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メイクアップ

コンシーラーが崩れる原因と、乾燥・皮脂別の直し方

コンシーラーが夕方に崩れる原因は、乾燥崩れと皮脂崩れで直し方が真逆になります。混合肌の私が2ヶ月かけて試した順番、部位別の対処、NG習慣まで、切り分け方が固まった記録です。個人差があります。

結論から先にお伝えします。コンシーラーの崩れは「乾燥崩れ」と「皮脂崩れ」の2軸で原因が分かれ、直し方が真逆です。乾燥崩れは保湿を足して薄く重ね、皮脂崩れは下地とパウダーで押さえるのが基本の分岐点になります。混合肌でクマ・小鼻・口角に毎年悩んできた私が、この春から2ヶ月かけて試した順序をそのままお伝えします。個人差があります。医薬品ではありません。

コンシーラーが崩れる原因は「乾燥崩れ」と「皮脂崩れ」の2軸

「コンシーラー 崩れる」で検索して読んでいる方の悩みは、同じ「崩れる」でも中身がまったく違うことがあります。目の下のコンシーラーが小ジワにたまって余計にクマが目立つ崩れ方と、小鼻や口角のコンシーラーがテカりを伴って浮いてくる崩れ方は、原因も直し方も逆方向です。まずは自分の崩れがどちらのタイプかを、ここで切り分けてみてください。

乾燥崩れの特徴

目の下や口元から、細かい線に沿ってコンシーラーがヨレる崩れ方です。触るとかさついた感触があって、コンシーラーが小ジワに沿って筋になり、隠したはずのクマや口角の影が余計に目立って見えるようになります。乾燥肌・インナードライの方や、冷房下・暖房下の室内で長時間過ごす方に出やすい崩れ方です。

原因の中心は、コンシーラー自体の油分・水分量に対して、下地の肌側が水分不足になっていることでした。乾いた土壌の上に薬を塗るような状態なので、時間が経つとコンシーラーだけが浮いてしまいます。対処の軸は、スキンケアの保湿を厚めに、下地は保湿寄り、コンシーラーは薄く重ねる、の3点になります。

皮脂崩れの特徴

小鼻の脇や口角、こめかみから、テカりを伴ってコンシーラーが浮いてくる崩れ方です。触るとヌルっとしていて、コンシーラーが小鼻の際で黒ずんで見えたり、口角の縦ジワに沿って皮脂と混ざって剥がれたりします。混合肌・脂性肌の方に多く、昼過ぎから夕方に一気に崩れが進みます。

原因の中心は、日中に浮いてくる皮脂と、コンシーラー内の油分が混ざって膜が緩むことでした。乾燥崩れとは逆に、水分・油分を足しても悪化するだけです。対処の軸は、皮脂吸着系の下地でコンシーラーを乗せる肌側を整え、コンシーラーは薄く点で置き、上からパウダーで押さえる、の3点になります。

乾燥崩れと皮脂崩れの見分け方の早見表

自分の崩れがどちらのタイプかを見分けるために、症状と部位を対応させた早見表を用意しました。夕方の鏡の前で、コンシーラーが崩れた部位と手触りをこの表と見比べてみてください。

見分ける軸 乾燥崩れ 皮脂崩れ
崩れ方の見え方 小ジワに沿った筋状のヨレ テカりを伴って浮く・剥がれる
触った感触 かさつく・ざらつく ヌルつく・べたつく
出やすい部位 目の下・口元・目尻 小鼻脇・口角・こめかみ
出やすい時間帯 夕方から夜(徐々に) 昼過ぎから急に
出やすい季節 冬・冷房下・湿度低下 夏・梅雨・皮脂が増える時期
出やすい肌質 乾燥肌・インナードライ 脂性肌・混合肌のTゾーン
直す方向 保湿を足す・薄く重ねる 皮脂を押さえる・パウダーで固定

