ルベルコスメの「イオ クレンジング リラックスメント シャンプー」は、タカラベルモントというサロン向け機器・コスメブランドの傘下で作られたシャンプーです。植物由来100%のアミノ酸系洗浄成分、レピジュア、甘草エッセンスという組み合わせを見たとき、乾燥頭皮に悩んできた私は「これは試す価値がある」と感じました。
ドラッグストアのシャンプーを使うたびに洗い上がりの頭皮がつっぱる感覚があり、乾燥が気になる秋冬はかゆみが出ることもありました。そのたびに「シャンプーを変えれば改善するかもしれない」と思いながら、なかなか踏み出せなかった理由が「サロン専売品は価格が読めない」という不安でした。
今回は200mlのサイズで4週間使い続け、洗浄力・うるおい感・頭皮環境の変化・他のアミノ酸系シャンプーとの比較を私なりにまとめました。
ルベル イオ クレンジング リラックスメント シャンプーの基本情報
ルベルコスメは美容室向けのカット・カラー剤・ヘアケア製品を開発・販売するブランドです。「イオ」シリーズは、髪と頭皮のイオンバランスに着目したケアラインで、クレンジング(洗浄)・モイスト(保湿)・ウォッシュ(普通〜脂性頭皮向け)など頭皮の状態別に展開されています。
「クレンジング リラックスメント」は乾燥頭皮・敏感な頭皮向けのラインで、以下の処方が特徴です。
- 植物由来100%アミノ酸系洗浄成分: ラウロイルメチルアラニンNaなどアミノ酸由来の界面活性剤を主体とし、ラウレス硫酸Na系のサルフェートは使用しない
- シリコーンフリー: ジメチコン等のコーティング成分を使わず、トリートメント成分の浸透を妨げない設計
- レピジュア(ポリクオタニウム-61): 水溶性の高い保湿ポリマー。頭皮・髪のうるおいをキープする成分
- 甘草エッセンス(グリチルリチン酸ジカリウム含む): 頭皮環境を整える成分として配合
- クリーミーな泡立ち: きめ細かい泡が頭皮全体に行き渡る
200mlという容量はお試しとしてちょうどよい量で、毎日使って4週間分ほどになります。
4週間使い続けた体感:週ごとの変化
1週目:切り替え直後のきしみが気になった
使い始めて最初に感じたのは、ドライヤー後の毛先のきしみです。以前使っていたシャンプーにはシリコーンが配合されていたため、ノンシリコンへの切り替えで「シリコーンコーティングが落ちる移行期」が起きていたのだと後で理解しました。
1週目は洗い上がりのしっとり感はあるのに、乾かした後の毛先のまとまりが以前より落ちる感覚がありました。コンディショナーをいつもより丁寧につけることで対処していました。
2週目:頭皮の洗い上がりのすっきり感が定着
2週目に入ると、頭皮の洗い上がりの感触が変わってきました。以前のシャンプーでは洗い上がり直後からつっぱりを感じていましたが、ルベルに変えてからその感覚がほとんど出なくなりました。クリーミーな泡がマッサージに合っていて、朝のシャンプーがひとつの楽しみになっていました。
3週目:かゆみの頻度が明らかに減った
秋から冬にかけて乾燥が増す時期に感じていた頭皮のかゆみが、3週目には以前ほど出なくなりました。ただし、これが「ルベルのシャンプーの効果」なのか、「季節の変化」なのかは断言できません。頭皮環境の個人差もあります。私の場合は、切り替えのタイミングと改善のタイミングが重なったため、洗浄成分の変化が一因だと感じています。
4週目:指通りの落ち着き感
4週目になると、毛先のきしみが1週目と比べてほぼなくなりました。シリコーンコーティングが落ちた後、アミノ酸系洗浄成分の素の手触りに慣れてきた感覚です。ドライヤー後の指通りも以前より軽くなった印象で、ヘアオイルで仕上げたときのなじみがよくなりました。
メリット:4週間使ってよかったと感じた点
メリット1. 洗い上がりの頭皮がつっぱらない
アミノ酸系洗浄成分はラウレス硫酸Na系に比べて洗浄力がマイルドで、洗い上がりに頭皮が乾燥しすぎない点が私には大きなメリットでした。以前は洗い上がり直後から頭皮が「締め付けられる」感覚があったのが、ルベルに変えてからは洗った後も頭皮が比較的穏やかに落ち着いていました。
これはレピジュア(ポリクオタニウム-61)の保湿効果も関係していると感じています。水溶性の高い保湿ポリマーが洗いながら頭皮に働きかける設計は、乾燥頭皮のケアとしての方向性が明確です。
メリット2. クリーミーな泡立ちでマッサージがしやすい
