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Cosme Room
メイクアップ

クッションファンデが崩れる5つの原因と直す順番

朝のメイクは決まっているのに、オフィスで昼を過ぎるとTゾーンだけ浮いてマスクの下がぐずぐず。原因は皮脂・乾燥・下地・塗り方・マスク摩擦の5つに切り分けられ、直す順番を守るだけで夕方までの持ちが変わります。混合肌の私が3ヶ月試して効いた順です。

クッションファンデが崩れると聞くと、多くの方は「もっと持ちのいい商品に買い替えなきゃ」と考えます。でも、私が3ヶ月間、朝のメイクから夕方の化粧直しまで自分の混合肌で試して分かったのは、崩れの原因は商品ではなく、原因の切り分け方と、直す順番の方だったということです。

崩れの原因は基本的に5つに分けられます。皮脂、乾燥、下地不足、塗り方、マスク摩擦です。この5つは同時に効き目を出そうとしても効果が薄く、正しい順番で1つずつ潰していくのが結果的に一番早いです。順番は、皮脂と乾燥をまず先に、次に下地、塗り方、最後にマスク対策です。オフィスや外出先での化粧直しは、その順番の答え合わせだと考えています。

この記事の主眼は、5つの原因の切り分け方と、直す順番の考え方、それぞれの対処への具体的な手順です。混合肌の私の体感がベースなので、断定は避けています。個人差があります。

崩れの5原因を分解する

まず自分の崩れがどの原因かを見分けないと、対処が空振りします。私が観察している見分け方は次のとおりです。

1. 皮脂崩れ Tゾーン(額・鼻・鼻の脇)から浮き上がるように崩れ、時間帯は昼前後から夕方にかけて。触るとテカリがある、ティッシュで押さえると油分が付く。夏や生理前に悪化しやすい、というのが典型パターンです。

2. 乾燥崩れ 頬・目元・口周りで、粉を吹くように、または筋状に崩れる。触ってもテカリはないのに、ファンデが浮いている感じがある。冬場や冷房の効いたオフィスで悪化しやすいです。混合肌の方は、Tゾーンの皮脂崩れと同時に、頬の乾燥崩れが起きていることがあります。私自身がまさにこのタイプです。

3. 下地不足 そもそも下地を塗っていない、または皮脂・乾燥への対処が下地で組めていない。皮脂崩れなのに保湿系の下地を全顔に使っている、乾燥崩れなのに皮脂コントロール下地を全顔に使っている、というミスマッチが起きています。

4. 塗り方の問題 量が多い、パフに水分を含ませていない、押し込むのではなくこするように塗っている、下地の乾ききる前にクッションを重ねている。この4つが典型です。量の問題は自分では気づきにくく、私も長い間、標準量の1.5倍くらい塗っていました。

5. マスク摩擦 マスクを外したときに、マスクの内側にファンデが付いている、口周り・頬の下側だけ極端に落ちている。マスクを長時間つける日にだけ起きるなら、これが原因です。マスクなしの日にも同じ崩れ方をするなら、5つ目ではなく1〜4のどれかが本当の原因の可能性があります。

自分の崩れがどのタイプかを1〜2日観察してから、次の順番で対策していきます。

直す順番の考え方

対策を始めるときに一番間違えやすいのが、「マスクにつかないファンデに変える」を最初に検討することです。マスク対策は5番目に効くもので、1〜4の原因が残っていると効果が実感できません。

私が試して効いた順番はこうです。

  1. 皮脂と乾燥、どちらが自分の主原因かを1〜2日観察して切り分ける
  2. 主原因側から下地でコントロールする(部位分け下地も選択肢)
  3. 塗り方の量と道具を見直す(パフに水分を含ませる、押し込むように置く)
  4. それでも足りない場合、パウダーやセッティングスプレーで留める
  5. マスクをつける日だけの追加対策として、粉物を口周りに仕込む

順番を守るメリットは、変えた要素と改善量の対応関係が見えることです。全部を同時に変えると、何が効いたのか分からなくなります。私は最初、下地とファンデと塗り方とパウダーを全部同時に変えて、崩れは改善したものの、翌週にパウダーを切らしたときにまた崩れて、原因の切り分けをやり直す羽目になりました。