混合肌の方は、目の下は乾燥崩れ、小鼻は皮脂崩れ、というふうに部位で両方が同時に起きることがあります。その場合は部位ごとに対処の方向を切り替えるのが現実的でした。私自身、この2つを一律で扱っていたときは何をしても崩れが残っていて、部位ごとに真逆の対処に切り替えた時点で、日中の見え方が大きく変わりました。

乾燥崩れの直し方:保湿→薄塗り→重ね方の3ステップ

乾燥崩れが疑わしい方向けの直し方を、実際に効いた順にお伝えします。

ステップ1:目元・口元の保湿を厚めに

乾燥崩れの根本は、コンシーラーを乗せる肌側の水分不足にあります。朝のスキンケアで、目の下と口元だけ意識的に保湿を厚めにしてください。化粧水をコットンで軽く重ね、乳液のあとに目元用のクリームまたはアイクリームを薄く重ねます。全顔ではなく「乾燥崩れが出やすい部位だけ厚めに」がポイントです。

保湿が肌になじむまで2〜3分は待ってから、下地・ファンデ・コンシーラーの順に進みます。保湿直後にコンシーラーを乗せると、コンシーラー自体が水分を含んで密着しにくくなります。個人差があります。肌トラブル時は医師・薬剤師にご相談ください。

ステップ2:コンシーラーを薄く、点で置く

乾燥崩れの方がやりがちな失敗は、隠したい影を消そうとしてコンシーラーを厚く塗ることです。厚く乗せた膜は、時間が経ったときに小ジワや目の下の細かい線に沿って必ず筋になります。乾燥崩れ対策では「薄く・点で置く」が原則です。

私が試したのは、コンシーラーを指の腹に少量だけ取り、隠したい部分の中心にだけ点で置いて、周辺は指の余熱で軽く広げる方法です。全体に塗り広げるのではなく、影の一番濃い部分だけに置いて、境界は自然にぼかす。この一手間で、日中のヨレ量が明らかに減りました。

ステップ3:上に重ねるパウダーは「省く」か「ごく薄く」

乾燥崩れの方の場合、コンシーラーの上にフィニッシュパウダーを重ねると、粉が乾燥に拍車をかけて筋状のヨレが悪化することがあります。目の下と口元は、パウダーを省くか、ブラシに残った微量だけを軽く乗せる程度に抑えてください。

Tゾーンには皮脂対策のパウダーを乗せて、目元・口元だけパウダーを省くという「部位で分けるパウダーの塗り方」が、混合肌の私にはもっとも安定しました。

皮脂崩れの直し方:下地→パウダー→軽く重ねるの3ステップ

皮脂崩れが疑わしい方向けの直し方を、実際に効いた順にお伝えします。

ステップ1:皮脂吸着系の下地で肌側を整える

皮脂崩れの根本は、日中に浮いてくる皮脂とコンシーラー内の油分が混ざることでした。ここで効くのは、コンシーラーを乗せる前の下地の段階で、皮脂の量そのものを抑えることです。

皮脂吸着パウダー入りの下地を、皮脂崩れが出やすい部位(小鼻脇・口角・こめかみ)にだけ薄く仕込んでおくと、日中の皮脂の浮き方が明らかに抑えられました。私はプチプラの セザンヌ 皮脂テカリ防止下地 を3ヶ月使い込んで、混合肌のTゾーンで午後のあぶら取りフィルムに移る皮脂量が減った実感があります。乾燥肌の頬側は逆に保湿寄りの下地に切り替え、部位で下地の方向を分けています。

ステップ2:コンシーラーは薄く、点で、パフではなく指で

皮脂崩れの方も、コンシーラーを厚く乗せるのは逆効果です。厚く塗った膜は、皮脂と混ざって崩れる時にコンシーラーの色と地肌の境界が余計に目立つ結果になります。

私が試したのは、コンシーラーを指の腹に少量取って、隠したい部分の中心にだけ点で置き、指の腹で軽くタップしてなじませる方法です。パフやブラシで広げると、皮脂の多い部位ではコンシーラーが横に流れやすくなります。指のタップは狙った部位に置きやすく、密着感も出ました。

