購入リンクでご確認ください。
| 項目 | KATEリップモンスター 03 陽炎 | excelリップベルベティスト LV12 |
|---|---|---|
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| 仕上がり | 密着ジェル膜・高発色 | ベルベットマット・レア感 |
| テクスチャ | リキッド寄りスティック | サラッとしたスティック |
| 保湿成分 | 高保湿設計 | ハチミツ・アルガンオイル等3種 |
| カラートーン | 03=イエベ寄りブラウンレッド | LV12=深みのダークロゼ |
| パーソナルカラー | イエベ春・イエベ秋に合わせやすい | ブルベ夏・ブルベ冬・イエベ秋 |
| 内容量 | 3g | 同等サイズ |
| 原産国 | 日本製 | 日本製 |
違いを5軸で比較
1. 色持ち・落ちにくさ
KATEリップモンスターの最大の特徴は、唇の水分を活用して密着ジェル膜に変化する独自技術にあります。塗った直後はリキッド寄りのテクスチャですが、唇に乗った瞬間からなじむ感覚があり、乾く過程でジェル状の薄い膜が唇全体をコーティングします。この膜が色を唇に留めるため、マスクや食事後でも色が「消える」ではなく「少し薄まる」状態にとどまりやすいのが特徴です。
excelリップベルベティストは、唇に密着するコーティング処方によって色を長時間キープする設計です。マット仕上がりですが乾いて粉っぽくなるタイプではなく、唇の表面に薄くフィットして色が落ちにくい状態が続きます。食事後に鏡を確認したとき、口の中心部だけぽろっと取れるのではなく、全体的にふんわりと薄まっていくのが印象的でした。
両方を8時間後に確認したとき、KATEは唇の中央部分の発色がやや薄まり、輪郭はしっかり残っていました。excelは全体的に均一に薄まっていく落ち方で、均一感は保たれていました。「どちらが落ちにくいか」は引き分けに近いですが、落ちたときの見え方が違います。KATEは輪郭残り、excelは均一フェード。どちらが「きれいな落ち方」かは、好みと使い方次第です。
2. テクスチャ・塗り心地
KATEリップモンスターは、名前から想像するより塗りやすいスティックリップです。先端が斜め形状で唇の輪郭に沿わせやすく、スティックの動きがなめらかです。リキッド成分が多めなので唇に乗せると一瞬やわらかく広がり、そこから引き締まってフィットするという2段階の変化があります。塗った直後は「ちょっと動く」感覚があるので、唇全体に広げてから30秒ほど待つのがコツです。
excelリップベルベティストはその名の通り、ベルベット生地に指を当てたときのようなマットな仕上がりです。でも、実際に塗った直後は意外となじみがよく、粉を塗ったような乾燥感がありません。ハチミツ・アルガンオイルなど3種の美容液成分が配合されているためか、唇表面がカサつかずにマットに仕上がります。マットリップで一度痛い目に遭っている方には、まずテクスチャで驚くかもしれません。
KATEが「ツヤ→ジェル膜定着」、excelが「なめらか→マット定着」という流れです。どちらが好みかは、仕上がりの好みとメイク全体のトーンによります。
3. 保湿感・唇への優しさ
KATEリップモンスターは、ジェル膜に変化するという処方の特性上、乾燥時間がある設計です。乾いた後は唇表面がコーティングされた状態になるため、過度に潤うわけではありませんが、唇の水分が蒸発しにくい状態を維持できます。私は乾燥しやすい季節に使うと唇のカサカサが悪化するわけではなかったですが、リップバームで下地を整えてからの使用がより快適でした。
excelリップベルベティストは保湿成分を前面に出した設計で、ハチミツとアルガンオイルの存在がテクスチャにも出ています。マットリップにありがちな「3時間後に唇が固くなってひび割れる」感覚は、このアイテムでは感じませんでした。唇のコンディションが気になる時期でも、比較的安心して使えます。乾燥しやすい季節や、唇が荒れ気味のタイミングには、excelの方が使いやすいという印象です。
保湿感を重視するなら、excelリップベルベティストの方が扱いやすいです。ただし個人差があります。唇の乾燥が強い時期はどちらもリップクリームとの併用を前提に考えるのが現実的です。
4. パーソナルカラー適性
KATEリップモンスター 03 陽炎はイエベ寄りのブラウンレッド系カラーです。オレンジ・ブラウン・レッドが混ざったような色味で、透明感よりもヘルシーな抜け感が出ます。イエベ春・イエベ秋のどちらにもなじみやすく、特にイエベ秋のブラウン系スキンに合わせると深みが際立ちます。ブルベ夏・ブルベ冬の方には黄みが強く見える場合があるため、KATEの別カラーを検討することをお勧めします。