皮脂崩れへの対処

Tゾーンの皮脂崩れは、皮脂コントロール下地とパウダーの二段構えで、たいてい6割は解決します。

皮脂コントロール下地は、皮脂吸着パウダーを配合した下地を、Tゾーンだけに薄く仕込むのが私の基本です。全顔に塗ると頬が乾燥する原因になるので、鼻・鼻の脇・額の中央にだけ点置きして、指で薄く広げます。量は米粒半分くらい。多いとかえって塗膜が厚くなり、皮脂で押し上げられて崩れやすくなります。

その上から、フィニッシュパウダーをTゾーンだけに軽く。ここでもパフに取ったパウダーを手の甲で一度余分を落としてから、押さえるように置きます。

日中の化粧直しは、あぶら取りフィルムかティッシュで皮脂を優しく押さえてから、粉を薄く重ねる。ファンデを重ね塗りすると、皮脂で浮いた膜の上にさらに膜を重ねることになり、次の時間帯に筋状に崩れるので避けてください。

乾燥崩れへの対処

乾燥崩れは、朝の保湿とファンデ塗布時の水分補給、この2つが軸です。

朝の保湿は、化粧水→乳液または美容液→クリーム(乾燥がひどい日のみ)の順で。ここで大事なのは、乳液・クリームがしっかり肌に馴染んでからファンデに進むことです。表面がべたっとしている状態で下地を乗せると、崩れやすくなります。私は洗顔後に化粧水と乳液を入れてから、歯磨きや朝食に7〜10分使って、その間に肌が落ち着くのを待ってからメイクに進みます。

ファンデ塗布時は、パフに保湿ミストを一吹きしてから、クッションを取ります。パフが少し湿った状態でクッションを取ると、ファンデが薄く均一に伸びて、乾燥崩れが目立ちにくくなります。スポンジ加圧という言い方で紹介されているテクニックです。

日中の化粧直しは、保湿ミストを一吹きしてティッシュで押さえてから、崩れた部分に指の腹でファンデを少量だけ足す方法が、乾燥崩れには効きます。指の温度でファンデが柔らかくなり、乾いてしまった膜に馴染みやすくなるためです。パフで足すと厚塗りになりやすい場面でも、指を使うと薄く自然に補えます。

もうひとつ、乾燥崩れが強い方は、朝のスキンケアの水分と油分の順番と量を一度見直すことをおすすめします。化粧水を重ね付けするより、化粧水は1回、乳液を丁寧に、その後の待ち時間を守る方が、私の肌には合いました。水分ばかり増やすと表面のべたつきだけが残って、下地・ファンデを弾く原因になります。冷房が効いたオフィスに長時間いる日は、朝のクリームを気持ち多めに、日中は保湿ミストで水分を追加する運用が安定します。乾燥崩れは季節と環境で強さが変わるので、1週間単位で自分の肌の状態を見ながら微調整するのが現実的です。

下地対策:皮脂コントロール下地の選び方

混合肌でTゾーンの皮脂崩れが主原因の場合、皮脂コントロール下地をTゾーンだけに使う運用が、私は一番安定します。プチプラの選択肢としては、セザンヌの皮脂テカリ防止下地が入り口として使いやすいです。

この下地の主な特徴は次の5つです。

  • 皮脂吸着パウダー配合でテカリ・化粧崩れを防ぐ
  • ライトブルーの色補正で肌の赤みを目立ちにくく整える
  • ウォータープルーフ処方で汗や水に強い
  • アセチルヒアルロン酸Na配合で肌のうるおいを保つ
  • 無香料・無鉱物油・紫外線吸収剤不使用の低刺激設計

Tゾーンだけに薄く仕込む使い方が私の推奨です。頬まで全顔に使うと、部位によっては乾燥が気になる場合があります。混合肌のTゾーンの皮脂崩れが主原因の方は、この下地を薄く仕込むだけで、夕方までの持ちが変わる方が多いです。個人差があります。この下地は化粧品であり、医薬品ではありません。パッチテスト済みの下地でも、全ての人にアレルギーが起きないわけではありません。肌トラブル時は医師・薬剤師にご相談ください。