泡立ちのよいシャンプーはマッサージ中の摩擦が起きにくく、これが頭皮への刺激を減らすことにつながります。ルベル イオの泡は量が少なくてもすぐにクリーミーな泡が立つため、指の腹で頭皮をマッサージするときに泡がクッションになる感覚がありました。
泡立てることが難しかった以前のシャンプーと比べると、洗浄中のストレスが明らかに少ないです。
メリット3. シリコーンフリーでトリートメントの浸透感が変わった
シリコーンフリー設計のシャンプーを使うことで、シャンプー後に使うトリートメントやヘアオイルのなじみ方が変わります。シリコーンコーティングがない状態の方が、補修成分が髪に届きやすいとされています。
私が体感したのは「トリートメントをつけた後の毛先が以前よりしっとりする」という感覚です。これはシャンプー単体の効果というより、シリコーンフリー+トリートメントというセットの効果として感じたものです。
メリット4. サロン専売品のクオリティがホームケアで得られる
タカラベルモントは美容室向けの業務用コスメを扱う会社で、その処方技術が家庭用ケアに応用されています。ドラッグストアの市販シャンプーと比べると成分設計の細かさが異なり、アミノ酸系洗浄成分の組み合わせと保湿成分のバランスに独自性があります。
デメリット:正直に書いておきたい点
デメリット1. 切り替え直後のきしみは覚悟が必要
1週目の項でも触れましたが、シリコーン配合のシャンプーから切り替えた場合、移行期のきしみが1〜3週間続くことがあります。ルベル イオ自体の問題ではなくシリコーンコーティングが落ちるプロセスですが、この移行期を「合わない」と判断してやめてしまうと本来の使用感を評価できません。
ルベル イオを試す場合は「最低2週間は継続する」という気持ちで使い始めることをおすすめします。
デメリット2. 脂性頭皮には洗浄力が物足りないことがある
アミノ酸系洗浄成分はマイルドな洗浄力が特徴で、乾燥頭皮や敏感な頭皮には向きますが、皮脂の分泌が多い脂性頭皮には「洗い足りない」感覚が出ることがあります。夏場や運動後に頭皮のベタつきが気になるタイプの方は、ルベル イオ ウォッシュ(脂性頭皮向けライン)か、より洗浄力の高い他の製品を検討してください。
デメリット3. 200mlは使い切りサイズで継続コストがかかる
200mlはお試しサイズとして購入しやすい反面、毎日使うと1ヶ月程度で使い切ります。継続使用を前提にするとコスト感が高めになることは覚えておく必要があります。
ただし、500mlや大容量サイズも販売されているため、気に入った場合は大容量に切り替えるとコストパフォーマンスが改善します。
向いている人 / 向いていない人
向いている人
- 洗い上がりに頭皮がつっぱる感覚がある乾燥頭皮の人
- シリコーンフリーのシャンプーを試したいが、洗い上がりの乾燥が心配な人
- サロン品質の処方をホームケアで試したい人
- 甘草エッセンスやレピジュアなど保湿成分を意識した頭皮ケアに興味がある人
向いていない人
- 皮脂が多い脂性頭皮でしっかり洗いたい人
- ノンシリコン移行期のきしみが苦手な人(コンディショナーを必ず使えば軽減できます)
- 継続コストを抑えたい人(市販品の方が単価が低い場合が多い)
他のアミノ酸系シャンプーとの比較
同じアミノ酸系シャンプー・シリコーンフリー系との比較を以下にまとめます。
| 商品名 | 価格・購入 | 洗浄成分 | 保湿成分 | 向いている頭皮 |
|---|---|---|---|---|
| ルベル イオ クレンジング リラックスメント | ¥300Amazonで見る → |
アミノ酸系100% | レピジュア・甘草エッセンス | 乾燥・敏感頭皮 |
| BOTANIST スカルプクレンズ | ¥1,310Amazonで見る → |
アミノ酸系+植物系 | コメセラミド・シラカバウォーター | 脂性〜普通頭皮 |
| ミルボン ジェミールフラン ヒートグロス S | ¥2,900Amazonで見る → |
シルキーアミノ(ベタイン系) | 加水分解ヒアルロン酸・ケラチン | ダメージ毛・ツヤ重視 |
| &honey ディープ モイスト | ¥1,650Amazonで見る → |
はちみつ由来 | はちみつオーガニック成分 | 乾燥ダメージ・剛毛 |
| いち髪 THE PREMIUM シルキースムース | ¥779Amazonで見る → |
アミノ酸系+ベタイン系 | 米ぬか発酵導入美容液 | ダメージ・絡まり毛 |
ルベル vs BOTANIST スカルプクレンズ