excelリップベルベティスト LV12 ラブシックはダークロゼという表現が一番近い色です。赤みがあるローズに深みのあるプラム感が加わった色で、ブルベ夏・ブルベ冬が得意なクールカラーとイエベ秋が得意なディープカラーの中間に位置します。「全肌トーン対応」とされていますが、私の感覚ではブルベ冬が最もきれいに発色し、次にブルベ夏・イエベ秋と続く印象です。イエベ春の明るいスキンには、LV12の深みが少し重くなる場合があります。
KATE 03 → イエベ寄り、excel LV12 → ブルベ〜ニュートラル寄り。パーソナルカラーで迷っている方は、この軸が一番分かりやすい判断材料になります。自分がイエベ系かブルベ系か分からない場合は、手の甲に少量塗ってなじむかどうか確認するのが一番手っ取り早いです。
5. 使いやすさ・日常使い
KATEリップモンスターは、スティックの操作性が高いため初心者でも塗りやすいです。はみ出しを修正しやすく、塗り重ねても色が均一に乗ります。コンパクトなケースはポーチの中でかさばらず、カバーを閉め忘れても繰り出し式なので芯が折れるリスクが低いです。毎日の化粧で時間をかけたくない方にとって、この操作性の高さはかなり大きなメリットです。
excelリップベルベティストは、スティックの先端が丸みを帯びた形状で、唇全体に均一に色を広げやすいです。マットリップは通常、塗り方のムラが出やすいですが、このアイテムはテクスチャがスムーズなため、ある程度均一に仕上げやすいです。ただしマット仕上げのため塗り重ね時の修正はKATEより難しく、一発で仕上げる意識が必要です。朝の忙しい時間帯よりも、時間に余裕があるときに丁寧に塗る使い方に向いています。
KATEリップモンスターのメリット
- 高発色で発色が安定している — 03 陽炎はブラウンレッドの色が鮮明で、薄塗りでも十分な発色が出ます。重ね塗りで深みを調整できます
- 密着ジェル膜で色持ちが長い — 食事・マスク・8時間後でも輪郭が残りやすく、完全にオフになるより「薄まった」状態をキープします
- 操作性が高く塗りやすい — 斜め形状の先端と適度なやわらかさで、リップメイクに慣れていない方でも輪郭を取りやすいです
- 修正・重ね塗りがしやすい — ジェル膜系のため塗り重ねても色が均一に乗りやすく、失敗しにくいです
KATEリップモンスターのデメリット
- 乾燥肌には単独では使いにくいことがある — ジェル膜になる過程で乾きを感じる場合があります。リップクリームとの併用が前提になることがあります
- ブルベには03番が合いにくい — 03 陽炎はイエベ寄りの発色なので、ブルベ系の肌には黄みが浮いて見える場合があります
- マットな印象には仕上がらない — ジェル膜はツヤ系のため、マットな仕上がりを好む方にはテクスチャが合いません
excelリップベルベティストのメリット
- 粉っぽさゼロのマット仕上がり — マットリップで懸念される乾いた粉っぽさがなく、ベルベット生地のようにしっとりしたマットになります
- 保湿成分配合で唇に優しい — ハチミツ・アルガンオイル等3種の美容液成分が配合されており、長時間着用しても唇が固くなりにくいです
- 深みのある色味でフォーマルにも合う — LV12は深みのダークロゼで、オフィスやデートシーンで使える品の良さがあります
excelリップベルベティストのデメリット
- 塗り直しの修正がKATEより難しい — マット仕上げのため、重ね塗りで修正するより拭き取ってから塗り直す方が均一に仕上がりやすいです
- LV12の深い色は軽いコーデとのバランスに注意 — ダークロゼは存在感が強いため、カジュアルなナチュラルメイクに合わせるとリップだけ浮く場合があります
- イエベ春には別カラーを検討した方がよい — LV12はどちらかというとブルベ〜ニュートラル寄りの色展開で、イエベ春の方には別のカラーの検討を勧めます
どちらを選ぶか:判断軸
KATEリップモンスターが向いている人
- 高発色で唇の存在感を出したい方
- ジェル膜のツヤ感が好みの方
- イエベ春・イエベ秋のパーソナルカラーの方
- リップメイク初心者で操作性を重視する方
- 化粧直しのタイミングが少ない日でも色を保ちたい方
- 重ね塗りや修正をしながら仕上げたい方
excelリップベルベティストが向いている人
- マット仕上がりが好みだが粉っぽさが苦手な方
- 唇の乾燥が気になる方
- ブルベ夏・ブルベ冬・ニュートラル系のパーソナルカラーの方
- 深みのある色でフォーマルにも使いたい方