ステップ3:フィニッシュパウダーで薄く固定

コンシーラーを置いたら、その上からフィニッシュパウダーをごく薄く重ねて固定します。ここでの分量が皮脂崩れ対策の成否を分けます。ブラシに一度粉を含ませて、手の甲で一度落としてから、コンシーラーの上を軽くはたく程度で十分です。

厚く重ねると乾燥感が出て、逆に日中の細かいヨレを生みます。「透明感を残したまま固定する」量に抑えるのがコツでした。皮脂崩れが強い日は、日中にあぶら取りフィルムで小鼻の皮脂だけ押さえてから、微量のパウダーを重ねると、崩れが夕方まで持ち直します。

部位別の対策:目周り・口周り・鼻横

コンシーラーは、隠したい部位によって崩れやすさの理由が変わります。私が試した中で効いた部位別の対処を整理します。

目周り(クマ・くすみ)

目の下は皮膚が薄く、まばたきによる動きも多いため、コンシーラーが小ジワにたまりやすい部位です。目周りの崩れは9割が乾燥崩れでした。ここでは、アイクリームや目元用の保湿を厚めに、コンシーラーは点で置き、パウダーは省くか微量に抑える方向で組み立ててください。

クマの種類によって使い分けも変わります。青クマにはオレンジ寄りのコンシーラー、茶クマにはイエロー寄り、黒クマ(影クマ)にはハイライト寄りのコンシーラーが色補正の相性が良いという整理が一般的です。色補正の相性が合っていないと、乗せる量が増えて崩れやすくなるので、色番の見直しも同時に検討してみてください。個人差があります。

口周り(口角・唇の縦ジワ)

口角は表情の動きが多いため、コンシーラーが縦ジワに沿って筋になりやすい部位です。乾燥崩れも皮脂崩れも両方起きます。ここでは、リップクリームで唇の輪郭外まで軽く保湿してから、コンシーラーは輪郭のごく近くだけに点で置き、上からリップやグロスを重ねる、という順序が崩れにくかったです。

食事後は口角のコンシーラーが半分は消えているので、日中のお直しでは指で余分な油分を軽く押さえてから、コンシーラーを最小量だけ足す、という対処になります。塗り直すのではなく「押さえて足す」の順序です。

鼻横(小鼻脇・こめかみ・シミ・ニキビ跡)

小鼻脇とこめかみは、皮脂腺が集中しやすいため、皮脂崩れの中心地になります。ここでは皮脂吸着系の下地を仕込み、コンシーラーは点で置き、パウダーで固定する3ステップが基本です。

シミやニキビ跡を目立ちにくくする用途でコンシーラーを使う場合、カバー力が強めのタイプが必要になることがあります。ただしカバー力が強い=油分または顔料の量が多いことが多く、皮脂崩れが起きやすい方向にも働きます。ニキビ跡向けの製品選びのコツは、ニキビ跡向けコンシーラーの選び方 にまとめる予定で、脂性肌向けの候補は 脂性肌のコンシーラー:皮脂で崩れにくい5本の選び方 で扱っています。ニキビ跡が治るような効能を化粧品が持つわけではなく、あくまで「目立ちにくくする」用途である点はお含みおきください。医薬品ではありません。

NG習慣:私が過去にやってしまっていた3つ

崩れの直し方の話をひっくり返す形になりますが、以下は過去の私がやっていて逆効果だった習慣です。同じ失敗を減らせるよう共有します。

1. 重ね塗りで隠そうとする

崩れが気になるとき、コンシーラーを重ねて隠そうとすると、膜が厚くなって時間経過での崩れ量が倍に増えます。厚塗り自体が崩れの原因になっているケースがとても多いです。「薄く・点で・重ねすぎない」を守ると、日中の見え方が大きく変わりました。