BOTANISTのスカルプクレンズは植物系成分主体で脂性頭皮のすっきり感を重視した処方です。ルベル イオはより乾燥頭皮向けに振っていて、レピジュアによる保湿が洗い上がりの「ふっくら感」に直結している印象です。脂性頭皮の人はBOTANIST、乾燥頭皮の人はルベルと分けるのが分かりやすいです。
ルベル vs ミルボン ジェミールフラン
ジェミールフランはカラーやパーマでダメージした髪のツヤを出すことに特化した設計です。ルベル イオが「頭皮からのアプローチ」に重きを置いているのに対し、ジェミールフランは「毛髪のツヤと補修」がメインです。頭皮の乾燥ケアならルベル、毛先のツヤを優先するならジェミールフランという選び方になります。
シリコーンフリーで指通りは本当によくなるか
「シリコーンをなくすと髪がきしむ」という印象を持っている方が多いのは、移行期に経験するきしみが先入観になっているためだと思います。
シリコーンコーティングが落ちる移行期(おおむね1〜3週間)を過ぎると、アミノ酸系洗浄成分の「素の手触り」が出てきます。私が4週間使い続けて感じたのは「軽さ」です。コーティングなしの状態の方が、ヘアオイルやトリートメントのなじみが素直になる感覚がありました。
ただし、カラーやパーマでダメージが強い場合は、シリコーンフリーのシャンプーだけでは指通りが十分でないことがあります。この場合はシャンプーをノンシリコンにしつつ、トリートメント・コンディショナーはシリコーン配合のものを使う組み合わせが現実的な選択肢です。「シャンプーとコンディショナーを全てノンシリコンにしなければいけない」というルールはありません。
ノンシリコンシャンプー全体での選び方についてはノンシリコンシャンプーおすすめ6選も参考になります。
よくある質問
Q. ルベル イオは市販のシャンプーと何が違いますか?
A. 最大の違いは洗浄成分の設計です。多くの市販シャンプーはラウレス硫酸Na系の洗浄成分を主体とし、シリコーンでコーティングして手触りをよくする処方が多いです。ルベル イオは植物由来100%のアミノ酸系洗浄成分を主体とし、レピジュアや甘草エッセンスで洗いながら頭皮にうるおいを補う設計です。サロン専売品として成分選択の自由度が高い点も、市販品との処方の差につながっています。
Q. シリコーンフリーで指通りは悪くなりませんか?
A. 切り替え直後1〜2週間は、以前のシリコーンコーティングが落ちる移行期にきしみを感じることがあります。この移行期を過ぎると、アミノ酸系洗浄の素の手触りが定着してきます。移行期はコンディショナーを省かず使うことで対処できます。個人差があります。なお、カラー・パーマのダメージが強い場合は、コンディショナーやトリートメントにシリコーン配合のものを組み合わせる方法が実用的です。
Q. 乾燥頭皮ではない場合でも使えますか?
A. 使えますが、乾燥頭皮向けの処方なので、脂性頭皮の方には「洗い足りない」と感じる場合があります。皮脂の分泌が多い、夏場でも頭皮がべたつくというタイプには、ルベル イオ ウォッシュ(同シリーズの脂性頭皮向け)や洗浄力が高めの他の製品の方が合いやすいです。普通〜乾燥寄りの頭皮の方は、クリーミーな泡と保湿感が合いやすいと思います。
Q. ルベル イオはどこで買えますか?
A. サロン専売品として位置づけられていますが、Amazon や楽天などのECサイトでも購入できます。以下からご確認ください。
まとめ:ルベル イオを4週間使って感じたこと
ルベル イオ クレンジング リラックスメント シャンプーを4週間使い続けた感想を率直に言うと、「乾燥頭皮向けとして方向性が明確なシャンプー」です。
植物由来100%アミノ酸系洗浄成分によるマイルドな洗浄力と、レピジュア・甘草エッセンスによる頭皮の保湿ケアの組み合わせは、洗い上がりのつっぱり感が気になる乾燥頭皮の方には実感しやすい処方だと感じました。クリーミーな泡立ちも使い心地がよく、朝のシャンプーを丁寧にしたくなるきっかけになりました。
一方で、シリコーンフリーへの移行期(1〜3週間)のきしみは覚悟が必要で、この期間にやめてしまうと本来の使用感を評価できません。また、脂性頭皮の方には洗浄力の面で合わないことがあります。
アミノ酸系シャンプー全体での選び方についてはアミノ酸シャンプーおすすめ7選、スカルプケアの観点からはスカルプシャンプー 女性向けおすすめ6選も参考にしてください。
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