- 保湿成分配合のリップを探している方
- 一発で丁寧に仕上げる余裕があるシーンで使いたい方
私の判断
両方使った感想を率直に書くと、普段のオフィスメイクに1本だけ持っていくとしたらKATEリップモンスターを選びます。発色の安定感と操作性の高さが、毎日の化粧の効率に直結するからです。ただし、夜のお出かけや深めのメイクをしたい日にはexcelリップベルベティストのLV12が選択肢に入ります。同じドラッグストアで手が届く価格帯で、目的別に2本使い分けるのが正直一番いい答えです。
どちらか1本選ぶとしたら? ナチュラルメイクが多い方・初心者にはKATE、深みのあるマットリップを探している方・乾燥が気になる方にはexcel。この分け方で選ぶのが最もシンプルです。
KATEとexcel:色持ちの仕組みと保湿感の差
「リップモンスター 比較」「excel リップ 色持ち」「プチプラリップ 比較 落ちにくい」といった検索でここに来た方向けに、両者の違いを詳しく確認しています。
色持ちの仕組みが違う: KATEは「ジェル膜で閉じ込める」、excelは「密着コーティングで定着させる」という2つのアプローチです。どちらも落ちにくい設計ですが、KATEは膜で色を表面に留め、excelは唇表面への密着で色を維持します。この違いが、落ちたときの見え方(輪郭残りvs均一フェード)と保湿感の差に出ます。
乾燥と保湿のトレードオフ: 密着ジェル膜系は乾燥過程で「乾く」感覚がある場合があります。KATEを使ったとき、乾燥が強い日は唇が少しつっぱる感覚がありました。excelはハチミツやアルガンオイル配合のため、このつっぱり感が出にくいです。「リップモンスター 乾燥 excel 保湿」という検索がある通り、この2本の保湿感の差は実際に意識している方が多いポイントです。
価格帯のバランス: 両方ともプチプラ価格帯で、ドラッグストアで手が届く価格の同等ゾーンにあります。価格差で選ぶより、仕上がりの好みで選ぶのが正解です。
KATE vs excel:よくある疑問
Q. KATEリップモンスターとexcelリップベルベティストはどちらがマスクに強いですか?
A. 両方ともマスクを想定した落ちにくい設計ですが、落ち方の傾向が違います。KATEリップモンスターはジェル膜のため輪郭が残りやすく、excelリップベルベティストはマット密着型のため全体的に均一に薄まっていきます。「輪郭だけでも残したい」ならKATE、「全体が均一に薄まる方がきれいに見える」ならexcelという選び方ができます。いずれもティッシュオフ後に着用すると色移りを抑えやすいです。個人差があります。
Q. KATEリップモンスターは乾燥しますか?excelと比べてどうですか?
A. KATEリップモンスターはジェル膜に変化する過程で乾きを感じる方がいます。乾燥が気になる方にはリップクリームを下地に使うことをお勧めします。excelリップベルベティストはハチミツやアルガンオイル等の保湿成分配合で、マットリップの中では保湿感があります。乾燥が気になる季節はexcel、普段使いにはKATEと使い分けるのも一つの方法です。肌トラブル時は医師・薬剤師にご相談ください。
Q. KATEとexcelはどちらがイエベに合いますか?
A. KATEリップモンスター 03 陽炎はイエベ春・イエベ秋向きのブラウンレッドです。excelリップベルベティスト LV12 ラブシックは深みのダークロゼで、ブルベ〜ニュートラル寄りのカラーです。イエベの方にはKATEの03番が素直に合いやすいです。excelでイエベ向きのカラーを選ぶなら、LV12以外のラインナップを確認することをお勧めします。
Q. 重ね塗りはできますか?
A. KATEリップモンスターは重ね塗りで深みを調整できます。ジェル膜系のため均一に色が重なりやすいです。excelリップベルベティストはマット仕上げのため、重ね塗りよりも一度仕上げた後の修正が難しいです。重ね塗りで色を濃くしたい場合はKATEの方が調整しやすいです。
Q. 落とすのは通常のリムーバーで大丈夫ですか?
A. 両方とも通常のリップ・ポイントメイク用リムーバーで落とせます。KATEリップモンスターはジェル膜になる関係でしっかり密着しているため、オイルリムーバーで少し時間を置いてから落とすのがきれいに落ちるコツです。excelリップベルベティストはマット密着型ですが、同様にオイル系リムーバーと相性がよいです。コットンでこすると唇を傷めるため、なじませてから拭き取る方法がお勧めです。
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