2. 指で押し込んでなじませすぎる

コンシーラーを指で押し込みすぎると、コンシーラーが皮膚の凹凸に強く入り込みすぎて、乾燥崩れの筋を余計に強調してしまうことがあります。指のタップは「置く」と「軽くなじませる」の中間くらいの力加減が良く、押し込む必要はありませんでした。

3. 油分の上に塗り直す

日中のお直しで、テカった部分を押さえずにコンシーラーを塗り直すと、皮脂の上にコンシーラーを重ねることになって、その後1〜2時間で必ず筋状に崩れます。日中のお直しは、あぶら取りフィルムかティッシュで軽く押さえてから、コンシーラーを最小量だけ足す順序が正解でした。

よくある質問

「コンシーラー 崩れる」で検索した方から出やすい疑問を、私が試した範囲でお答えします。個人差があります。

Q. ドライヤーの冷風でコンシーラーを固めれば崩れませんか?

A. 冷風で一時的に膜を締めることはできますが、日中の皮脂や乾燥そのものが解決するわけではありません。私も試したことがありますが、朝の仕上げ時点での密着感は上がっても、夕方の崩れ方は下地とコンシーラーの塗り方で決まりました。冷風はあくまで「仕上げの補助」で、根本の対策は下地とコンシーラーの量の見直しが先です。個人差があります。

Q. 化粧水ミストで日中のお直しをすると崩れは直せますか?

A. 乾燥崩れなら効きます。ミストを直接顔に吹き付けるのではなく、ティッシュに一吹きして、その面で崩れた部位を軽く押さえる方法が、他の部位を濡らさずに済みました。皮脂崩れの部位に水分を足すと逆に悪化するので、崩れの種類を見分けてから使い分けてください。ミストのあとにパウダーやコンシーラーを最小量足すと、綺麗にリセットできます。

Q. メイク直しのときのコンシーラーの使い方は?

A. 日中のコンシーラー直しは「押さえて足す」の順序が基本です。まず崩れた部位の皮脂または余分な油分をあぶら取りフィルムかティッシュで軽く押さえます。次に、コンシーラーを指の腹にごく少量取って、影が濃くなった部分にだけ点で置いてタップします。最後にフィニッシュパウダーを微量重ねて固定します。塗り直すのではなく「押さえてから点で足す」の順序が、日中のお直しの成否を分けました。

Q. コンシーラーの前後の順番は、ファンデが先ですか後ですか?

A. コンシーラーの種類で分かれます。リキッドファンデの後にコンシーラーを重ねるのが基本ですが、パウダーファンデを使う場合はパウダーの前にコンシーラーを乗せます。クッションファンデの場合は、クッションの後にコンシーラーを重ねて、その上からフィニッシュパウダーで固定するとヨレにくかったです。順番を間違えると密着感が下がって、崩れが早まります。個人差があります。

Q. 敏感肌でも使いやすい崩れにくいコンシーラーはありますか?

A. 敏感肌の方は、無香料・アルコールフリー・パラベンフリーなど処方の刺激が抑えられたコンシーラーから試すのが安心です。ただしパッチテスト済みの表記があっても全ての人にアレルギーが起きないわけではありません。試す際は耳の裏や腕の内側で少量テストしてから、目元・口元に使う順序でお願いします。肌トラブルが起きた場合は使用を中止し、医師・薬剤師にご相談ください。個人差があります。医薬品ではありません。

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コンシーラーの崩れ対策は、下地・コンシーラー・仕上げのパウダーを一緒に考えると、日中の見え方が変わってきます。今回の乾燥崩れ・皮脂崩れの見分けと合わせて、次の記事も参考にしてみてください。

パッチテスト済み(全ての人にアレルギーが起きないわけではありません)。肌トラブル時は医師・薬剤師にご相談ください。個人差があります。医薬品ではありません。