塗り方:量と道具の見直し

塗り方の直しどころは、量、パフの水分、置き方の3つです。

クッションのパフに取る量は、両頬・額・鼻・顎の5点に軽く置く分だけで十分です。私が長らくやっていた「顔全体に均一に伸ばす」ためにパフに多めに取る方法は、量が明らかに過剰でした。5点置きから、指の腹または別のパフで外側に薄く広げるだけで、カバー力は十分残ります。

パフの水分 パフを完全に乾いた状態で使うと、ファンデが厚塗りになりやすいです。保湿ミストを一吹きしてから使うか、パフ自体を洗って軽く湿らせて絞ったものを使うと、薄膜に仕上がります。混合肌の方は特にこの水分含ませが効きます。

置き方 「こする」のではなく「押し込む」が正解です。パフを肌に押し当てて、そのまま3秒くらい留めるようにして、少し場所をずらして、また押し込む。この置き方だけで、密着度が上がって崩れにくくなります。特に鼻の脇・小鼻の際・目の下といった皮脂と乾燥が同居しやすい部位ほど、こすらずに置くことが効きます。私は目の下は薬指の腹で軽く叩くように置いて、鼻の脇は小さいパフの角を使い分けています。道具を1つ増やすだけで、崩れの発生源になりやすい部位のコントロールがぐっと楽になります。

下地の乾く時間 最後にもうひとつ、意外と盲点なのが、下地を塗ってからクッションを乗せるまでの時間です。私の観察では、下地が肌に馴染む前にクッションを重ねると、下地の油分・水分とクッションの油分が中途半端に混ざり、時間が経ってから境目で崩れやすくなります。下地を塗ってから、目安として30秒〜1分、指の腹で触って肌にぺたっと吸い付く感じになってからクッションに進むと、日中の崩れが目に見えて減りました。朝の忙しい時間帯だと省略しがちですが、この待ち時間が塗り方の完成度を左右します。

マスク摩擦対策

ここまでの4つの対策で6〜8割の崩れは減るはずです。それでもマスクをつける日にだけ口周り・頬の下側が崩れる場合、追加でこの2つを試してください。

セッティングスプレー メイクの仕上げに、顔から30cmほど離してスプレー。液が乾くまで触らないのがポイントです。マスクに転写する量を減らす効果が体感できます。

粉物の追加 マスクが当たる範囲(口周り・頬の下側・顎)に、フィニッシュパウダーをもう一度薄く重ねます。これで摩擦への抵抗が増えて、マスクにファンデが付きにくくなります。粉を重ねすぎると粉浮きするので、パフに取って手の甲で余分を落としてから、押さえるように使ってください。

マスクなしの日にも同じ崩れ方をするなら、この対策の前に、皮脂・乾燥・下地・塗り方のどれかに主原因が残っている可能性があります。

よくある質問

Q. セッティングスプレーは本当に効きますか?

A. マスクをつける日には効果が体感できるという声が多いです。私も体感していますが、皮脂崩れが主原因の方は、スプレーだけでは解決しません。皮脂コントロール下地とパウダーで先にTゾーンを整えてから、仕上げにスプレーを使う順番で使うと効果が分かりやすいです。

Q. フィックス&フィックスとセッティングスプレー、どちらを買えばいいですか?

A. どちらもメイクの仕上げに使うスプレー系ですが、目的が少し違います。フィックス&フィックスはメイクの持ち全般を狙う設計、セッティングスプレー系はマスク摩擦や汗・皮脂への抵抗に振っている製品が多い、というのが私が使い比べた印象です。マスクを長時間つける日が多い方は、後者から試してみるのが個人的にはおすすめです。

Q. マスクをつけない日でも崩れます。どうすれば?

A. マスクなしで崩れるなら、原因は1〜4のどれかです。順番としては、まず1〜2日観察して、Tゾーンの皮脂か、頬の乾燥か、主原因を切り分けてください。切り分けたら、下地を主原因側に合わせる、塗り方の量と水分含ませを見直す、この2つを試すのが先です。マスク対策は最後です。

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